東方深秘録立ち回り講座

ミスター深秘録こと大@nani氏による講座のまとめです。 解説がわかりやすくとてもためになりますね!
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大@nani @daiwithnani

ハイ、それでは知るとお得な気持ちになれる深秘録立ち回り講座ハジメマスネ 配信でやろうと思ったけどめんどいのでTwitterに駄文流し続けます

2016-01-28 22:47:50
大@nani @daiwithnani

黄昏格ゲーに限らず他の格ゲーやったことがある人なら知ってる概念だと思うのですが、基本的に立ち回りにおける「読み合い」が発生する場面で出される技は3種類なんですよ それぞれ当て技、置き技、差し返し技なんて呼ばれてます

2016-01-28 22:49:31
大@nani @daiwithnani

「上下軸お互いが空中にいる場合」 このゲームは射撃をグレイズで抜けることができるので一概に3種類に分けるのは難しいのですが、まずは3種類に分けることにします 当て技と言うのはその名の通り相手に当てに行く技のことですね、布都で例を上げるとするとダッシュJAかなんかですね

2016-01-28 22:51:48
大@nani @daiwithnani

次に置き技、これも名前の通り技を置く事です、布都でいうとJ8Aなんかが代表的ですね、少し変則的に神火なんかも そして3つめ差し返し技なんですが、これは簡単に言うと「相手の打撃のスカリ、射撃の隙に技を当てに行くこと」を指します 布都で言うとグレイズ長めのJA,J8Aなんかですね

2016-01-28 22:53:45
大@nani @daiwithnani

で、この3つの種類に分けられた技たちは三すくみの関係になってます 置き技は当て技に強いですね、何故なら相手の布都がJAで突っ込んできたところをJ8Aで狩れるからです。 逆に、相手の射撃なんかの隙を虎視眈々と狙う差し返しに関しては、先に当てに来られたJAに対応できません

2016-01-28 22:56:22
大@nani @daiwithnani

では差し返しは相手の置き打撃、射撃をじっくり見た上でアクションを起こすことが出来ます、相手の硬直の長い射撃を突っ切ってJAを差し込みに行く、相手の置き打撃をスカし、その後の射撃まで掻い潜ればこちらのものです これが差し返し技です 置き>当て>差し返し>置き このような関係に

2016-01-28 22:58:28
大@nani @daiwithnani

まずはこの概念を覚えてください、その上でここからが本番なのですが、立ち回りが強いキャラは「この三種類の技の質が高い」「一つで複数の役割を持つ技を持つ」なんて特徴があります。

2016-01-28 23:00:15
大@nani @daiwithnani

例えば霊夢の妖怪バスターを例に上げて見ましょう まず、早い弾速で相手に打撃を「当てる」ことが出来ます。 そして、高い射撃強度+範囲で「置く」使い方としても優秀ですね。

2016-01-28 23:02:31
大@nani @daiwithnani

複数の使い道がある技は沢山あるのですが、その上でその技の役割をもう一度確認しましょう、出す距離、高度、相手の位置などでも技の性質は真逆になります

2016-01-28 23:03:50
大@nani @daiwithnani

さらに魔理沙の6Bですが、置くことも当てることも差し返しすることも出来るのです。

2016-01-28 23:06:05
大@nani @daiwithnani

はい、話を「三種類の技の質が高い」に戻します。 この三種類の技は常にじゃんけんの関係で拮抗しているのですが、ある場面でこの「じゃんけんの手」が出せない!なんて場面が多々発生します

2016-01-28 23:07:48
大@nani @daiwithnani

立ち回りの強さはこの「相手のじゃんけんの手を封じる」能力と言えると考えています。 それは即ち、相手がじゃんけんの手を出せる状況ではないのに、こちらは悠々と三種類の手を選択、若しくは最善の手が出せる状況を作り出す能力ともいえますね。

