『細胞宣戦 猛者盤』解説

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『最◎暴』これはノイズ作るのが楽しかった。今まで録り貯めてきた環境音とかのノイズを昔作った自作SPから出して録音したり（結果的に原型は留めてない）エフェクターも今まで使ったことないものを結構使った。コード感を大事にしたくてサビのシンセを録り直してコーラスを大きくしてます。

小倉ヲージ @pepeignmot

それとドラム音源がドカドカしたものに変わっててワザとドラムを走らせてます。シャウト風のボーカルもたしか半音の半音上げてて気の狂った感を出してます。もうとょっとコンクレートっぽいSEでも良かったかなとも思いましたが流石に7分とかになると誰もついて来てくれないと思ったので大体1分半。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『CELL〜』良く頭の中で既存曲のリズムパターンを組み替えたりしてるんですが、この曲はそれをしてみたらとても良く嵌ったので音源化してみたもの。A、B、サビなどが入れ替わってたり。あとより凶暴でよりポップになったと思います。これもノイズの成分が多めです。わざと歪ませてます。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『単細胞〜』原曲のポップでキラキラした雰囲気をぶち壊すべく、より灰色っぽいイメージにしたもの。より機械的。ノイズはたしか何かで録ってたドラム音源を切り刻んで加工したもの。これはコード感を薄くしました。久々に909を引っ張り出してシーケンスした所、何故かセーブ出来なくて→

小倉ヲージ @pepeignmot

→その録音でパターンとして何度か録り直して、デジタル機材のくせにアナログみたいな不便さを感じた記憶。ハードに拘る人間ではないけど、妙にハードで録りたいと思ったのがこの曲。昔のMTRとかで編集とかもしたかったけど不便すぎて（重すぎて）挫折しました。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『ヒとゲのム』REC中に新しいドラム音源を手に入れたので使ってみようと思い、この曲に差し替えてみて、それを聞いた時のイメージをそのまま編曲しなおしたもの。これでもかと言わんばかりにドラムをやかましくしてコーラスも大きくた。とにかくドラム。やりすぎ！と言われたいが為に作った。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『顔す』たぶんヒとゲのム作った後だったので何かのリミッターが外れてたと思うんですが、やりすぎ！って思われたいが為にやりすぎなものを作った。これはドラムをわざともたらせてて人力っぽさをだしてます。あとイエスとかをこの時期聞いてたんだと思います。サビの上物はシンセのみ。→

小倉ヲージ @pepeignmot

→サビのギターをなくしてさらにポップ感をだし、全体的にサチュレーターで歪ませました。テンポが落ちるところの上でなってる気持ち悪いシンセを目立たせたくて何回か録り直したけど思い通り行かず元々のデータをテンポチェンジして良く使うコーラスを掛けて使ってます。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『バッキンガム〜』バスドラは最暴同様自作スピーカーで出力したものを録ってそれを使ってます。ヒップホップのセオリーに則ってパッドでリアルタイム打込。これのノイズは多分ソフト音源のノイズを加工したもの。元々ワンマンでやろうと思ってライブで歌いやすいようにアレンジしたんですが→

小倉ヲージ @pepeignmot

→結局実現せず、その名残がチラホラ残ってますね。 元のボーカルがあんまり加工してないので、ワザとピッチコレクトしてるような加工&グリッチ。シンセも手弾きしようと思ったんですけどどうしようもないくらい下手すぎて無理でした。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『マッカートニー』最もむちゃくちゃやった曲。リミックスっていうより並行世界での同じ曲、みたいなイメージ。一番トラック数が多かった。よって一番最後に出来上がった曲。こういう展開のリミックスが好きだし作りやすい。最初から最後まで展開が読めない、読ませない、みたいな。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『トランスフォームド〜』デモバージョンのアレンジのまま完成品にしたもの。ギターとはまた違ったコード感が出てるし、実際コード進行も変わってる。やっぱり美しい和音やそれに準ずるメロディーを聴くと震えるし、涙が出そうになる。それを感じてもらいたくて音楽作ってるところもあったり。

小倉ヲージ @pepeignmot

→それとこの曲は元々こういう畑でやってきてる私にとって非常に作りやすいし、耳馴染みがいい。踊りやすいし。この曲に限らず実際自分の曲が出来た時はまず自分で踊ってみてる。それは振り付けがって事ではなく、音楽に合わせて体が動くかどうか、みたいな所。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『みに◎』大学の時のミニマル音楽を作る授業を思い出して作ってみた。元の曲はミニマルテクノ、シュランツ的なんですがよりライヒっぽく、っていうかモロにライヒですが。ちなみに私はグラスが好きです。ピアノは手弾きをループさせたもの。ファミコンみたいなシンセ音を作るのに苦労しました。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤『D◎◎M』猛者の方々に向けて作った曲。トラックのポップさ一切なし！大いに暴れて下さい！という意味を込めて。原曲は敬愛するBorisを意識してのものですが、昨年まさかAtsuoさんにご挨拶させていただく機会があり死ぬ程震えました。生きてて良かったです。作って良かったです。

小倉ヲージ @pepeignmot

猛者盤、その後のM11〜18は前述した通り、発売する予定でお蔵入りしかけたもので未マスタリングのものです。ベースの音量がえらいデカかったり、バランスがおかしかったりするのはその為。その過程を楽しんでもらう為のトラックです。→

小倉ヲージ @pepeignmot

→本来M1〜10もマスタリング方法はいつもの細胞のやり方とは別のやり方（どぺとかでやってたやり方）でやるつもりでしたが、試しにやってみたところ、ノイズが際立ちすぎて、これは細胞のお客さん、というか猛者の皆さんが求めてる音じゃないだろうな…と思って従来通りの方法でやりました。

小倉ヲージ @pepeignmot

『細胞宣戦 猛者盤』命削って作ったのですが、本当は最初出来た時聴けませんでした。もうパンク寸前だったのでもう聴きたくないって思ってたので。でも最近やっと聴けるようになって、ああ良いもの作ったな〜と自画自賛。是非聴いて下さい。 psybou-kanojo.tumblr.com/post/135685453…

小倉ヲージ @pepeignmot

思い出した、猛者盤『最◎暴』でコントラバスの音が入れたくて、お姉ちゃんがコントラバス奏者なので頼もうと思ったんですがスケジュールが合わず。良く良く考えれば昔お姉ちゃんの録音の仕事した事を思い出してそれ使えばよかったと今思いました、とうい裏話もあります。