刀艦乱夢　へしさに劇場パロ

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恐る恐る晒す昨日突発的に思いついた刀艦乱舞世界観前提の刀さに(へしさに)で舞姫パロ。会社帰りに劇場にやってくる長谷部さん、小さな女優のさにちゃん、二枚目俳優の燭台切と支配人の鶴丸さんとか pic.twitter.com/9Go9gOp6sk

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@sirataki07 那珂ちゃんは歌劇のベテランで、加州くんは女役男役どちらもこなす役者さんで宗三さんもこれまた二枚目さん。あとバレエも上手。で、ダンス指導がくりちゃん。裏方で照明いじってるのが神通さん。

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金曜の夜の公演にだけやってくるスーツを着た勤め人の長谷部さん。もちろん支配人の鶴丸さんや俳優の燭台切とはすでに知り合いの中なんだけど新人女優のさにちゃんが気になっていつしかさにちゃんの楽屋には藤の花が毎週届くとかそんな。

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加州は実はスラムの生まれで、綺麗な格好や歌を歌ったりするのが好きで鶴丸に頼み込んで男優になってて、那珂ちゃんはいつかブロードウェイで演じたくって仕方ないし神通さんはいつか自分の劇場を持ちたい。宗三さんはたぶんスカウト。ただ、自分のお芝居で兄弟が喜んでくれたからやる。

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男優枠ならあと兼さんとかかなー。燭台切とはまた違ったカッコよさを見せてくれたり、日舞の師匠(歌仙)や剣舞の師匠(長曽根)に就いていたから激しい動きがとても上手い。

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サクラ大戦見てて思いつきました。

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さにちゃんはさにちゃんで、舞台にいる時は堂々としてるんだけど降りると一気に恥ずかしがり屋になってて、観客の長谷部さんとは楽屋に届けられるお花とチケットを通して渡される手紙でやり取りしてる。

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楽屋にお弁当届けに来る小夜ちゃん、やっとこさ公演にやってこれた川内姉さん、時々劇場を手伝ってくれる隣の国広三兄弟(たぶんお店やってる)、舞台袖で救急箱抱えてにんまり稽古を見てる薬研医師、差し入れを稽古中に持ってきてくれる安定…

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さにちゃんと燭台切が共演する事になるのがたぶん長谷部さんのきっかけ。でも二人とも身長差激しいから、バレエを踊るシーンでさにちゃん足が引っかかってコケまくって燭台切さんに何回も謝ってる。その稽古の様子をふとした時に聞いてさらに興味を持つ長谷部さん。

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@sirataki07 ちなみに演出指導の鶴丸さんもくりちゃんも何も言わず稽古を見ててくれる。ただ、少しでも動きが乱れ始めると強制的に休憩をいれる。

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乱ちゃんとか暁あたりが公演を前席で見てお目目輝かせてるんだろうなー。 「ボクもあんな風に踊ってみたい！」 「暁もあのドレス着てみたい！」

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「三冬(さにちゃん)さんへ 以前の公演、とても素敵でした。綺麗な歌声、軽やかな踊りに目を奪われたものです。今度の公演は主演とお聞きしました。どうぞ、体にお気を付けて頑張ってください。 長谷部」 とかそんな内容が書かれた手紙がスミレとか桔梗の花と楽屋に届けられる。

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劇場パロ、ラスカるさんからいいね頂いたので調子にのって吐き出しました

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「長谷部さんへ 素敵なお花とお手紙ありがとうございました。脇役ではありましたが、苦戦した役柄でしたので楽しんで頂けたのならとても光栄です。今度は初の主演です。今からとても緊張しています。長谷部さんも体にお気を付けてくださいね。今度の公演でお会いしましょう。 三冬」とかね。

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会社員長谷部さんにとって、金曜は(劇場に持っていくためのお花を選ぶ)花の金曜

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男優宗三さんはぶつくさ言いながらも何だかんだで練習とか稽古とか最後まで付き合ってくれる

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二枚目男優燭台切さんの楽屋には連日連夜公演なくとも有りとも、たくさんの差し入れや花束が届く。本人としては、舞台の方にしか興味ないので殆どのものが裏方さんへの差し入れか女子組の差し入れ。加州には「嫌味かよー！」と時々言われる。ただ、舞台仲間に差し入れの場合一緒に食べてる。

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加州の楽屋には可愛いマカロンとかがたくさん届くんだろうね。那珂ちゃんのところには羊羹がたくさん届く。でもやはり食べきれないので、舞台仲間と食べる。三冬さんの元には可愛い文字の小さな手紙と藤色の封筒の手紙とスミレの花束。

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川内お姉さんは海軍で働いているから滅多に公演に来ることが出来ない。本土に来てもだいたいは夜番なので、公演時間にも間に合わない。ただし、那珂ちゃんが主演の時は千秋楽ギリギリにやってくる。たくさん羊羹持ってきてね。

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お弁当を届けに来る小夜ちゃんだけど、時々江雪兄さんも来る。弁護事務所の仕事が忙しいので滅多にないけれど、小夜ちゃんと柿をたくさん持ってくる。 「和睦は、大事です。お腹がすいていたらイライラして和睦できません…。」

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女優や男優のドラマもあるなら、観客のドラマもあるわけで。一期お兄さんが仕事で忙しいとき、鳴狐叔父さんが乱ちゃんたちを劇場に連れていく。乱ちゃんは、かっこいい男優さんと共に軽やかに踊る女優さんたちを見るのが一等好きで、帰ってきた一期お兄さんに目をキラキラさせて話す。

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学校に通う暁は、かつて1度だけ阿武隈さんに連れていってもらった劇場が忘れられないのである。自分も1人前のレディになって、あんな風にドレスを着て歌ったり踊ったりしたい！ただ、その道は険しいものでこっそりお部屋で頭に本を乗せて歩いていた。

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劇場の隣にはちょっとした飯屋がある。国広三兄弟のやるお店。３人とも力があるので、時折劇場の手伝いに来てもらったり時にあちら側から差し入れをしてもらう事もあるようだ。(三男の堀川が和泉のファンであるのもあるけど)支配人の鶴丸は次男の山姥切をスカウトしたくて仕方ないようだ…

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@sirataki07 照明担当の神通にも限界はある。背が届かなかったりする場面が多い。そんなとき、隣の国広三兄弟の長男の山伏は笑顔で手伝ってくれる。そして舞台を満足そうに見て帰っていく。彼の作るおにぎりは美味しくてとっても大きい。

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ある日三冬の楽屋にいつもの花束と見慣れない箱があった。箱の中は藤色のロングドレスとハイヒール。主演の役の衣装にも負けぬ美しいものだった。千秋楽はちょうど金曜日、隣にいたメイク担当の次郎太刀と蒼龍がにんまりした。