恐竜王×真城

世紀末覇王Dahaka @KoDDahaka

ホモ部屋に泊まった真城が目を覚まし 「昨日はすりつりさんにしこたま飲まされたからなぁ…。」 そう一人つぶやきながら起き上がろうとして違和感に気付く。 手足を持ち上げようとしてもベッドの軋む音がするのみで持ち上がらず。 ここでようやく真城は自分が拘束されていることに気がついた。

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慌ててあやふやな記憶を思い返してみるも全く心当たりはない。 「誰かいないの！？」 部屋内にむなしくこだまする叫び声。 それと同時にガチャリと鍵の開く音と鉄扉が開く音がする。 真城は自由の効く首だけでそちらを見やるとどうやら人が立っているようだ。

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暗闇に慣れた真城の眼には逆光を背負ったその人物まではわからなかった。 「真城くんようやく起きたの。」 聞き慣れた声だ。 「すりつりさん…?」 真城はにわかには信じられないと言った口調で尋ねる。 「ここはどこなんです?なぜぼくはこんなことに？」

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「ましろくんあさない?ここはホモ部屋だよ?」 嘲笑の籠もった返答が来る。 ホモ部屋、すりつりがニコ生で付けた適当なタイトルだと思っていた。 「そうだ、ぼくはホモだ。」 すりつりの衝撃的な告白が真城を襲う。

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「すりつりさんがホモ…?」 愕然とする真城にすりつりはさらに衝撃の事実を伝える。 「じゃっくん、りおんはもう抱いた。後はましろくんだけだ。」 そう言いながらすりつりは真城の側に歩み寄り腹部をかるくさすった。 真城はぞっとするような感覚を覚えながら絞り出すようにこう言った。