安倍総理の「年金給付減額あり得る」とは実際にどんな発言か？その文脈は？法的にあり得るかという質問への答弁？（国会質疑文字起こし）

時事ドットコム（時事通信ニュース） @jijicom

年金給付減額あり得る＝ＧＰＩＦ運用悪化なら−衆院予算委・安倍首相 jiji.com/sp/forward?g=p…

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【首相 運用悪化で年金減額ある】安倍首相は、GPIFの運用損拡大が指摘されていることに関連し、運用悪化なら年金給付減額もあり得るとの認識を明らかにした。 yahoo.jp/DLXRAn

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衆議院インターネット審議中継 shugiintv.go.jp/jp/index.php?e… 開会日：2016年2月15日 (月)会議名：予算委員会 (7時間18分)

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玉木雄一郎(民主・維新・無所属クラブ)　13時 00分 　39分 shugiintv.go.jp/jp/wmpdyna.asx… 32分頃から

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問＝玉木議員（民主党） 答＝安倍総理大臣（自民党）

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問「次にあの年金の話に移りたいと思いますが、あの総裁もうこちらで結構です。あの理事長も。時間が無いんで。年金について、株価の下落についてですね、GPIF、いわゆる皆さんのですね年金を集めて運用している、140兆円くらいのですね大きな基金がありますけれども、」

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問「この運用がですね株の下落によって下がって大きな評価損を出しているんじゃないのかと。こういうことを先ほどの同僚議員の緒方議員からもありましたけれども、まず、総理に伺いますが、このGPIF、この年金を運用している基金でありますけれども、」

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問「ここが予定した利率よりもですねリターンを出せない、それだけ運用益を出せなかった時には年金が減額される可能性は法律上否定できませんね？もう一度言います。このGPIFで想定された運用益が出ない場合、年金が減額されることは法的に否定されませんね？」

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答「あの、基本的にですねこの年金につきましては、この年金の積立金をですね運用しているわけでございますので、この想定の利益が出ないということになってくればですね、それはまあ当然支払いに影響してくるわけであります。ただ、基本的にはですね、非常に長いスパンで見るわけでございますので、」

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答「その時々のですね損益が直ちに年金額に反映されるわけではないと、こういうことでございます。」

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問「いや、百年安心プランだと、これから定期的に保険料あげていきますよね。ただある一定以上あがらなくしますから、保険料収入は一定で止まります。その時に予定された積立金の収入が入らなければ、これは給付を減額するしかないとおも●…他に何か手段あるんですか？あるならお答えください。」

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答「いや、私が申し上げたのは、最初はそのとおりだった、と言う風に申し上げたんですが、しかしそれは長期的なスパンで●●が見ているわけでありますから、現在がどうだから、直ちにですね、年金の給付に影響が出るということではもちろん無いということを申し上げているわけであります」

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問「今のことを聞いているんではありません。これ、ずーっとですね、長年にわたって、実はこれ長いと言ってもですね、25年間の想定運用期間でやっているんです。一回ドンとキャッシュアウトの時期はすごい払いが出てですね、戻ってきて、25年くらいでピークになって、」

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問「そこからまたですね緩やかに100年間なんとか持つという計算でやっていますね。だからそんなに50年も100年もという話ではないんですね。で、その中においてですね、今だけじゃなくて、つまり想定された利率が得られない時には、」

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問「これは法律上保険料をそのまま上げるってことになってませんから、給付を減額するしかないんじゃないですか？もう一度明確にお答えください。」

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答「それはですね、最初に申し上げましたように、これ給付と負担で成り立っているわけでございますから、この負担の方についてはですね、これ法定で決めて いる。その中においてですね、この約5割のですね、代替率？を確保することを目標に、モデル形成ですね、」

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答「われわれは運用しているわけでございますし、その観点からポートフィリオを構成しているわけでございます。そこでもちろん、その中においてですね、積立金もこれ徐々に、今玉木議員がおっしゃったようにですね、取り崩しもしていくわけでございますが、」

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答「その中においてですね、この長いスパンの中に見て、そこでですねこれは給付に耐えるという状況に無い場合はですね、当然これは給付において調整するしか道はないかと思われます。」

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問「年金が削られる可能性あるんですよ。これね、ある意味政府は正直に書いてあって、この年金定期便、皆さんのお宅にもいってるかもしれませんし、若い人はですね、年金ネットでネットで見てますけど、ここに大体想定されるですね、これぐらいまあ老齢年金もらえますよってのが出るんですが、」

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問「そこにこう書いてあります。毎年の経済の動向など種々の要因により変化します、あくまでも参考としてください。つまり、これまでの保険料納付額ってのは確定するんですが、給付額っていうのは出すね、それこそ株が落ちたら将来削られるかもしれないんですよ。今総理が答弁したように。」

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問「で、お伺いします。これ先般ですね、閣議決定で、内閣総理大臣安倍晋三名で、質問趣意書に対する回答がありましたけれども、株式に対する投資比率を一昨年の10月31日から変えてますね。約50%株に、年金のお金を入れることにしたんですが、その事によってですね、信頼区間95％で、」

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問「確立上想定される最大損失は21.5兆円となってます。で、つまりブレがすごく大きくなっている。で、それに対してこれまではですね、見直しをする前、債権で安定的にやった時にはですね、最大損失が10.4兆円だったと思います。つまりマイナス幅の振れ幅がですね、倍になってるんですよね。」

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問「で、私やっぱりね、しっかりと債権で安定的に運用してると底が抜けないんですけども、株式に対する投資比率を高めたことによってですね、底が抜ける確立が、上がっているんではないのかと。その事によって将来ですね、この運用の見直しによって、」

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問「年金の減額が行われる可能性が強いと、いう風に、今総理がご答弁いただいたので、これはですね、しっかりとですね、リスクに晒さないで、きっちりとですね、国民の大事な年金のお金はですね、安定運用していただくことをですね、」

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問「強くお願いしたい。合わせて、冒頭申し上げましたけど、甘利元大臣の証人喚問、これねやって頂かないと、これからの国会質疑にも大きな影響を与えますので、ぜひ、委員長、これは真剣にお取り計らいいただきたいことをお願い申し上げまして、質問を終わりたいと思います。」