【実況】▲黄昏のブッシャリオン▲第三章・三十話「ブッシャリオン・上」
- tasobussharima1
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「成る程。あの馬鹿師匠、まだ生き残ってたのか。舎利バネでもないのに、よくやる」 「先週解脱したけどな」 「そうだな、線香程度は供えに……チベット仏教の葬儀は線香使うんだったか?まぁ兎に角、墓参りくらいはしたいところだ。街の座標を教えてくれ」
2016-02-08 21:04:04「墓じゃなくて仏塔なんだと。違いはよくわかんねぇけど」 「ああ、そうなるのか……」 「どの道、俺達も街へ戻るところだ。付いて来るってなら、クーカイと相談する」 「それで構わない。別段、急ぐ用も無くなったからね」
2016-02-08 21:08:03ガンジーが想像よりも冷静だった。ガンジーからすれば一応、親の仇の弟子に当たるんじゃないのか? #徳パンク
2016-02-08 21:09:09両親の死の原因になった人物の弟子なのだけど……。まあ、あれほど圧倒的な強さを目にした後ではあまり突っ掛かれもしないかな #徳パンク
2016-02-08 21:11:15急いでたのはあくまでミラルパ老の寿命の問題で、解脱してしまったことが分かったら急ぐ必要はないわけか。本人もあんまり年を取らなさそうだし…… #徳パンク
2016-02-08 21:11:17師の死を知っても、女は顔色一つ変えない。既に諦めていたのか、それとも本当に何も感じていないのか。それは定かではない。 しかし、ガンジーの注意は既に別のところに向いていた。 老ミラルパは書き遺した。仏舎利を知る者は、北に居ると。だが、『この街に居る』とは言っていなかったのだ。
2016-02-08 21:12:07ノイラの体内に舎利バネとして埋め込まれている徳遺物こそが仏舎利なのか……?ノイラが舎利ボーグとりても特に強いのはそのため……? #徳パンク
2016-02-08 21:14:18あの老人の知己ならば、何か知っていてもおかしくはない。一縷の望みを賭け、ガンジーは尋ねる。 「もしかして、あんた。仏舎利について知ってるのか?」 「ああ、知っている」 返答は、いともあっさり帰ってきた。 「何処にあるかもか!?」 思わずガンジーは立ち上がる。
2016-02-08 21:16:03この反応、やはり?でもさすがにそれだと手に入る内に入らんか……ミラルパ老が無理に奪うとかそんな手段を言い残すとも考えにくいしなぁ…… #徳パンク
2016-02-08 21:18:54