カリニヒタ C89タッグ合同「かきかぞふ ふたりうしろかげ」感想まとめ
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サークル「カリニヒタ」さんの「かきかぞふ ふたりうしろかげ」読了。いやあ、良い合同でした。 Pumpkinさんの「If I Only Had A Heart If Only Had A Brain」、鈴奈庵のあの一コマを拾っててもう本当に嬉しくて。思わず心の中で平伏ものでした。
2015-12-31 15:26:34めるめるめさんの「その鈴に捧ぐミステリオ」には大いに創造力を刺激されました。刺激され過ぎて明後日の方向に妄想が進みましたがネタバレになるのでそれはまた別の機会に。とまれ、素敵な作品です。
2015-12-31 15:29:11めるめるめるめさんの「その鈴に捧ぐミステリオ」の感想、というか考察、でもなくて読んでて浮かんだ妄想のお話です。ネタバレ全開の上にかなり捻くれた読み方なのでふせったーの追記の方に書いときます。既読かつ気になった方のみ見てね。 fse.tw/0cPS1#all
2016-01-01 00:20:34タッグ合同、かぼちゃ先生の「If I Only Had A Heart If I Only Had A Brain」を読了しました。こいここは素晴らしい。なんというか、このふたりの関係はトムとジェリー的な感じで、宿敵なんだけどどちらも欠けちゃいけないんだなぁと。たまらない。
2016-01-02 07:40:00カリニヒタ [タッグ合同]読了1。Punpkin氏「If I only had a heart If I only had a brain」ちょっと事前情報見てなかったので、こころと雷鼓かな?と思ったけどこころとこいしだった。いえ付喪神の面々も勿論好きなのですけども(続
2016-01-03 13:39:33カリニヒタ [タッグ合同]読了2。付喪神の習性というか花映塚から持ってきてるようなテーマなんですけど、60年後の話なんですね。こういう過去の想起・回想というのはそれだけで調味料として美味しい。尤も60は十干十二支という点からどう取り繕っても周期的なイメージが出来ちゃう訳ですが(続
2016-01-03 13:40:13カリニヒタ [タッグ合同]読了3。ちょっと昔とか未来の話って出てくる人物が削ぎ落とせるから読む側も凄く楽なんだけど、その割に「わざわざ時飛ばした意味」みたいなのが薄くなってくる印象があるのだけど、それを付喪神(妖怪)のユニークな習性をテーブルに載せることで、時間の経過が際立つ(続
2016-01-03 13:40:27カリニヒタ [タッグ合同]読了4。そしてその時間経過と共に、薄れゆく記憶・願い・夢みたいなものが再発する訳ですが、「なくして思い出す」というのは本当に手垢のついた表現ではあるものの、それを付喪神という立場が身をもって実感するという構造、たまらないですね(続
2016-01-03 13:40:35カリニヒタ [タッグ合同]読了5。また思い悩む姿、というのも凄くいじらしい。なまじ多くの感情を知った上で、身に着けた上でも尚こころが分からない事が良い。気付いたけど本作は「モノ」を使う人物に溢れてますね。そして変化を身体そのものに感じるキャラが多い。こういうのが分かると嬉しい(続
2016-01-03 13:41:03カリニヒタ [タッグ合同]読了6。結局の主題、というかテーマというか。例え何かを失っても、それこそ「亡失」の感情になっても、そのイデオロギーさえ亡くさなければ、「タッグ」は形成されるんだなぁ、という素晴らしい引き。
2016-01-03 13:41:11カリニヒタ [タッグ合同]読了7。更に言うのであれば、「喜怒哀楽」の流れが周期的に訪れる、と作中で明言されているのであれば、やはりそれは繰り返されるべきなんだ。駆けだしていくこころの姿には、悪い未来も良い未来も抱き合わせで巡り巡るのだなぁ、というある種の確信がある
