胡桃ルクのお父さん

沙々羅 @sasaraaniki

@sasaraaniki るくちゃんの両親は共働きで、かつお仕事の都合でなかなか家にいません。 るくちゃんが生まれて間もない頃にはまだしも、子が大きくなるにつれ、泣く泣く仕事に戻らざるをえなくなりました。

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@sasaraaniki なので物心ついた頃より、るくちゃんはおばあちゃん(当時40前半)に育てられてきました。 ある日るくはお父さんに聞きました。 「どうしてパパはいつもいないの？」 「それはな、ルクの為に一生懸命お仕事してるんだ」 「おしごとってなに？ たいせつなの？」

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@sasaraaniki 「あぁ！ ルクやママだけじゃなくて世界中の人たちに関わる事だ」 お父さんは自信満々に言いました。 「パパが宇宙を飛び回れば色んな可能性が見つかるんだ！ 宇宙と同じぐらい未来は無限大に広がってる！ ……ルクって名前はパパが初めて知った恒星と同じなんだよ。

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@sasaraaniki 「ルクには空に見える星みたいにキラキラ輝く女になってほしい。輝き方なんて何でもいいんだ。 ……なんてちょっと難しい話だったかい？」 「……うん、むずかしい」 「ハハハ、正直だな！ 今は『パパはルクが大好き』って分かってくれてればオッケーだ！」

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@sasaraaniki ……ふと、ライブをする時、るくは当時の事が浮かびました。 あの頃は理解できなかったけれど、今なら分かる。 「パパは世界中にきたいされてるんだ。だからお仕事も大切って言ったんだよね」 今では自分自身も、多くのファンを持つアイドル。多くの人から期待される身。

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@sasaraaniki 「アイドルのお仕事も、お友だちも、おばあちゃんもパパもママも大切。みんな大好き。 ……行ってきます！」 るくは日々学び、成長していくのでした。 その頃の父「ルク〜！ 流石俺の子だ何しても可愛いぞ〜〜〜！！ pic.twitter.com/6uKlrH7tmb

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お話には絡まなかったけど、おまけでるくちゃんがデビューした初期の頃のお母さんも。 母「うちの娘がステージに立ってる…大丈夫かな……転んだりしないかな……衣装寒くないかな…… あ、歌ってる、踊ってる……！可愛い……素敵……あぁるくちゃん生まれてきてくれてありがとう……好き……」