1月16日　三笠の昔話

戦艦だった三笠 @senkan_mikasa

今日は、初代連合艦隊司令長官・伊東祐亨元帥の命日です。 尊敬すべき提督はたくさんいらっしゃいますが、やっぱり初代は初代、提督の中の提督と呼ぶに相応しい御方でありました。

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んん　冒頭の一言でこんなにりついーとを頂くのは初めてですね・・・さすが伊東元帥。 さて、いろいろエピソードは尽きないのですが、特に印象的なものをご紹介いたしましょう。

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黄海海戦（9月17日）では、伊東提督以下司令部座乗の旗艦・松島ちゃんが緒戦で鎮遠ちゃんの30cm砲の直撃を受け大破。舷側砲の要員30名あまりが戦死しました。 この時の「勇敢なる水兵」三浦三等水兵の逸話は有名ですが・・・・ #三笠の昔話

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この時、伊東提督もまた被弾箇所へ急行。駆けつけた提督の姿に傷ついた水兵が「長官、ご無事でありましたか」と問い、伊東提督が「このとおり無事だ」と足踏みをしてみせると、「長官さえ無事なら我々は勝てる、万歳・・・」と安堵の笑みを浮かべ息絶えたのだそうです。 #三笠の昔話

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水兵たちの信頼と願いを裏切ることなく、巡洋艦中心の連合艦隊は火力で圧倒的に勝る清国北洋艦隊を撃破、戦術的勝利Cをもぎとりました。 #三笠の昔話

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黄海海戦は近距離の殴り合いであり、被弾すればたちまち大被害となることから、砲兵たちの恐怖は凄まじいものだったと思いますが、伊東提督以下団結力で勝る連合艦隊は最後まで徹底的に戦いぬき、この勝利を手にいれたのです。 #三笠の昔話

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長官から一水兵にいたるまで固い絆で結ばれた連合艦隊。 まだそれほど大きな組織ではなかったこともあろうかとは思いますが、やはり伊東提督の器が推し量れる逸話かと思います。 #三笠の昔話

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北洋水師の降伏を受け入れる伊東提督(中央)。その振舞いは世界に賞賛されました。 upload.wikimedia.org/wikipedia/comm… pic.twitter.com/9skH4AgJOL

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今日は、米海軍大元帥ジョージ・デューイ提督の命日(1917)です。 海軍大元帥(六つ星元帥)は、現時点で米海軍の最高位。米西戦争の戦功を認められての親補でした。 #三笠の昔話

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そもそも米国は英国と違い｢元帥｣は議会の決議で臨時もしくは法律で作られ、制定した時期やその内容、外国の階級との相関関係に基づいて上下がつくので、海軍元帥であるニミッツ提督より偉大なのか？というと、なかなか一概に言えないところがあったりします。 #三笠の昔話

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さて、デューイ提督。 南北戦争にも従軍歴がある古株の提督で、巡洋艦メイン爆発事件に端を発する米西戦争ではマニラ湾海戦で西海軍を一方的に殲滅して完勝Sを飾り、比島一帯は西国の支配から米国の支配へと替わるキッカケを作りました。 #三笠の昔話

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海戦開始の際、デューイ提督は｢準備出来次第砲撃していいぞ、グリッドレイ艦長｣(You may fire when ready, Gridley.)と命令したと言われ、この文句は海戦を象徴する名文句として後世伝えられることになりました。 #三笠の昔話

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大出世した軍人の常として政界入り、すなわち大統領への立候補も打診されましたが、本人はこれを固辞して終生軍務に留まりました。 デューイ提督の名前を冠した艦としては、ミッドウェーやソロモンの戦いに参加した駆逐艦デューイ DD-349があります。 #三笠の昔話

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こちらはマニラ湾海戦で指揮を執るデューイ提督。 upload.wikimedia.org/wikipedia/comm… pic.twitter.com/QmaBkbHOI5

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