2016-01-03 13:41:25カリニヒタ[タッグ合同]読了8。こういうこと言うとこいここ勢に殺されるけど、こいしが旧希望の面を返そうとしないのは紛れもない事実(?)で、そこに少なからず憤りを感じ、どうもこころ的にはこいしは許せないのでは?と思ってたんですが。その実ここではそうだった、良かった共通認識あった(終
2016-01-03 13:41:35@hagiri 全然関係ないけど、オズの魔法使いPackedは流行ってんの?なんか最近ちょいちょい見てる気がする。あと関係ないけど二次のさとり様めっちゃ本書いてる。そりゃ縁起にも載るわってぐらい書いてる。
2016-01-03 13:41:52カリニヒタ[タッグ合同]読了9。めるめるめるめ氏(@namanie1)「その鈴に捧ぐミステリオ」よくあるタイプのWhy done itと言ってしまうと痛い目を見るタイプの話。というのも、非常に謎自体は明解であり、解決編の前に(あわよくば問題整理前に)解答の検討がついてしまう(続
2016-01-03 14:29:59カリニヒタ[タッグ合同]読了10。だがそこで満足してしまうと本当に痛い目を見る。この作品においてホワイダニットには二重構造が見られ、「物語が終わるまで真に物語は終わらない」というある種当然の話なのだけれども、それを再認識させられてしまう。一つ解いただけで調子に乗ってはいけない(続
2016-01-03 14:30:10カリニヒタ[タッグ合同]読了11。(物語の運びとしての)本質は小鈴と阿求のタッグなのは当然なのだけれども、真意のタッグは別にあるよね、なんてね。タッグ、という言葉の多様性と、特徴的な色使いがエッセンスとして本当に光っている(続
2016-01-03 14:30:17カリニヒタ[タッグ合同]読了12。本の全体を通してみると「タッグ」というからには必ず二人以上出てくるのだけれども、その二人の関係というのはまさに多種多様。ただの文字で「二人」と言ってもその内面はどうなのかって全然分かんなくて(続
2016-01-03 14:30:27カリニヒタ[タッグ合同]読了13。それがS.D.氏の「故に二人の鳥獣伎楽」では、舞台とその裏では思ってる事違うんだよというか、いや思いの根底は一緒なんだけど、妙な変質を遂げてしまったというか。でも、ただ跳ね返すだけの存在が何かを想うというだけでそれは既に自我の発現なのでは?(続
2016-01-03 14:30:33カリニヒタ[タッグ合同]読了14。それでもそこには気付けない響子が酷く悲しく、とてもアンバランスな組み合わせである。羨望が好意に変わるか嫌悪に変わるかなんて本当にさじ加減の問題で、終盤は「あぁ…」と心が崩れそうになった(続
2016-01-03 14:30:40カリニヒタ[タッグ合同]読了15。歪んでると主観からは単純に言えてしまうのだろうけど、それがお互い一番良い立ち位置なんだなぁ、なんて考えてしまって余計に変な百合をこじらせてしまった(続
2016-01-03 14:30:46カリニヒタ[タッグ合同]読了16。ちょっと俯瞰で見てみると、白衣氏(@WcoatBtea)の「キューミュロニムバスヘルレイザーズ」は、本当に肩を並べるタイプのタッグで、如何にもアドベンチャー感溢れていて(白衣先生なにやってらっしゃるんですかとニヤニヤしながら読んだりしたけど)(続
2016-01-03 14:30:52カリニヒタ[タッグ合同]読了17。対照的に、ある種交わりそうになく凹凸がはまりそうにない華扇と阿求が一緒で、妙な不思議感が詰まっている(と同時に点在している)百円玉氏(@hyakuendama)「ガラス鉢中の幻想郷」は優しく暖かな側面を持ちながらも少し悲しい都市伝説だったり(続
2016-01-03 14:30:58カリニヒタ[タッグ合同]読了18。キャラの組み合わせとしてのタッグと、薄汚れた硝子、という対極の要素を同時に持つことで生まれるギャップが幻想郷に見事に包まれてる。モチーフが壊れやすいガラスというのもスパイス&イミテーションとしてすげー効いてる感じある。
2016-01-03 14:31:11