[ラブライブ！劇場]オトノキに愛の花咲せよう！

あっきぃ @soccerboy110303

(1)真姫「えっと、値段はこのくらいが妥当かしら…」ことり「あれ、何してるの？真姫ちゃん。」真姫「こ、ことり！？ビックリさせないでよ…別に何でもないわよ。」にこ「えっと…花束、1月3日お届け指定、ねぇ…」真姫「にこちゃん！？あ、それいつの間に取ったのよ！返しなさいっ！」

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(2)にこ「まあいいけど…もしかして真姫ちゃん、自分へのご褒美のつもりとか？」真姫「それは…い、いいでしょそのくらい！」（ｶﾞﾁｬｯ）穂乃果「やっほーみんなー！今日もアイ活頑張ろ…って、どうしたの？」ことり「あ、穂乃果ちゃん。真姫ちゃんが、自分へのご褒美に花束を買ってたの。」

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(3)真姫「ことりまで…別に珍しいことでもないわよ。私は何か記念があるたび、好きで花を買ってるだけ。1stliveの時だって、部室に飾ったのがあるじゃない。」穂乃果「あ、あれって真姫ちゃんが飾ってたんだね。穂乃果、誰のお花かなぁってずっと思ってて…あ、そうだ！」全員「えっ？」

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(4)穂乃果「お花だよ！2ndliveの記念に、みんなでお祝いにドーンと大きい花を学校に贈るの！ほら、ラーメン屋さんの開店に飾るみたいな大きいやつ！」ことり「それはちょっと違うんじゃないかな…」にこ「そうそう。フラワースタンドは、お昼の番組でゲストに贈られる感じのお花だよー。」

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(5)希「お、どうしたん？ついにμ'sもお昼のゲスト出演？」花陽「えっ！？もしそうなら、お昼ご飯ちゃんと食べられるのかなぁ…」絵里「心配するとこはそこじゃないでしょ…」凛「むしろ、ここからスタジオまでどうやって行くかじゃない？」海未「徒歩では無理があるでしょう…やはり電車では？」

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(6)ことり「えっと、ゲストとかそういうわけじゃなくて…」穂乃果「あのね、2ndliveの記念にお花を学校に贈ろうと思ったの！」絵里「なかなか面白そうじゃない。私は賛成よ。」穂乃果「だよね！さっすが絵里ちゃん！」真姫「って、穂乃果のアイディアみたいに言わないでくれない？」

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(7)海未「それで、私たちは具体的にどうすればいいのですか？」真姫「そうね…どの花を使いたいとか、希望があれば聞くわよ？」凛「お花かぁ…チューリップとか、ひまわりとか？」花陽「季節的に難しいんじゃないかなぁ…」希「ウチらにはイメージカラーがあるんやし、それを元に決めたら？」

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(8)にこ「あ、にこもそれに賛成！せっかくあるんだから使わなくっちゃだよね～。」真姫「イメージカラーを元に、ね…分かったわ。種類の方は私が決めておくから。」穂乃果「よろしくね、真姫ちゃん。それじゃこの話はひとまず置いといて、ライブの練習に入ろっか！」全員「おー！」

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(9)～数日後～雪穂「もしもし、高坂です。」海未「あ、雪穂？私です、海未です。」雪穂「あ、海未ちゃん。こんばんわ。」海未「こんばんわ。穂乃果は帰っていますか？」雪穂「お姉ちゃん？まだだけど…一緒じゃないの？」海未「穂乃果は先に帰ったので…ですが、まだ戻っていないんですね。」

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(10)雪穂「まあお姉ちゃんの寄り道はいつものことだよ。携帯にはかけたの？」海未「かけたのですが、電源が入っていないみたいで繋がらなくて…だから先に戻っていればと思い、家にかけたんです。」雪穂「なるほど。お姉ちゃん何してるんだろ…あ、用事なら私が伝言しておこうか？」

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(11) 海未「助かります。それでは、お花の代金は明日までと伝えておいてください。」雪穂「うん、任せて海未ちゃん！」海未「それでは失礼します。寒いですから風邪に気を付けましょうね。」(ｶﾞﾁｬﾝ)雪穂「はぁ…海未ちゃん、電話でもやっぱりカッコいいなぁ。お姉ちゃんもあのくらい…」

