@s_chabata と@miyako_iのリレー小説的なﾅﾆｶ

@s_chabata

おい誰かリレー小説やろうぜ。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

ﾌﾞﾗｯｸｸﾛｳと一緒じゃなけりゃいいよ RT @s_chabata: おい誰かリレー小説やろうぜ。

@s_chabata

@miyako_i 「空が青い。死にたくなるくらい――蒼い空」　パチンコ屋で最後の千円札を飲み込まれた天河龍貴。２０１１年正月。既に帰る家は無く、携帯電話の着信履歴は闇金からのラブコールで満ちている。「死のう」　そこを歩いているガキからお年玉を譲ってもらい風俗に行ってから死のう。

@s_chabata

@miyako_i リレー小説。続きよろしく。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata さんから何か釣りpostが来たけれども、俺はこれに果敢に挑むことにしよう。

@s_chabata

@miyako_i 君の持ち味を活かすんだ。何を書いても大体ボーイミーツガールか中二系バトルものになるという素晴らしい特性を……！

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata どれぐらい街を彷徨ったのか。ああマロニエに歌を口ずさみ――最後の野口英世を投入したパチスロ台で流れていた曲が自然と口から溢れる。道行く人々の笑顔が恨めしい。小学生を探すという当初の目的を忘れていた天河は――後ろから衝突した女によって地面に跪いた。

@s_chabata

@miyako_i　女は天河を一顧だにせず去っていく。「ゴホッ、何なんだよ」　強か打ち付けられたのか、息が苦しい。「ゲホッゴホッ」　女が振り返る。花のような少女だった。手に何か持っている。それを見るに及んで彼は自分の体の状態に気が付いた。胸に空洞ができている。「内蔵が…無いぞう」

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabataあ、という言葉は誰が発したものなのか。ぬるりとした感触は血なのだろう、水面が波打つが如き生命の迸りを感じる。だがそれと同時に解ける様な感覚が全身を包み込む。痛さは――無い。薄れ行く意識の中何かが聞こえた。それは鳥が囀る如き美しい声。「――貴方、野球はお好き？」

@s_chabata

@miyako_i 「大嫌いだ！」叫んだ横で看護婦が小さな悲鳴を上げた。先生、先生――　パタパタと慌ただしく駆けていく。「ここは――」　夢を見ていた気がする。酷い夢だった。腹と胸に寒々しい怖気が残っている。頭が痛い。何か大切なことを忘れている。――そうだ、風俗に行くんだ。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata どうして病院で目が覚めたのか。医者からは入院を勧められたが、入院費が払えないと言うと何も言わなくなった。全くもって日本は資本主義社会だ。そんなこと俺が身を持って知っている。どうせ科学の発展には犠牲が付き物と言い命を弄ぶような輩だと天河は毒づき立ち去った。

@s_chabata

@miyako_i そして天河はカラシニコフを握った。革命の尖兵たる労働者の団結力により四肢をもいだ退廃鼠をホワイトハウスの前に整然と並べ米国的物質主義者の心胆を寒からしめようと断固膺懲の決意を胸に総務線で幕張へ向かおうとした天河は――――後ろから衝突した女によって地面に跪いた。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata 「また会ったわね」そこに居たのはまるで花の様な姿をした可憐な少女。総武線のホームに不釣合いなその姿に見とれいていると――少女の右手が俺の胸を貫いた。「答えを聞かせて欲しかったの」引きぬかれたその手に握られていたのは、一つの白球。「貴方、野球はお好き？」

@s_chabata

@miyako_i「野球は嫌いだがお前の事はもっと大嫌いだ！」「俺も！」「私もだ！」周りの人も次々と加勢し人のタマ鷲づかみにしてる痴女をタコ殴りに。それは皆が待ち望んだ起死回生の逆転サヨナラホームランだ。胸の穴はボンドで塞いだ。女の肉骨粉をマザー牧場に売っ払った金で風俗に行こう！

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata 天河は痴女から得たお金を空っぽの財布にねじ込んだ。しかしよく考えると彼は風俗には一度も行ったこと無かった。ギャンブル尽くめの人生だったとは言え、お金を女遊びに使ったことは無い。天河は徐ろに携帯サイトで「風俗」「口コミ」と検索をかけたのだが、「……クラリス？」

@s_chabata

@miyako_i 一方その頃、家畜の糞から再生を遂げた花の様に可憐な少女は流山市で細々と人間の肉を食べて口に糊をしていた。「彼はとんでもない物を盗んでいきました。私の心です」嘗て天河の心（臓）を盗んだ少女は初めて人間に食欲以上の焦がれを感じた。その頃天河は静かに息を引き取った。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata 【完】

@s_chabata

@miyako_i 寿司うめえ。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata 寿司うめぇじゃねぇよｗｗ何終わらしてんだよｗｗｗｗ

@s_chabata

@miyako_i 悲劇から始まる物語があっても良いじゃない。オイディプス王とか喰霊-零-とか。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata え、コレ序章？序章なの？

@s_chabata

@miyako_i あとクラリスってなんよ。検索しても分からなかったぞ。

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata 「クラリス」ってのは土浦市にあるデリヘルだよ。GSKの誰かが「クラレット」を「クラリス」って間違えたら実在したって話があってだな…

むかしむかしあるところにローソンが嫁という男が居たそうな @miyako_i

@s_chabata 因みに俺は、「白球X」を埋めこまれたことによってホムンクルスとなった主人公天河がパワポケ的なノリで社会人野球の頂点を目指すサクセス社会人野球編的な話に誘導しよう誘導しようとしてたらこの様かよ！！

@s_chabata

@miyako_i 腹にボール詰め込まれたからそのまま湖に沈められるほのぼの童話にしようと思ったけどやめた。個人的には君が執拗に少女を再登場させてくるだろうと思ったからあの手この手で何度でも亡き者にしようと色々考えたけどそんなことはなかった。