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火山の内部状態がわかっても噴火予知はできない。

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早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山内部状態、模式図に 気象庁が観測基に表示、17年夏運用目標 shinmai.co.jp/news/20160106/… そもそもこういうことができると信じているところが、きわめて危うい。いまの気象庁にこの国の火山監視は任せられない。 pic.twitter.com/saNpUgHmsF

2016-01-06 19:52:54
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火山内部状態、模式図に 気象庁が観測基に表示、17年夏運用目標

 気象庁は2016年度、火山性地震や地殻変動などの観測データを統合的に解析し、山体内部の状態が視覚的に分かるように表示して公開する新たな火山監視システムの構築に着手する。14年9月の御嶽山噴火災害を受けた火山対策見直しの一環。データを個別に数値やグラフで示すだけでなく、専門知識のない登山者や自治体職員らが火山活動を理解しやすいようにし、火山防災に役立てる。17年夏の運用開始を目指している。

 気象庁は現在、東京、札幌、仙台、福岡にある火山監視・情報センターで全国の活火山を監視。地震計で捉えた火山性の地震や微動、傾斜計による地殻変動など、噴火につながる恐れのある観測データを同庁のサイトなどで発表している。だが、火山が現在どのような状態にあるのか、示されたデータを読み解いて理解するのは専門知識がなければ難しい。

 新たなシステムは、各種観測データを統合して解析し、データベースに蓄積した過去の噴火の経験を参考に、山体内部の状態を模式図=イメージ図=で表現する。模式図は火山活動の進行に合わせて随時、更新。入山規制を判断する地元自治体のほか、地域住民や登山者らへの情報発信に役立てる。

 ただ、模式図を描くには、過去の噴火事例のデータ蓄積が豊富で観測体制も整っていることが必要。現時点では、浅間山(長野・群馬県境)、桜島(鹿児島県)など少数に限られるとみられる。同庁地震火山部管理課も「導入当初から全火山で内部の様子を描ける状態にはならない」とする。このため、まずは研究が進んでいる一部の火山から始め、適用対象を徐々に広げていきたいとしている。

 同庁は16年度予算案に、火山監視システムの更新費用として1億9800万円を計上した。

(1月6日)信濃毎日新聞

月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

気象庁しょうもないことを…こんなことが1年かそこらでできれば誰も苦労せんわ。shinmai.co.jp/news/20160106/…

2016-01-06 19:53:09
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

予算のためならどんな甘言もするのか

2016-01-06 19:54:52
早川由紀夫 @HayakawaYukio

「山体内部の状態が視覚的に分かるように表示」できれば火山の防災ができるとほんとうに信じているのだろうか。予算と人員獲得のための方便として打ち上げているのなら、まだ救いようがあるのだが。

2016-01-06 19:55:54
早川由紀夫 @HayakawaYukio

火山の噴火予知はできない。浅間山1783年1490人も、御嶽山2014年63人も、きわめて稀な災害だった。どちらも、それ以外に聞いたことない事例だ。そういう稀な災害が火山では起こる。そういう稀な噴火こそが大被害をもたらす。つまり、火山の大災害は予知できないということだ。

2016-01-06 19:58:29
早川由紀夫 @HayakawaYukio

噴火予知に精力を注ぐのはもうやめたほうがよい。始まった噴火を迅速的確に把握できるシステムを構築する方向に進むべきだ。

2016-01-06 19:59:51
月野うさはかせ Prof.Lièvre @usa_hakase

論文の最後によくつける「地下の想像図」とどこが違うの? で、それをどうやって噴火警戒レベルに結びつけるの? 想像と違ったらどうするの? 今までもあれこれやってきたことと思うけど、どう違うの?

2016-01-06 20:03:30
F.IKGM🌏イケガミ・ジオリサーチ @geoign

信毎に出ているあれは、予算案の時に既にあんな図が出ていたし、まあつまるところお金目当てのブラフでしょう・・・

2016-01-06 20:16:28
ISHIBASHIH @1484h

火山内部状態、模式図に 気象庁が観測基に表示、17年夏運用目標(信毎Web)shinmai.co.jp/news/20160106/… 図に違和感アリアリ(なのは僕だけ?)

2016-01-06 21:09:41