中ザワヒデキ展「ソースと実行」[CLOSING TALK]千葉成夫、藤井雅実[実況] #ソースと実行

2016年3月21日[月・休]15:00 - 17:00  作者による著作を巡る講演 出演:中ザワヒデキ ゲスト:千葉成夫、藤井雅実 NADiff Gallery http://www.nadiff.com/gallery/nakazawahideki.html
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みそむーおでん @misoni_2013

循環史観は現代美術史日本篇の冒頭で提示されている。 循環というのは受け入れやすいが、モダニズムとしては進歩史観であり、それが暗黙了解であるし、歴史が繰り返すのは現在がよく古いことが批判であることがそうだ。 しかしその古いものが結局30年後に浮上する。

2016-03-21 15:35:18
みそむーおでん @misoni_2013

古いものが30年経つと浮上する、それを感覚的に言う人はいるが、美術史のチャプターまでにしている人はいない。そこで中ザワが言うことにした

2016-03-21 15:35:51
みそむーおでん @misoni_2013

前衛(表現主義)から反芸術そして、イズムが乱立する多様性の時代、それをワンクールとして30年周期でつづく

2016-03-21 15:37:03
みそむーおでん @misoni_2013

20世紀初めから循環史観をだしてるが、その多様性の時代の途中に第2次大戦があるので、戦後の美術史であるこの本は、シュルレアリスムと多様性の時代から著述は始まる

2016-03-21 15:37:58
NADiff a/p/a/r/t @NADiff_apart

3冊目「現代美術史日本編」から、改訂版「現代美術史日本編 1945-2014」。 nadiff-online.com/?pid=83938129 nadiff-online.com/?pid=61069376(品切・絶版) #ソースと実行 pic.twitter.com/PS2DUJnSVi

2016-03-21 15:38:31
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みそむーおでん @misoni_2013

日グラはパルコの時代である80年代アヴァンギャルドというニューウェーブ的現象が美術ではおきており、 次の再現芸術は森村泰昌の登場から始まり、そして多様性の時代は奈良美智登場からとなる

2016-03-21 15:38:57
みそむーおでん @misoni_2013

そして2010年の前衛から反芸術の出現が現代美術史日本篇の重要な点であるとおもう

2016-03-21 15:39:31
みそむーおでん @misoni_2013

さて、次に芸術特許。 これは予約受付中。 つまり芸術の画材に関することを問題にしたものだ。 その特許をめぐってのさまざまなことを一冊にした。 オンデマンド出版なので予約者が集まってから初めて印刷する。 3331から出版

2016-03-21 15:40:38
みそむーおでん @misoni_2013

次に、「中ザワヒデキの美術」 石井香恵による著作。 早稲田学部時代の卒論として2006年までの活動を調べあげまとめた。 中ザワより詳しいとして本に出してほしいと思っていたところ、トムズボックスから出版された

2016-03-21 15:42:36
みそむーおでん @misoni_2013

近代美術テキストのフォンタナのページにほんとにスリットがはいっており、それを面白く書いてもらっている。

2016-03-21 15:43:48
NADiff a/p/a/r/t @NADiff_apart

4冊目「芸術特許」。オンデマンド出版につき、NADiffでも御予約承っております。 aloalo.co.jp/nakazawa/artpa… #ソースと実行 pic.twitter.com/YgqFGLu59u

2016-03-21 15:43:55
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みそむーおでん @misoni_2013

石井はもともと明治時代の洋画専門なのだが、彼女の立場からすれば現代美術史にたいしてどう対応したら良いか困っていたところ、美術手帖で日本美術の100年という特集があり、そこでもの派から十数年ほど書いたのだが、

2016-03-21 15:44:17
みそむーおでん @misoni_2013

その特集における著述は、美術家だから他の著述家と語りが異なり、とくに循環史観に立ったものだから一層異なる。 同じ美術手帖において中ザワヒデキがレビューで取り上げられており、彼が美術家なのがわかり調べ始めた、と

2016-03-21 15:45:19
みそむーおでん @misoni_2013

次に方法作品としての音楽。 美術作品として作るアルゴリズムがそのまま詩や音楽にも適用できると考えており、というよりそうでないとおかしいと考えており、 2000年に「方法」を立ち上げた

2016-03-21 15:46:15
みそむーおでん @misoni_2013

20世紀後半は美術は美術のことだけやれ、と。 美術に音楽や演劇要素が入ること、それはだめだ、と それはフォーマリズムとして出現した。 絵画は色彩が塗られた平面である、と。それが説得力をもった。

2016-03-21 15:47:02
みそむーおでん @misoni_2013

そのフォーマリズムはパソコンで絵を描くのとは違う。 その色彩はデータとしてのゼロとイチに還元されるし。 だからこそデータこそ重要だと。

2016-03-21 15:47:52
みそむーおでん @misoni_2013

つまりデータ=ソースから出力し、視覚なら美術、聴覚なら音楽、と。 メディウム=形式還元でなくアルゴリズム還元、その方法への還元こそ今行うべきだと、2000年の方法主義をはじめた

2016-03-21 15:48:46
みそむーおでん @misoni_2013

文字を使って絵を描く文字座標型絵画、フォーマリズム的には文字は文学の道具だから絵画となりえないのだが、ビットマップとして画像提起システムとしてピクセルを並べたのが絵画であり、そうでなるなら色彩のついたピクセルでなく、文字を並べても構造は同様だと思い作ったものだ

2016-03-21 15:50:09
NADiff a/p/a/r/t @NADiff_apart

5冊目、石井香絵「中ザワヒデキの美術」。こちらも当店、お取り扱いございます。 aloalo.co.jp/nakazawa/20080… #ソースと実行

2016-03-21 15:50:21
みそむーおでん @misoni_2013

次に、ひらがなを並べて発声して読むと音楽的時間ができる。それで対位法で作曲することで、音楽となる。 だから方法から美術作品も音楽作品もできる、となる

2016-03-21 15:50:55
みそむーおでん @misoni_2013

文化村NADiffで方法音楽を作品として見た時、恐ろしいと感じて、しかし買うことができない、でも気になる、そこで他の作品を見ると文字で絵も書いてるし、何よりも中が漢字でザワヒデキがカタカナだし、とかいろいろ恐怖を感じていて良い理解の仕方をしている

2016-03-21 15:52:34
みそむーおでん @misoni_2013

ソースと実行展でもなにがなんだか分からず、設置しているパソコンであひるを出して遊んだとかあり、それもわかるしあるだろう

2016-03-21 15:53:02
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