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  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:19:04
    唐突だけどニンジャスレイヤーのハードSF性について語る
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:25:49
    3部で特に顕著なのが人間原理、認識宇宙論への言及で、平たく言うと宇宙は我々人間が観測することで成立しているという考え方で、哲学とかでは前からあるがSFで言及されるようななったのはイーガンなど90〜0年代だと思われる。 クソ装置やハーフブッダ等はこれを受けての物ではないか。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:29:32
    イルカの幻覚やオーディン等、自分にしか見えていない幻覚は単純に考えて狂った結果であるが、その幻覚を他人と共有するようになればもう幻覚とは呼べない。 その幻覚が他人を殴ったり殺したりすれば尚更だ。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:32:38
    イーガンの順列都市はコンピュータ内の人工生命が我々人類とは異なる自然法則を「発見」することで我々の宇宙の方を書き換えてしまう、という結末だった。 そこまでいかなくても、人々の認識を書き換えれば常識や倫理観は変化する。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:33:26
    で、その純然たる妄想を他人と共有して現実を書き換えてしまう存在こそがニンジャなのではないか。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:37:11
    順列都市、用語解説がクソ長ったらしいので面白いかと言われると微妙 前半部は全部指輪物語の冒頭のホビット庄解説みたいな感じです。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:47:29
    もう一つ3部のSF性としてあるのが、コミュニケーション、言語SFと呼ばれる物で、虐殺器官などが代表だろう(自分はほぼそれしか知らない) これはジェイクの翻訳、アルゴス、ペケロッパ等の違う言語を話す集団に見られる
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:51:14
    虐殺器官は極論するとクローン兵のオーダー66とかキョジツテンカンホーとか鹿を引き寄せる特定周波数テクノみたいなのが人間にあって、それを聴くと殺人をしたくてしょうがなくなる、みたいな話なんだけど、言霊は感染する、という話でもある。 これは同じ伊藤計劃の屍者の帝国にもその要素がある。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-10 23:54:20
    虐殺器官の言語設定は「私達の脳内に言葉がインストールされていて、そいつは感染力もってるよね」という人間に対する俯瞰・平均的なシミュレートが規範にある気がして、『ハーモニー』のWatchMeとかと同じルートの発想って感じする。要は言語だけど、シュールレアリスムの文脈が無い。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-10 23:56:37
    これも単純化すると、言語を知ってる方が知らない方を命令出来てつよい、って話だ。 そしてペケロッパ等の断絶した集団は内輪のみで通じる言語が発展して行って外に通じなくなる、という話でもある。 これは魔法は科学がブラックボックス化した存在である、という話にも繋がるだろう。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-11 00:03:25
    つまるところ、アマクダリはアルゴス及びインターネットと会話できる人材を独占することで、人間への命令を一元化することを目的にしているものと思われる。 問題なのは肝心のペケロッパがアルゴスの言葉を完全に理解してる風ではないことで、この辺のディスコミュニケーションが暴走に繋がると予想。
  • かちの助 爬虫猫 @kacachi827 2016-02-11 00:09:11
    つーか、ジェイクはかろうじて自分をラッキーだと認識している以外で狂気的な部分ってみせてないよね
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-11 00:10:28
    ディストピアと言語SFと言えば1984があるね。 ただ忍殺では異なるコミュニティ同士のコミュニケーション、翻訳が主眼になってて、社会内部でのコトダマの変化は3部では主眼ではない気もする。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-11 00:13:25
    ジェイクの特筆要素に「自分がラッキーだ」と思っていることがあって、これは幸運、奇跡とは何かという話でもある。ラッキーだと言い続ければいつかは本当に奇跡は起こるし、8時9分3秒は毎日2回訪れる。そこを奇跡と呼ぶかは本人の認識の問題、人間原理だ。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-11 00:15:03
    言語を全体の物事として扱う作品は沢山あるのに、ごくごくミクロな瞬間での「伝達の不確かさ」「実は個々人が独自の世界の言語を使っている」という点を明確に主題として扱おうとしてる作品は全然あったことないんじゃないの、というのがあって、忍殺はそれをやろうとしてるから嬉しい。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-11 00:17:07
    ヤクザ天狗が神々の使者である理由は、彼は幸運にも自分がニンジャを倒せる瞬間を狙って出現する癖して、その幸運は自分が起こしたものだ、と言い切ることにある。 奇跡は意志の介在しないバタフライエフェクトの結果だが、そこで「自分が起こした」と言い切ればヤクザ天狗は奇跡の存在となる。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-11 00:18:54
    これは、そもそも言葉の次元で作られる小説は筆者の言語空間で構築された物だから、だいたい登場人物が同じクセのある文法で喋ることしかできず、「違う言葉」という物は輸入しなければ小説では扱えないと推測してる。忍殺は「輸入」と「分別」までしてるから、それが可能になってる。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-11 00:23:15
    特性の似通った文法を持つ者たちがひとつの企業や集団に集まる一方、個々人がそれを破る文法を持つことがある。その大半は(何せ周囲の『磁場』に逆らえるくらいなので)狂気や誤変換である。というのが忍殺の基本的な言語に対する考え方だと思う。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-11 00:29:28
    結論:ニンジャスレイヤーは言語SFと認識宇宙論を兼ね備えた最新のハードSF。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-11 00:30:38
    イッキ・ウチコワシの場合は、表面上は「意味」が軸だけど、その本質は「文法」にあるんだよね。そして取り込まれた者にその自覚は無い。実は意味よりも文法の支配が大きいという齟齬が、文法を魔法として維持させる最高のカモフラージュとなる。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-11 00:40:24
    企業を書けばその理念を書く必要があり、理念を書くならば世界観の多様性を書く必要があり、世界多様性を扱うならば言語多様性を書く必要があり、言語多様性を書くならばその認識を書く必要があり、言語認識を書くならば言語交流を書く必要があり、言語交流を書くならばネットワークを書く必要がある。
  • 友家 市都 @Yuuka_Shito 2016-02-11 00:44:14
    ↓こんな風に忍殺の物事の繋がりは強固に一貫してる。世界のミーミーに関するルールがとてつもなく正確にシミュレート出来ていて、この点において忍殺クラスの前例を全く見た事がない。化け物としか言いようがない。
  • イエローオスシ @ninja_account1 2016-02-11 00:45:02
    そういう意味において、ニンジャスレイヤーはエルフ語を記述するために書かれた神話と文化であるトールキンの指輪物語の正統な末裔なんだな。
  • ヤミワラ @yamiwaller 2016-02-11 00:57:14
    ウェア着たまま魔女のとこにフロッピー受け取りに行ったわけじゃないよねフジキド pic.twitter.com/wNI98IhFID
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