道徳のマジシャンの話~成田良悟さんの回答~

「バッカーノ!」、「デュラララ!」の作者である成田良悟氏が、道徳の授業で扱われたマジシャンの話を聞いた。さて、マジシャンの選択とは・・・!!
2
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

授業参観で道徳の授業を見てきました。 大劇場の出演を夢見る売れないマジシャンが、お父さんが亡くなった寂しそうな男の子に手品を見せて喜ばれる。 「また明日きっと、きっと会いに来てくれる?」 「ああ」 約束したマジシャンが家に帰ると親しい友達から電話。 大劇場で欠員。明日公演を頼む

2011-01-26 15:34:16
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

その時、皆ならどうしますか? という授業だったのよ。 めいめいに作文させて、発表して……。 子供たちも真面目に考えてたしおれもすっごい考えたよー。 もうその時ゃ、自分の子供のことはアタマにゃなかったね。(笑)

2011-01-26 15:38:25
藤田和日郎 @Ufujitakazuhiro

その授業では、誠実さ、真面目であること、そしてそういう生き方をするために迷うコトが正しいんだよ、ということを考えさせるコトが目的とされてたんだけど、実になりました。 おれ、先生のひざに取りすがって泣きそうになったもん。 「先生!おれ、どうすりゃイイか、わかんねーよう。」

2011-01-26 15:43:37
成田良悟@色々執筆中 @ryohgo_narita

マジシャン「俺は金目当てで手品をやってるわけじゃない」 友人「そうか、残念だ」 マジシャン「だから、金はいらない」 友人「?」 マジシャン「俺のギャラは、その舞台の当日券のチケットだ。満席なら、お前が座る筈の関係者席でもいい。穴をあけるよりはマシだろ?」 >道徳の手品師の話

2011-01-26 17:58:31
成田良悟@色々執筆中 @ryohgo_narita

すぐに重要な二つの選択肢から逃げて第三の選択肢を探すのは昔からの癖。

2011-01-26 18:08:58
成田良悟@色々執筆中 @ryohgo_narita

今レスを頂いて気付いたんですけど、「お父さんを亡くした少年」じゃなくて「病気で外にでれない少年」だったらこの手口は使えないんだなあと気付く。いや手口っていうとなんか詐欺みたいですが。

2011-01-26 18:10:37
成田良悟@色々執筆中 @ryohgo_narita

そんな話を今チャットで友達にしたら、「簡単さ。その子を寝てるベッドごと盗んで劇場に運び、人体切断マジックをやればいい!」と返ってきた。その発想は無かった。ていうか「盗んで」って……マジシャン=怪盗キッドのイメージなのか。

2011-01-26 18:14:29
東出祐一郎 @Higashide_Yu

夢を取るか、情を取るかの二択。第三の選択肢を産み出す人間は、主人公か悪役のどちらかになるしかないのだ。……と、成田さんと藤田先生のツイートを見て思った。

2011-01-26 18:16:59
成田良悟@色々執筆中 @ryohgo_narita

@Higashide_Yu  『朝早く子供を叩き起こして、手品を見せてから劇場にいけば……』と一瞬考えた自分の頭が世知辛いです。 ところで、ピラニア3Dってもう日本でやってるんですか……!?

2011-01-26 18:45:43