- entry_yahhoo
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概要
題して「新春小話書初め大会」 ルール 1:参加者はまずお題として艦娘を一人提示します 2:他人が提示したお題を選びます 3:そのお題で1~3tweet程の小話を書きます。
2016-01-07 23:38:22Q&A Q:お題を選ぶのに制限は? A:自分のでなければありません。複数選択可能です。一つの話で複数のお題をこのすのも、お題ごとに複数の小話を書いてもいい。 Q:タグとかはありますか? A:識別しやすくするために #1スト を文末に入れましょう。
2016-01-07 23:41:39お題一覧
◇新春小話書初め大会◇ 仮面ガンナーからのお題:漣、天龍、仮面ガンナー(扱いは提督かつ戦艦であるため) #1スト 面白そうだ……
2016-01-07 23:49:50小話一覧
「リベでいいよ。提督さん、よろしくね!」褐色肌の童女がそう名乗ったとき、周囲の空気が一変した。屈強な男達が揃って一人の男を見た。「リベ」「リベだと」「もしや」「…何かな」視線を集めた札付きの男は問いただす。皆口を揃え言った。「「「お前の隠し子か」」」「ちげぇよ!?」 #1スト
2016-01-08 21:48:51「葛葵提督、これでうちの書類は全てです。確認をお願いします」 執務机の端に積み上がった書面の山を見て葛葵は大きくため息をつく。 それらの束を持ち込んだのは咆哮艦隊筆頭、同艦隊をまとめあげる大淀。 大淀は葛葵とは対照的に笑顔を作り出す。 「あのねぇ…他人事だと思って」#1スト
2016-01-08 21:53:25咆哮艦隊においての書類の数は他に比べ圧倒的。 報告書であったり請求書、要望書などが積み上げられ、葛葵は思わず悪態をついた。 「いつも助かっている、とあの人も言っています。…そして今回はタダではありませんよ」 「ほう…?」 「うちの提督から…お年玉です」#1スト
2016-01-08 21:53:41いつもならばこの類の話題を巧みに避け、退散してしまう大淀だが今日は何か贈り物があるという。 あの男→(▼д▼)がそういった配慮を回すとは珍しい。 少しばかり期待をする葛葵に大淀は一枚の紙を差し出した。 「…?何これ。チケット?」 「銀の山菜引換…」 「…いらない」#1スト
2016-01-08 21:53:59海上を航行する仮面ガンナー。その背には遠距離砲撃と高速長距離飛行の機能を両立させたFGW、フソウフォートレス。そのジェットエンジンで海面ギリギリをキィィィンという音とともに翔ける。そして仮面ガンナーはそのスピードを少し下げ、それと同時にビクトリーアナライザーを取り出す。 #1スト
2016-01-08 22:02:46「そういえば…VR鎮守府の中には…あまり使用したことがない機能も多いな……」ライザーに表示されたメニューの中から、あまり覚えのない機能を選択してみる仮面ガンナー。「アイテム屋は…オフラインになっているようだな……ピンクの髪の艦娘を模した制御用AIが機能しているだけか…」 #1スト
2016-01-08 22:08:56「そしてこれは…任務…?」任務と書かれた部分をタッチする仮面ガンナー。すると覚えのない任務の一覧が表示される。そして同時にここの制御用AIらしき声が聞こえた。『お疲れ様です。』その声には聞き覚えがあった。「…このAIのモデル…提督んとこの嫁さんの同型艦か…?」 #1スト
2016-01-08 22:18:50西方海域アンズ環礁。かつてはこの地で大規模な戦闘があったが…今はその鳴りを潜め一時的な平穏を取り戻していた。 そこにおいて…二発、三発、と銃声が鳴り響く。 「精が出るじゃねぇか。訓練か?」 隻眼に黒の制服を着る「天龍」と呼ばれる娘はその銃声を響かせる主に声をかけた。#1スト
2016-01-08 22:48:31手持ちのUSPのマガジンを交換しながらその主は天龍へと目をやった。 「たまには…いいと思ってな…」 男の名は仮面ガンナー。自称:提督であり鎮守府であり戦艦、という異色の者。 この地を根城とする異邦人である。 「でもよぉ…あんな岩を撃ってて訓練になんのか?」#1スト
2016-01-08 22:48:59天龍が視線を向ける先には銃痕がいくつも残る小さな岩がある。 動かない的を撃って訓練になるものかとからかう天龍に仮面の銃士は答えた。 「ウミネコでも撃とうかと…思ったんだがな…」 「アンタが生き物を大切にするタマか?」 「いや…セーブが出来なくなる…」 「何の話だ」#1スト
2016-01-08 22:49:35