Sasaki Mitsuya氏とJohnsmith氏のまどか☆マギカ解釈(2)
言語学・文化人類学に造詣の深いSasaki氏によるまどか☆マギカ解釈にJohnsmith氏の解説も加わったまとめ。一年半ほど前にも同様のまとめを作りましたが、その続編的な感じです。
1回目に続き文化人類学的に読み解いた今回の解釈も面白かったです。
johnsmith
@johnsmith14
マミさんは本来の弱い自分を強くするために毒劇物級の甘さと正しさの砂糖菓子で魔法少女の世界というものを塗り固めてて、その世界観に取り込まれたことによる拒否反応でさやかは絶望したし、杏子はマミさんから離れていった。
2016-01-04 12:52:57
johnsmith
@johnsmith14
メガネほむらは割と最初からその虚飾に気づいてる節があるんだよな…そしてさやかほどバカじゃないから、あの世界では強くないと生きていけないことを悟ってる。
2016-01-04 13:00:02
johnsmith
@johnsmith14
だからワルプルギスの夜でその世界観を打ち砕かれるところを見ていたほむらはあの砂糖菓子の世界に唯一納得して魔法少女になったキャラクターだとも言えるし、だからこそほむらの敵は砂糖菓子で塗り固められた魔法少女という世界観ではなくインキュベーターそのものになりえたんだと思う。
2016-01-04 13:03:53
Mitchara
@Mitchara
本当はマミ世界に従っていないキャラも、視聴者はマミフィルターで見るから、終盤に全部明かされるまで彼女たちが実は何を見ているのか分からない。叙述トリックといっていいかどうかはわからないけど、それに類する何かです
2016-01-04 13:09:39
johnsmith
@johnsmith14
一回目の世界ってマミさんもワルプルギスの夜で死んでること考えると中途マミも死なずさやかも魔法少女にならず、そこまでの話って本当に三人で過ごした夢のような魔法少女の物語だったんだろうな、と思う。
2016-01-04 13:10:04
Mitchara
@Mitchara
親が死んで子供でいられなくなったマミ、心身の変化のけがらわしさに潔癖症をおこしたさやか、万能感からやんちゃして家族を崩壊させた杏子、思うところがあって大人になる門が閉ざされたほむら、思春期をすっとばして大人になったまどか
2016-02-14 23:51:31