1999年相場。 後から見るとネットバブルの始まりの年なのだから「全部買え!」なのだが、実際のところは1999年は10月までトレンドがなく、むしろダウがダラダラ下げて、ナスダックはじわじわ底値は上げていくもののボックスを抜け出せない期間が1年以上続いていた。
2016-03-13 20:13:08状況的には「ダイバージェンス」が発生しており、いろんな株が天井をつけてる中でハイテク株だけにじわじわ資金が集まっている状況。 これ日経が下げてるのに新興が強いのと似てるかな? ナスダックが一気にバブルになったのは11月。ダウが大幅に調整してフォロースルー日を迎えて一週間後。
2016-03-13 20:15:50こういうマーケット状況において、オラクル株は99年9月に一度カップウィズハンドルの形でブレイクアウトした。 しかし、ここで買うと痛い目にあう。実際はこのあとダウがフォロースルー日を迎えるまでさらに6週間、少し上の場所でボックスを形成。この形成中に一度ボックスを下抜けする場面も。
2016-03-13 20:18:35このあたりそ株の動きと当てはめてみると面白いかもしれんすね。 ボックスをブレイクアウトした後でもマーケットの調子が悪い時は少し上の段階でもう一度ボックスを作る。しかもこの時一度ボックスの下を割る。 しかし、相場のフォロースルーが発生すると一気に二段ジャンプする。
2016-03-13 20:22:01オラクル ①400からジリ上げ。IRで600円から800までワープ。 ②900円の壁を受けてブレイクアウト ③ここから1200に到達するがここから2ヶ月モミ合い。一時的に950まで下落。 ④ダウがフォロースルーを迎えた「さらに一ヶ月後」にうわ抜けし、半年後に3000まで到達後下落
2016-03-13 20:26:16もう一つ、今となってはインフラレベルの 「ベリサイン」。これはジグソーの参考になるかな。 ベリサインの2000年のPERは240倍。こちらもマーケットがフォロースルー日を迎える前にブレイクアウトしたが、割高なことも有り4割ダウン。その後ダウが上向くと株価10倍になった。
2016-03-13 20:32:40オラクルは最終的に400⇒4500円に。 ベリサインは2000⇒26000(最高PER963)になってる。 まぁさすがにあのネットバブルはおかしかったから今の日本でこういうのは無いと思うけれど。 強いブレイクアウトした銘柄は大商いを伴った下落でなければ15日平均まで売らないと
2016-03-13 20:35:04オニールのルールで有名なのが8週間ルール。 「ブレイクアウトしてから3週間以内に20%上昇した銘柄は、8週間持ち続けること」 逆に言うと、ブレイクアウトした後それ以上伸びなかった場合はまたボックス形成するか、そこから墜落する可能性ある、と。 このあたり念頭においておこうと。
2016-03-13 20:37:20とまぁ、3章まではこんな感じで「うまくいったパターン」の紹介なわけですが。 4章では失敗例 5章ではそれを踏まえたオニールの売買ルールの確認と応用編 6章では空売りの技法 と続くのでここからが面白そうです。
2016-03-13 20:39:54@slfied 間違いないですね。 数字なんかは絶対にそのまま当てはまるものではない。 日本のマーケットはダウほど素直じゃない。 成長株の考え方は大切にしつつも、日本株として見ていきます。
2016-03-13 20:42:57というわけで面白くなるところは明日から、ということでとりあえず3章まで終わります。 今週は最後まで言ってからまとめ作ります。
2016-03-13 20:43:41