絵の仕事をする上で

進藤ウニ・たっぷり寝ようぜ！ @unisindo

仕事のはなし。 絵を仕事にするって大変だし一定以上は腕ももちろん必要なんだけど、その一定以上になったらあとは ・仕様書をよく読む ・きちんと連絡をする ・締め切りを守る ・仕様書を守る ・仕様書を（ｒｙ てぐらい基礎的なところを確実に出来る人が食いっぱぐれないな、て、、、

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こないだ受け持ちでまさにそれを誠実に続けてきてた人がどデカイ仕事ゲットした。はっきり言って超カッコ良かった。伝説の生まれた瞬間に立ち会ったかもしれないあれ。 腕で仕事もぎ取るて、依頼通りのことは人並み以上に出来る人だからこそねじ伏せる説得力が出るのであって、先に技積まないとね。

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さっきの「返事だけでもする」て話もなんだけど、締め切りヤバそうな時（自分がヘタうったとき）、「一報だけでも自分から入れておく」て出来る人て、聞いてると当たり前のことに思えるけれど出来る人って実はものすごい少ないんですよね。そんぐらいみんな逃げたり黙ったりになっちゃう。

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私も漫画家時代それをしがちだったクチなんでお気持ち手に取るようによくわかります。でもあれやると「言い訳のバリエーションだけが増え」て、信用も腕も体力気力も金もやる気も全部減ります。増えたバリエーションも「みっともなさ」の数値が上がるだけでなんも得しないしね。全くオススメしません。

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「ちょっとぐらいいいだろう」「この仕事はまあこんなもんだろう」はすべり台みたいなもんです。つるつる下ってくのはちょっと楽しい感じがするんです。スピードもついてくるしね。気がつくと相当下ってて、 「もうあの人には仕事は任せられないな」 になります。仕事ってすごくシビアです。

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色んな条件でごまかせる下限を突破した時にそうなるんだけど、当人にしてみたら 「急にダメになった、通じなくなった、仕事が来なくなった」 て体感なんで、場合によっては「運」とか「タイミング」とか「時代」て言葉を使います。それらがゼロとは言わないですが、大体は自分がなんかしてるのね。

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これを読んでいる人が 「なんか最近いろいろが上手くいかないな」 て心当たりがあったら、取引先に 「どういった人、物が良しとされてるんですか？」 て聞いてみたりするといいかもしれません。人によるでしょうけど、たいがい教えてくれると思います。馴染みの人の方がそりゃ仕事しやすいですから

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そこを直す直さないは、正直個人の自由だと思います。ああ、それは私には無理だな、てことっていっぱいあると思います。ただ、そうなると他の何かを探しませんとね。対価って人の希望や注文を叶えて貰えるものなので、「出来ない」なら河岸を変える必要があるんです

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大人って上に行けば行くほど勉強しないといけないんで、それならせめて自分が少しでも楽な気持ちで人より得意に出来ることを探さないとくたびれてくたびれて灰色の世界で生きることになるハメになるんじゃないでしょうか。あるいは上手くないけど頑張れること。愚痴って生きるのもったいないですよ。

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最初の 「仕様書をよく読む」 て、つまり 「誰が何を必要としているのかをしっかりと把握する」 てことです。仕事って理由があって出ている問題を解決してお金をもらうものなので、上手に早く解決出来る人がお金をいっぱいもらうんですね。もらえないとか怒られる人って、つまりあまり上手くない。

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上手くないなら練習するか他の売り場を作らないとね。 派手な話に見えるものが、実は手堅さの積み重ねの結果です、てお話しでした。ルーチンおろそかにするべからず。