- awanuko2016
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又五郎の夏八木さんに関しては、もはやツイートするまでもなく、絶品です。草の者No.2ポジで池波忍びの有名キャラの奥村弥五兵衛は池波作品常連の真田健一郎。2人の会話シーンが「これぞ!池波!これぞ!草の者!この又五と弥五兵衛にry」な状態
2016-03-07 20:13:17さて、話を真田一家に戻す。武田が滅びてがっくりの安房守。けろりと切り替えて身の振り方を考える。上杉か北条か徳川か(ってか、この時点で徳川と言う選択肢はおかしい)。そしたら本人、家康は不気味なやつだから嫌と言う。聞いてると合わないと言う事。
2016-03-07 20:20:44ここで興味深いのは家康への昌幸の評価が前に座ってる嫡男信幸へのそれと同じなんですな。そして、将来大好きになる秀吉は次男幸村のキャラと被る。こう見るとこの作品の根底にあるのは戦国乱世の戦略戦術の妙ではなく、真田家に生きる人々の愛憎劇ですな。
2016-03-07 20:25:24さて、どれにしようかと悩む父昌幸に「信長に馬一頭くれてやりなされ」と完璧超人16歳源三郎が提案します。この時の昌幸の顔が秀逸。室賀殿なら「黙れ!小童!」と言いそうになるけど、相手が出来過ぎた嫡男なもんだから、「ぐぬぬぬぬ」
2016-03-07 20:28:45だって、わかるもん。我が日頃から妙な劣等感を感じてる倅に自分の迷ってる問題の答えをあっさり出されて、それがドンピシャの解決策。武田信玄も寵愛した智将真田安房守がなんと言い返せよう。「よう言うた」と言うのも悔しいしw 実に人間くさいタンバリン昌幸。
2016-03-07 20:37:27ってな訳で完璧超人源三郎の一言で信長に臣従と決まった開幕戦黒星スタートの安房守でした。 なお、談議が終わって退出する16歳の完璧超人。 「やはり源次郎。父上に好かれておるお主に言ってもらうべきだったかのう」 あーあ
2016-03-07 20:40:14真田は、豊臣vs徳川と言う対立軸の中に存在する。本作は昌幸の中にある秀吉好き家康嫌いと言う思いが長男信幸と次男幸村にキャラからして具現化してる。まるで、秀吉と家康が昌幸の家庭内に住んでるかのように。
2016-03-07 20:49:15