長曽祢虎徹と回想の話をする。長清の人の感想なのでその辺ご愛敬。あと回想の話なのでバレ全開です注意。そして突っ込みどころ満載なのは分かってるので大目に見てやってくだされ~。
2016-03-06 00:43:35長曽祢の回想は現在陸奥守、堀川・和泉守、加州との3つがあるんだけど、これは長曽祢のための話だと思ってるんだよね。というのも起承転結があるように勝手に感じてるからなんだけど…。
2016-03-06 00:44:07鳥羽回想では感情露わにしている長曽祢が見られるけど、この辺の描写で長曽祢が歴史に対してまだ冷静になれていない部分があることが分かる。変えようとは思わないけど納得もできてない。そういう歯がゆさが出てる。そういった点で陸奥守は長曽祢の迷いみたいなのを見抜いていたんじゃないかって思う。
2016-03-06 00:44:28刀は人間ありきでしか存在できない。勝手な解釈だけど、とうらぶの長曽祢虎徹の生まれ(源清麿)から考えると、長曽祢にとって真作の清麿にも戻れずかといって虎徹になれない自分を振るってくれた近藤は長曽祢の刃生においてはある意味生みの親である清麿の次に恩人みたいな感じなんじゃなかろうかと。
2016-03-06 00:45:29そして池田屋市中回想だと新選組刀と一緒だからか幾分か長の刀っぽく振る舞いつつそこで一言、元の主に鉢合わせるとまずい。歴史が変わるからうっかり橋に刀傷をつけるな。すごく事務的な言い方というか、それがもう当たり前でしょうがないことだって受け入れてる一方、難しい顔で考え込む描写がある。
2016-03-06 00:48:05しょうがないと分かりつつ、どこか諦めて受け入れざるを得ない葛藤を感じた。大分刀剣男士としての経験を積んで、心というのものの制御も分かったような、そんな物語があったんじゃないかっていう想像が膨らむワンシーンだと思う。
2016-03-06 00:48:35で、池田屋裏庭。今まで激高し、諦めながら受け入れようとしていた長曽祢に加州が一言、未練でもあった?って聞く。この後の若干の沈黙に私は是を感じてるんだけど、そこは今まで長曽祢が直視して苦しんで受け入れようとしたところであり簡単には言い返せない。だからこその質問返しなんじゃないかって
2016-03-06 00:49:42主を守って刃生を全うした加州に向かって未練はなかったのか?って聞くのってかなり重いと思うんだけど、ぽつりと口に出してしまった感じ。お前も同じなのか?そうやって自分のように出口のない葛藤に悩んでいるのか?って何か救いすら求めている必死さを私はここで感じた。
2016-03-06 00:54:18ある意味そうであって欲しいような、でもそうであって欲しくない、みたいな相対した感じ。だからこそ加州が口を開いたときに咄嗟に途中でやはり、お前…?って言ってしまったんじゃないかと思う。
2016-03-06 00:54:33でもここで加州がそれを言う資格があるのは俺じゃない。未来から来た自分は、それを言えない。未来から自分にしかできないことがある、ってばっさり切ってくれる。加州にも悩んで葛藤したときはあっただろうと思うんだけど、それを加州は乗り越えて一歩踏み出してる強さを見せてくれた。
2016-03-06 00:57:38そしてそれに対して沈黙した長曽祢ようやくが、今のおれたちにできることをする、っていう前向きな発言をする。それが多分悩んで葛藤した長曽祢がたどり着いたひとつの答えなんじゃないかって思うと、やはりこの3つの回想は長曽祢虎徹のためにあるんだと私は思うのです。
2016-03-06 00:59:21決してここで長清推しだからって加州が長曽祢を救った!みたいなことは言いたくなくて、でも間違いなく最後の一押しをしたのは加州清光だと思う。多分それは誰でも良かったんじゃなくて、共に戦った中で使命を全うしたものの折れて失われてしまった過去があった加州が踏み越えたっていうのが重要なんだ
2016-03-06 01:02:06まあそんな感じに私はあの回想を現状捉えていて、これからもっと調べたり考えたりすれば変わってくるかもしれないけど何が言いたいかっていうと長清美味しいんだぜっていうことです。
2016-03-06 01:04:00