2016-01-28 23:09:35
大@nani @daiwithnani

昨日も話に出しましたが、魔理沙のジャンプJAが強い理由として、「他のキャラが手を出せないのに、魔理沙だけじゃんけんを仕掛けることができる」からです。

2016-01-28 23:10:45
大@nani @daiwithnani

何故かといいますと、魔理沙のジャンプ力と初速は最高レベルであり、その上であの判定のJAを振れるということは、 魔理沙のみ、じゃんけんを仕掛けることの出来る間合いが広いという事になります。他のキャラならじゃんけんの手を考えるタイミングがあるのですが、魔理沙は許してくれません。

2016-01-28 23:12:35
大@nani @daiwithnani

相手の当て技に勝つには置き技を予め置いておく必要がありますね。 ですがその置き技を出さねばならない距離が非常に長く、その上で魔理沙はノックバックしながら出すことの出来る6B>HBの連携もあります。これは差し返し技になりますね。

2016-01-28 23:15:36
大@nani @daiwithnani

だからこそ、魔理沙の立ち回りの差し合いは強いのです。 今はお互いヒラの状態での立ち回りの差し合いについて話しましたが、勿論対戦中には画面上に射撃が飛び交ってます。 ここからも重要なのですが、射撃の置き方も立ち回りで有利を取る上でとても大切なことになります。

2016-01-28 23:18:17
大@nani @daiwithnani

魔理沙の5C、2Bや8Bがこちらに投げられた瞬間の状況を想像してほしいのですが、魔理沙のこれらの射撃は長く画面上に停滞する射撃となります。 仮に魔理沙がJAを「当て」に来た場合、そこで技を「置く」ことはとても危ないですね。先に技を置かれているためです。

2016-01-28 23:20:48
大@nani @daiwithnani

つまり魔理沙が射撃を停滞させているフィールドではこちらの「当て、置き技」を使えない状況ですね。立ち回りの有利というのは、このように作っていきます。 つまるところ、「負ける可能性の薄い状況」を作り続けるキャラ、プレイヤーが立ち回りが強いということになります。自分はそう思います。

2016-01-28 23:23:26
大@nani @daiwithnani

更に発展していきましょう。つい先日の大会、魔理沙が画面端上下軸の相手をJAで狩ったシーンが沢山見られたことがと思います。 これは魔理沙が絶対に不利にならない状況なんですね。「当て技」がガンガン通るのは画面端を背負わせた場合です。

2016-01-28 23:26:32
大@nani @daiwithnani

はい、基本的に画面端を背負っている場合では「差し返し技」を出しづらい場合が多いです。「相手の打撃をスカシづらい」ですよね。後ろに逃げるスペースがありません。さらにこの場合の魔理沙JAは「当て、置き技」両方の性質を持ちます

2016-01-28 23:28:40
大@nani @daiwithnani

この二つの性質を持つ技を出せる状況を作るのがこのゲームにおける立ち回りの到達点の一つです。 当て技は置き技を置かれるというリスクが存在しますが、それを置き技と合体させることで相手の置き技に対してその上から技を置ける状態ですね。で、相手は差し返しは難しいと。無敵ですね。

2016-01-28 23:32:45
大@nani @daiwithnani

それを嫌がった相手はトコトン早く技を置かねばなりません。仮に対応されたとしても、その置きを魔理沙は6BでもHBでもなんでも差し返しで置けば良いのです。

2016-01-28 23:33:59
大@nani @daiwithnani

相手の菫子に画面端同軸に追い詰められ、J6Aを間合いギリギリで置かれましたね? この盤面は菫子が最強の盤面です。つまり、これらの状況を作ること、作らせないことが立ち回りの大前提ですね

2016-01-28 23:36:22
大@nani @daiwithnani

相手がじゃんけんの手を気軽に出せない画面端の状況(心境)で相手のジャンプを見てから、もしくはよみでJAを置いてみましょう、大抵の場合ガードさせられるかカウンター音が鳴り響いてるはずです

2016-01-28 23:38:29
大@nani @daiwithnani

只管射撃とともに攻められ盤面を制圧されて、置き打撃を気軽に出させない心理状況を作ってください。技を置こうものなら射撃で死ぬぞと、そこで相手の置き技を精神面でも封じて画面端の戦いを征するのです

2016-01-28 23:39:50