3月2日　三笠の昔話

戦艦だった三笠 @senkan_mikasa

スラバヤ沖海戦、バタビア沖海戦で蘭印地方に展開していたABDA艦隊は完全に壊滅。残存艦が離脱を図り、日本艦隊がその掃討を行っていた頃。 1942年3月2日、スラバヤ港で1隻の米駆逐艦が入渠していた浮きドックもろとも爆破処分された・・・・はずでした。 #三笠の昔話

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その駆逐艦の名前は、米・クレムソン級駆逐艦33番艦、DD-224　スチュアートちゃん。 バリ島沖海戦で傷つき、入渠しようとしたところ失敗。さらに空爆に遭って復旧不可とみなされ、米海軍の離脱に際し、この日鹵獲防止のために乗組員自らの手で爆破されました。 #三笠の昔話

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クレムソン級駆逐艦は156人姉妹という量産型駆逐艦で、第一次世界大戦末期の頃建造。 量産のため艦体は平べったく（平甲板）、煙突は４本で、垂直に切り立った艦首。短船首楼でクリッパーバウかつ3本煙突の日本駆逐艦とは容易に判別がついたと言われています。 #三笠の昔話

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ところがその後・・・・ 米偵察機から「日本の活動海域内に、平甲板の米駆逐艦らしき艦がいる」という報告が相次ぐように。そんな、まさか・・・？ いつしかその艦は「Flying Destroyer（幽霊駆逐艦）」と呼ばれるようになりました。 #三笠の昔話

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×クリッパーバウかつ3本煙突 ○クリッパーバウかつ2本煙突

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ここから先の顛末、そしてその数奇な運命を遂げた日本海軍軍艦「第102号哨戒艇」ちゃんのお話は、こちらをどうぞ。 愛宕によるヌルい艦艇四方山話「第102号哨戒艇」 - Togetterまとめ togetter.com/li/538649 @togetter_jpさんから

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ちなみに、記念艦三笠の｢艦隊コレクション｣展にも、第102号哨戒艇ちゃんはしっかり参加してますよ。 pic.twitter.com/aHrobgRw2g

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