NO EXIT ORIONが主題歌になりそうなゲームの内容を考えてみた。

ラブライブμ’s内ユニット「Printemps」の楽曲「NO EXIT ORION」がもしゲームの主題歌になったらそのゲームはどうなるんじゃろうかと書きなぐった。一応閲覧注意 なおぷりんたい三人がその後どう行動するまでは考えておらず企画倒れの模様。
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ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

有毒だが重要な物資のタンクが損傷し、それを修復するために誰かが立ち向かう。整備員のことりが立候補するも、(同じく本編で小道具作ってた)にこが制止する。ボンベを背負い、作業に向かうも修復不能を確認。タンク格納庫をにこごと切り離すのだ……

2016-03-02 23:37:26
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

最後の通信を終えるも、にこは死の恐怖から通信機の電源を切りきらずに落とす。その後、パージ作業中に「……あと一時間か……」との呟きのあと夢と妹達への未練を呟き、嗚咽を交え、号泣する。にこに再度通信機を切らせろと催促されるも、主人公は「……言えるわけがないだろ」とパージする

2016-03-02 23:43:44
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

裏の設定が深い、重いキャラだからこそ、未練がましく殺す。……なんとなく、オリキャラを酷い目に遭わせて愉悦に浸る創作マンの気持ちが分かった気がする

2016-03-02 23:46:28
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

しかも2年生組以外の半公式カプ3つ全部を「片割れだけ」殺したぞ

2016-03-02 23:48:02
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

ここまでくれば精神がおかしくなるのも無理はない。船内でキャットファイト(刃傷沙汰)をして頂こう。だがここからは役職のある人間を殺していくことになる。慎重に、真綿を絞めるように船団の戦力を削るのだ……

2016-03-02 23:50:14
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

初めに伴侶を失った花陽は他のメンバーと調理中、手を止める。もうこんなの耐えられない。戦闘員がこんなに欠けたらまともに戦えやしない。よしなさいと制止する真姫。だが止まらない。

2016-03-02 23:53:38
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

真姫ちゃんは前線で戦ってなんかないからすぐにそんなこと言えるんだ。今日の戦いだってそう、ギリギリ敵を撒いて撤退しただけ。現にことりちゃんは負傷した。こんな状況でどうなるというの。真姫も憤る。治療してるのは私だ、なんとか戦力を回してるのにその言い方はないでしょと。

2016-03-02 23:56:38
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

二人の怒声が厨房に響く。主人公とことり以外の3人は宥めるもヒートアップ。そして取っ組み合いが始まり、いよいよ花陽は野菜を切っていた包丁を手に握り、真姫に襲いかかる!――

2016-03-02 23:59:19
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

刃が脂肪と骨を抉る音が聞こえる。しかし花陽の視線の先には、真姫よりも豊かな胸。 肺臓を貫かれた希は、掠れた声で花陽を宥め、真姫にもたれ掛かり、静かに床に横たわった

2016-03-03 00:02:43
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

残っているのは、真姫、花陽、穂乃果、海未、ことり

2016-03-03 00:05:05
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

さっき、しれっとことりは負傷中と言ったが、ちゃんと活かしておく。次のターゲットは…………

2016-03-03 00:07:34
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

航海士を失った船団は、航行ルートが乱れていく。元々ここまで精神が拗れるほど、物資は最低限の量しかなく、調達も綿密な航行計画によってなんとか保てていたのだ。寄港しようにも予定が狂いに狂い、次第にアポも取れなくなってしまった。

2016-03-03 00:14:46
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

戦闘メンバーも少なく、露払いも限られた資源でしか行えない。 そしてついに戦闘中、海未の搭乗する機体がガス欠となる。穂乃果は牽引しようとするも、敵はすぐそこ。 「私を引っ張っていては、彼らに追い付かれます。ブーストして逃げようにも、この出力では通常の何倍も燃料を使います……」

2016-03-03 00:18:50
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

「……穂乃果。どうか、私を置いていってください」 「でも……でも……っ!!」 「……穂乃果、海未を置いて撤退してくれ……」

2016-03-03 00:20:28
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

4人(+1人)になったその後、ようやくことりが動けるように。そしてあらゆる治療はもう終わりとなったとき、ことりは生気のない目をした真姫に気づき、自然体を装って彼女にお礼を伝える。

2016-03-03 00:25:09
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

「ありがとう、真姫ちゃんがいてくれたから、私はここまで動けるようになったんだよ」 「今まで頼りっきりになっちゃってたけど、明日からは私が真姫ちゃんに頼られるよう頑張らなきゃね」 「……真姫ちゃんが、『よかった』と思えるように、ね」 「……ええ、どういたしまして」

2016-03-03 00:29:10
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

名家の御嬢様なうえその役職柄、なかなか船団のメンバーと馴染めずにいた。時折当番制で他のメンバーと業務をこなすも、静かに観察するばかり。そんな中、自分とは正反対な、船団の先輩は、普段の憎まれ口とは裏腹に、自分の当番業務を丁寧にこなしていた。

2016-03-03 00:35:29
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

そんな彼女に興味が出てきて、真姫は自分からにこに話しかけた。いろんな話を聞けた。貧しい家庭だったってことも、夢があることも、いろいろ聞けた。 そんな彼女は、船内修理に出たまま、帰ってくることはなかった。

2016-03-03 00:37:58
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

船員の一人が折れた。泣き言を言った。でもしょうがないでしょと言った。あの時一番泣き言を言いたかったのは、自分だった、だからこそ制止したかった。 気づいたら、最年長の船員が刺されていた。 もたれかかった希が床に沈む間、エプロンが、脛が、靴下が真っ赤に染まった。

2016-03-03 00:40:45
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

救えそうにもないとすぐに悟った。でも救わなきゃと思った。自分で蒔いた種だからこそ、やらなければと思った。……当然、徒労に終わった。

2016-03-03 00:44:09
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

ことりの治療はなかなか進まず、もどかしく感じているうちに、また一人船員が欠けた。 ……もう、持つはずがなかった。それでも、彼女の治療をしなければ、その思いだけで今日まで生きてきた。

2016-03-03 00:46:08
ブラジャー大車輪強制絶頂金玉大爆発 @peccue8686

……ああ、ようやく、解放された。しかも、こんなに感謝された。ことりが何を言っているかよく分からなかったが、その笑顔だけは、暗闇のような視界の中に、一筋の光が射したように、眩しく、印象的に映った。

2016-03-03 00:47:44