【メディア芸術祭】アート部門大賞受賞者トーク CHUNG Waiching Bryan[実況]
- misonikomioden
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中ザワ「しかしテキストそのものを額装して出すことはそれらではなかったのではないか。 結果をともなわずソースコードのみをオールドメディアのように出す、また自分の人生と重ねるなど、人間臭い話が違いとなっている。
2016-02-05 19:22:23CHUNG「プログラムテキストを額装し、アート作品として展開すること、それは他に知らない。 プログラミング言語としてオンラインで展開する人たちもいるがそれを私は追求しない。
2016-02-05 19:26:32CHUNG「なぜ作品にコメント(注釈)ないのか?と質問されたことあるが、そうすると中国語になってしまい、もとのソースコードでなくなってしまう。 可能な限り純粋コード、ミニマリズムを追求した。 文字数が多くなら無いよう最小限に抑え額装をした
2016-02-05 19:26:57CHUNG「コードはチェックを受けてるが、コンパイラ、つまりコンピューターでチェックしてる。BASICなどを使ったがそれを走らせ実行できた。 展示では作品の後ろにそれを実行している状況がわかるように展示もしている。
2016-02-05 19:29:37質問「コンパイラがコードの証なのか? CHUNG「コンパイラはチェックのみならず完全なコードか実行している。自己完結しているともいえる。しかし重要なのはコードを描き額装するだけでなく確実に「グレーの50階調」が実行されているか、それも重要だ。
2016-02-05 19:31:33中ザワ「ソースとその実行、2月10日から僕が「ソースと実行」という展示を行うのだが、ソースのようが実行より優位である、そのように私は考えている。ルイットの指示書が作品であると私は考える。つまりイデア論のイデア優位主義だが、そのような事に関するCHUNG氏の決意はどうか?
2016-02-05 19:33:27CHUNG「決意、というより私の考えだが、ひとつは創造的思考ともう一つは実現。譜面であればアーティストは作曲行為でそれが生まれ、演奏家がそれを演奏するが彼らもアーティストだ。作曲、演奏、そして表現を変える指揮者、指揮者もアーティストだ。スキルや職人芸、解釈を加える、ということ
2016-02-05 19:37:44CHUNG「リュイっとでいえば、アシスタントが異なれば作品が変わる可能性がある。同じソースコードを使っても古いパソコンでは処理は遅くスーパーコンピューターでは早いともいえる。
2016-02-05 19:39:09中ザワ「ソラブジという作曲家が、演奏者ことなど考えず作曲せよと言う。またアイブズがピアニストに指が10本しかないのは作曲家の責任か、と言う。彼らはパーフォーマンスに対する作曲優位主義を唱えている。
2016-02-05 19:41:32中ザワ「審査において注目したのはプログラミングに優位を置いているように見えるところであった。 受賞作以外で紹介してもらったのは「実行」優位主義だが、受賞作は「ソース」優位主義と考えて良いか?
2016-02-05 19:42:18CHUNG「ソースと実行、比較して優位を考えることを避けようとしてるのだが、受賞作はソースのほう、つまり作曲と演奏としては作曲が優位にみえるが、古いコンピュータなどを修理するなどステップを踏みできたものである。
2016-02-05 19:45:53中ザワ「時間をオーバーしてしまいましたが、グランプリ作品の紹介とそれと対照的なセンセーショナルな作品などの紹介をしてもらいました。それぞれおかしみを含んだもので楽しんでもらえたものではないでしょうか? 今日は20:00まで開場しているのでぜひこのあと御覧ください
2016-02-05 19:46:52