2015年下半期に読んだバンドデシネ(等)紹介 1/2

ty @te_igrec

昨日読んだ #バンドデシネ Lizano, Dauvillier, Salaedo "L'enfant cachée" 「隠された子供」。第二次大戦中、親ドイツ政権下のフランスを舞台にした作品。左胸の黄色い星、つまりそういう物語です pic.twitter.com/6m11xgmNii

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"L'enfant cachée" 突然差別される。仲間外れにされ、教育の機会を奪われ、告発と検挙の対象にさせられる、現実に起こった悲惨な歴史を、経験者が当時を振り返り子供の視点から語る物語です。 pic.twitter.com/6Xsw0hkBaA

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"L'enfant cachée" 児童向けで刺激的なシーンは少ないものの、民族差別の理不尽さと醜さには目を背けず描いています 悲劇的な歴史を扱いながら、現代に対するむやみな希望観も過剰な警鐘も投げかけないのが何より素晴らしい pic.twitter.com/U3oMPj0SZL

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今週読んだ #バンドデシネ Sowa, Soleilhac "Histoire de poireaux, de vélos, d'amour, et autres phénomènes…" 子供時代の懐かしい感覚を思いおこす小さな物語 pic.twitter.com/yQ5X8F2z0G

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"Histoire de poireaux…" おやつのドーナツが1人一個しかなくて隣の子の分が欲しくなっちゃうとか、自分のご飯が食べきれなくてやっぱり隣の子に残りを食べてもらう、とか。ああ小学生時代を思い出してしまう(悶死) pic.twitter.com/R4qLb6uznY

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"Histoire de poireaux…" 休日の市場を舞台に、それぞれ親の商売(農家、花屋など)を手伝う子供たちの1日のやりとりを描いた話です。好きな子に好意を上手く向けられなかった、とか小さい時分の懐かしい感覚を思い起こす pic.twitter.com/4IQ3VJrgzx

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"Histoire de poireaux..." これと言って大きな事件やメッセージ性は含まない、こぢんまりとしたお話です。たった1日の出来事に、違和感なく子供時代の思い出要素を無理なく多数含めて、キャラも全員立っている＆全員可愛い。シナリオが良いんだと思います

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"Histoire de poireaux…" (悶死) pic.twitter.com/Abh3Cp7lGk

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"Histoire de poireaux..." いたるところで画面全体が可愛い。全画面キュートネス。　絵も可愛ければ描かれているエピソード自体が可愛い。　可愛すぎて語彙が貧弱になるくらい可愛い。 こう言うのは絶対人前で読んじゃいかんですね！

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今日読んだ #バンドデシネ Grimaldi, Plenzke "Bran - Une histoire de l'île d'Errance" 亜人と精霊が住む島を舞台に、呪いをかけられた人間の王子が呪いを解く冒険に出る寓話風の物語 pic.twitter.com/3VetSSfHZw

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"Bran" 主人公の王子Branは功を焦って立ち入りを禁じられた森で狩りをし、人の言葉を話すカラス/カラスの鳴き声しかだせない人間にされる呪いをかけられてしまう、と始まる物語です pic.twitter.com/I7QXbQoJeP

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"Bran" Branと対をなすもう1人の主人公Machaは狐/人の二つの姿を持つ女性で、権威も地位もないけど癒し手としての力を買われて亜人/精霊達から絶大な信頼を寄せられている…と、名誉欲のせいで呪われた王子と対比的。寓話的ですね pic.twitter.com/gzvEi1UJOC

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"Bran" ややえろいので画像は貼りませんけども、動物/人の姿を行き来する都合上、どちらの主人公も物語上の必然性から すっ裸のシーンが頻繁に描写されます。苦手な人は注意だ。 僕もそういうのを期待していたわけではなかったのでちょっと驚きました

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"Bran" Branは呪いを解く手がかりを得るためMachaにまとわりつくのですが 自負心だけ強く余裕がない Branと、経験と自信に裏付けされたMachaのコンビは、萌えます このページは画面全体がかわいい。全画面キュートネス。 pic.twitter.com/Fej4JVbFde

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今日読んだ #バンドデシネ Bianco, Dalena "Ernest et Rebecca" T.1 児童向けBD。病気がちなRebeccaと、不思議な細菌Ernestの日常コメディを通じて病気・免疫・細菌感染等の話題を扱う内容 pic.twitter.com/b1qjaE5cQd

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"Ernest et Rebecca" 例えば外で怪我をすると破傷風に感染するかも、とか、病気に関する体内外の反応をわかりやすく・面白く描いています。これは以降の巻も読みたい。納得のアングレーム国際漫画祭受賞作 pic.twitter.com/6pWENRD1hO

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"Ernest et Rebecca" もう一つ、離婚しそうな両親の間で心を痛める子供、というテーマも含んでいます。やるせない。片親家庭の増加はフランスでも社会問題であるらしく、似たようなテーマを扱った児童向け作品がわりと多いですね pic.twitter.com/vz7XT7qk5R

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"Ernest et Rebecca"は2014年にアングレーム行ってきた時に企画展示を見て以来気になっていました。やっと読みはじめた togetter.com/li/626787 twitter.com/te_igrec/statu… twitter.com/te_igrec/statu…

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企画展示は色々あったものの、大きな扱いの展示のうち二つが子供向け・幼児向け作品の特集だった事になります。"Les Legendaires" と"Ernest et Rebecca"の二つ。#バンドデシネ　#アングレーム

2014-02-03 12:22:23

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例："Ernest et Rebecca"の企画展示。子供向けワークショップ会場に隣接して、アングレーム市博物館の一部を借りて開催されていました。　#バンドデシネ #アングレーム pic.twitter.com/otXExNbpYW

2014-02-04 22:36:50

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今日読んだ #バンドデシネ Bianco, Dalena "Ernest et Rebecca" T.2 病気がちな女の子Rebeccaと、不思議な細菌Ernestの日常を描いた児童向け漫画の2巻、離婚した親の間で悩む子供の話でもある pic.twitter.com/89vJxtgWkt

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"Ernest et Rebecca" 蕁麻疹や風邪など病気と、細菌等病原体の関係を描く漫画、てのは結構珍しいテーマのような気がします。この漫画がきっかけで将来医学を志すようになるフランス人児童が存在する可能性が…！？ pic.twitter.com/GcZbkWWjRI

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"Ernest et Rebecca" 主人公は病気がちなのに離婚した両親を仲直りさせたくて色々無茶な事をしてしまう子供、というちょっと気の毒なキャラクターでもあります。が、大人の都合を意に介さないやんちゃぶりは見ていて微笑ましい pic.twitter.com/shUZrmjBAT

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週末に読んだ #バンドデシネ L'Hermenier, Manboou "Les Malheurs de Sophie" 19世紀にLa Comtesse de Ségurによって書かれた童話を基にした、道徳的な内容の児童向け作品 pic.twitter.com/vqeuB19Avy

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"Les Malheurs de Sophie" 恵まれているけれど、やんちゃで怒りっぽく食い意地のはっている、と短所が多い女の子が主人公。言いつけを守らずに災難に遭う様を通して、他人への配慮や自制心を学ぶお話。女中さんが超苦労人… pic.twitter.com/AN00shmidT

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ty @te_igrec

"Les Malheurs de Sophie" 絵柄はMANGA的にされている一方、内容はこういう話よく見るよなぁと思いました。19世紀から現代まで読み継がれているらしい古典で類似した話はあるのでしょうが、そう言う問題ではなく、プリキュアもこんな感じだよねというダメな感想が