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(12)穂乃果「ただいま～。」雪穂「あ、おかえりお姉ちゃん。どこ行ってたの？さっき海未ちゃんから電話あったんだよ？携帯も繋がらないって言ってたんだよ？」穂乃果「そんなにいっぺんに言わないでよぉ…携帯？あ、昨日充電し忘れて電源が切れてる。」雪穂「もう、しっかりしてよぉ…」

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(13)穂乃果「ごめんごめん。新しいクレープ屋さんができるって聞いてたから、楽しみでつい…」雪穂「そういえば昨日妙にそわそわしてたっけ。」穂乃果「えへへ…すっごく美味しかったよ！今度雪穂にも買ってくるよ。」雪穂「それはいいんだけど…海未ちゃんがお花代明日までって言ってたよ？」

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(14)穂乃果「お花…？あー、そうだった！どうしよう…今日クレープ買っちゃった分足りないよぉ…お小遣いは前借りしたばっかりだし…」雪穂「そうやって無駄遣いばっかり…しょうがないなぁ。海未ちゃんに迷惑はかけられないし、私が貸してあげる。」穂乃果「えっ、ホント！？ありがとう、雪穂！」

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(15)雪穂「く、くっつかないでよお姉ちゃん！それに、海未ちゃんに迷惑がかかるからって言ったばっかりじゃない！」穂乃果「えー、素直じゃないなぁ…」雪穂「なんでもいいけど、ちゃんと返してね？」穂乃果「雪穂のケチぃ…」雪穂「お姉ちゃんを甘やかすとダメってよく知ってるからです。」

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(16)ことり「まあまあ雪ちゃん、穂乃果ちゃんも悪気があるわけじゃないから…」雪穂「あ、ことりちゃん。どうしたの？」ことり「あ、急にお邪魔してごめんね！穂乃果ちゃんが部室にノート忘れてたから、届けに来たの。」穂乃果「あれっ？穂乃果、カバンの中にちゃんと入れ…あ、ホントだ！」

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(17)雪穂「もう、お姉ちゃん…またみんなに迷惑かけて…」ことり「迷惑だなんて、そんなことないよ。ことりもよく失敗しちゃうし…」雪穂「まあことりちゃんが困ってないならいいけど…それにしても、お姉ちゃんがアイドル始めてからみんなで色々なことしてるの、羨ましいなぁ。」

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(18)穂乃果「それじゃあ雪穂も参加する？」雪穂「えっ！？だって私、μ'sどころか音ノ木にだって関係ないし…」穂乃果「きっと大丈夫だって！ねっ、ことりちゃん！」ことり「えっ！？ど、どうだろう…絵里ちゃんとか真姫ちゃんには聞いてみないと…」穂乃果「そっかー。ちょっと待ってて！」

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(19)雪穂「ちょっとお姉ちゃん！？って聞いてないし…」ことり「あはは…穂乃果ちゃん、いつも勢いで決めちゃうからなぁ…」雪穂「もう、高校生になっても変わらないんだから…」穂乃果「お待たせー！面白いからオッケーって言われたよー。」雪穂「連絡取るのはやっ！え、ホントにいいの？」

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(20)穂乃果「うん。そうすれば値段も下がって穂乃果も払えるし！」ことゆき(あー、それが一番の理由なんだろうなぁ…)穂乃果「と、とにかくやろうよ！ね、雪穂？大勢の方が楽しいよ！」ことり「雪ちゃん、ことりからもお願いしていい？せっかくの機会だもん、一緒にやろうよ！ねっ？」

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(21)雪穂「ことりちゃんまで！？うーん…分かったよ。2人ともよろしくね。」穂乃果「やったー！ありがと、雪穂！」雪穂「ちょ、お姉ちゃん！だから抱きつかないでって言ったでしょ！」ことり「うふふっ。ことりからもありがとね、雪ちゃん！」雪穂「こ、ことりちゃんまで撫でたりしないでよぉ…」