吹雪、着任しました！（某温泉泊地）

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

「はじめまして、吹雪です！よろしくお願いいたします！」 この時期に新人が来ることとなったが、なんと吹雪である。 早速、特型駆逐艦が来たということで皆が大騒ぎをする（ふりをする）。 （そもそも白雪が最初に、つづいて初雪・深雪。すでに特I型駆逐艦の特性は熟知されている。）

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

私に挨拶をした後に、司令室の外で最初に話しかけたのはもちろん睦月である。 早速聞き耳を立てる。 「初めまして、吹雪です………」 「おい、煙草くれよ」 おかしい、最初の台詞と違うではないか。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

睦月「てぇぇい、褒章で金の菊の紋章入りの、睦月が手に入れられる最高級品だったのに！！」 夕立「欲しがりません、勝つまでは」 睦月「夕立ちゃんは時雨にわけてもらってるのに！！」 吹雪「あの、睦月ちゃん、私はまだ未成年だからもらえてないの………」 睦月「マジかよ！？」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

睦月「おい、煙草くれよ」夕立「ダメだ！」吹雪「あの………睦月ちゃん………」 夕立「睦月ちゃんは恩賜の煙草と支給品の煙草を任務中に落として、今月一本も吸えないっぽい。」 睦月「夕立ちゃんは煙草を天龍さんにあげちゃって甘味券に変えちゃったのね。」 夕立「新兵からかつあげはダメだよ？」

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

夕立は問題行動が多い艦娘であるが、睦月もたいがいである。 が、残念ながら、これが地方の艦娘基地で、よくある会話である。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

立ち聞きしたが早速ろくでもない会話であった。 なお、艦娘はさも生娘のような外見をしているのだが、実際には18歳、訓練開始が16歳からとなっており、更には27歳で曹補を受けて、適性があり艦娘となるものがいるので、現実に「娘」といえるものは少数である。

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

聞けば吹雪を初期艦にしていない泊地などで、吹雪が来たときの恒例行事であるという。 昔の活劇を題材とした一種の新兵いじりが多くの艦娘基地での恒例行事であるが、吹雪はこの形式で行われる。 まあ、田舎ではこう、ろくでもない会話ばかりであるが………

筆寫近衞（きんえい） @CurseJewelDemon

参考：三人の年齢：睦月25歳、夕立28歳、吹雪18歳