koss(古瀬学)が2015年に劇場で観た映画148本

manabu 'koss' kose @kossQ

『イミテーション・ゲーム／エニグマと天才数学者の秘密』@TOHO六本木。ちょっと昔のハリウッド映画的なサクサクとした食感が意外。暗号解読も1つの要素でしかなかったり。カンバーバッチのさすがの空気感を味わってそれで満足かなと思ってたら最後のキャプションで突然グッと来てしまった。

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『劇場版 シドニアの騎士』@バルト9。総集編だからこその、テンションコントロールの難しさも感じたが、2時間半を飽きさせず一気に魅せる良くできた総集編。いろんなところからサンプルしてきたいろんなフィーチャーの集大成って感じの世界観ではあるが、その世界観こそが魅力なんだな。

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『イントゥ・ザ・ウッズ』@新ピカ。オープニング曲では新しいメタストーリーの期待感を思いっ切り膨らませてしまうが、結局はどんな話なのかよく分からなかった。何度か意識を失いかけたのは超絶に疲れていたからだけではなかろう。

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『プリデスティネーション』@渋谷TOEI。キュッと引き締まったSF佳作。古典ではあるのだろうけど、面白いお話はいつまでも。はじめて知った四角い顔のサラ・スヌークはとても良いね。存在感の強さと細やかな演技と。彼女がいてこその映画だったな。

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『ジュピター』@IMAXとしまえん。世界観もキャラクターも話もVFXもどこかが独りよがりな印象。シンデレラ的おとぎ話風なのは、ラナ姐さんが完全体になってしまったからなのか。

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『暗殺教室』@新ピカ。お子様向け映画と位置付けるのはもったいない出来。中盤少しバラけてしまうものの、いろんな歯車が噛み合ってなかなかピリッとしております。次も作るでしょ。

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『翠星のガルガンティア めぐる航路、遥か 後編』@バルト9。蓋を開けてみれば次につなげるリエゾン的な位置づけでしかないからか、話は薄い。TVシリーズのファン向けとは言ってもこれで良いのかなあ。ファンの声をたどると割と満足度高そうだから良いのか…。

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『ストロボ・エッジ』@新ピカ。少女マンガには花火と修学旅行だね、と。話がところどころすっ飛ばされていた気がするのは置いといて、福士蒼汰くんにはこの手のぼそぼそイケメンばかりじゃなくて、ここらでそろそろ、あくどかったり、過激に動いたり、本気で面白い役をやって欲しい。

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『バードマン あるいは（無知がもたらす予期せぬ奇跡）』@109佐賀。感心したなあ。ワンカットっぽいけどそうじゃないカメラワークとか、緊張感あるけどやり過ぎな感アリなドラムソロとか。とても感心したけど、とても面白い類の映画ではない。割と普遍的な話ではあるよね。

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『ソロモンの偽証 後篇・裁判』@109佐賀。回答篇なので、どうしても一点に向けて進んじゃうものだろうけど、もちょっと驚きが欲しかったな。前篇が謎を散りばめただけじゃなく、子供たちの苦悩が生々しく詰め込まれていただけに残念。子供たちの熱演はそのままに予定調和の線路に乗せてしまった。

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『ワイルド・スピード SKY MISSION』@TOHO新宿!!! 車である合理性に言及するのは野暮という物だろう。割と端正だった前作に比べて、ドカドカ物量作戦。あちこちのつながりがおかしいのも今回はしょうがないかな。でもズルくて美しい締め方は体験しといた方が良い。

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『セッション』@TOHO新宿。音楽映画の形を借りた(緊張を強いられる)アトラクションムービーだってことに気づくわけなんだが、最後の最後で「あ、やっぱ音楽じゃん！」と思い知らされた。すげー楽しかった！思えば、僕はプログラミングをあんな風にして覚えさせられたんだったww

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『インヒアレント・ヴァイス』@UC豊洲。お話は僕の頭じゃまったく追えなかったんだが、私立探偵＆刑事のコンビのキャラになんとなく愛情を覚えたと言うことは、何かをなんとなく感じ取ることくらいは出来たのだろう。2時間半、割と苦行だったけどね。

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『寄生獣 完結編』@TOHO日本橋。引き続き原作からエピソードをいろいろ拾ってきっちりまとめたなあ、と言う印象。ただ、「遠い」と言うか、傍観しているような感覚がつきまとった。橋本愛はそれを崩してて良いんだなあ。

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『龍三と七人の子分たち』@109二子玉!! 北野武と言うよりビートたけしがTVでやってるようなコントを集めましたって感じに見えたけど、ご本人の意図はどうなんだろ。反応は悪くなかったので驚いた。

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『ジヌよさらば ～かむろば村へ～』@新ピカ。気の利いたコメディ洋画のような小気味よくてサクサク刺してくるギャグが気持ち良い。分ってるねー。松たか子の撮り方がエロいのも分ってるねー。

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『マジック・イン・ムーンライト』@丸ピカ。いつものウディ・アレン節ではあるけど、さっくり軽め。これはこれで。エマ・ストーン、調子上がって来てますな。

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『ハーツ・アンド・マインズ ベトナム戦争の真実』@新宿武蔵野館。40年前のドキュメンタリーが今でも鑑賞に耐えうると言うのは、現在の情勢との重ね合わせうんぬんももちろんあるが、エンタテイメントとしてうまく出来ているってことも大きいよな。はじめて観る衝撃的なフッテージはないよ。

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『フォーカス』@109二子玉。前半ふわふわして話が動かないのがアレだけれども、なかなかサックリと楽しい映画。何がホントでウソなのか行ったり来たりで翻弄されつつも、最後はうまく回収してくれたりね。ド下ネタをサックリ交えた会話をニコニコ聞く美女もまた良い。

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『海にかかる霧』@TOHO日本橋。アイドル使ってマイルドを装いながらも、汚い風景、殴る蹴る、とりあえずヤると言う韓国映画の真骨頂を見せつける。心に迫る、ものではないが、最後まで面白かった。ヒロインを撮るカメラ視線のリアルな生エロさは特筆すべき。

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『脳内ポイズンベリー』@109二子玉。いかにも漫画的な造りだが、振り切ってて面白かった。ハトコ可愛いな、あんな子どこから探して来るんだろ。問題があるとしたら、真木よう子が巨乳過ぎることだな。

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『ビリギャル』@バルト9。小学生でも解る美談の連続を無難にまとめましたよね。親の世代の方が感情移入するのかも。吉田羊が妙に美しかったのだが、あのお母さん、ちょっと怖いよね。

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『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』@TOHO六本木。もしかしてだけど、ひょっとしたら、画作りが美しかったなら、あるいは成立したかもしれんね。

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『シンデレラ』@新ピカ。誰でも知っているお話をクラシカルなまま映像化した勇気を称えたい！クラシックな雰囲気の中、おそらく新しい技術で作られたであろう舞踏会での、ドレスの青が美しかった！　んだども、誰の顔も覚えていないのだなあ。

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『真夜中のゆりかご』@TOHOシャンテ。デンマークからきたサックリサスペンス。こんなことも起きるだろうなあ、と地味だけどじっとりとした感触。