俺の可愛い地獄・春①
俺の可愛い地獄・春 (2月に出した本とは全然違う別の話です) pic.twitter.com/0A8rtAURtG
2016-03-19 21:26:41ちなみに「2月に出した本」っていうのはこれです。
[R-18]【2/7閃華の刻4新刊サンプル】俺の可愛い地獄【みかつる】
俺の可愛い地獄・春②
鶴丸が埋められている桜の木のある本丸には鶴丸の幽霊がでるんですけど、「鶴丸さんの幽霊がでた」って泣く短刀の子たちの頭を、三日月宗近は鶴丸国永を殺したその手で何食わぬ顔で撫でる。
2016-03-19 22:03:58秘密を知った一期一振が「あなたの無神経さには虫唾が走る」ってキレるんだけど、三日月宗近は鶴丸国永を殺したことを汚らわしいなんて微塵も思ってないから一期の言葉は響かない。
2016-03-19 22:05:59俺の可愛い地獄・春(続き) pic.twitter.com/1gG4r64wKk
2016-03-20 22:38:33三日月がうなだれてるのは鶴丸恋しさであって別に一期の言葉に反省してるとかじゃない。むしろ耳がちくわ状態で聞いてない。
2016-03-20 22:46:36正確な一文思い出せないんだけど寺山修司の「家出のすすめ」に「お互いにしかわからない言葉を持っているのが恋人同士である」みたいなのがあって、まさにこれなのよね、三日月と鶴丸は地獄によって会話してるし(?)、二人の地獄は二人にしか分からない。
2016-03-20 22:54:19俺の可愛い地獄・春③
俺の可愛い地獄・春(続き2) 死ぬ瞬間の話・鶴丸の談 pic.twitter.com/S3QUPD4kzb
2016-03-24 06:52:19俺の可愛い地獄④
俺の可愛い地獄・春(続き3) 殺す瞬間の話・三日月の談 pic.twitter.com/SUg4aK2UiE
2016-03-25 02:57:00死者は星になる。だから、君が死んだ時ほど、夜空は美しいのだろうし 僕は、それを少しだけ、期待している 君が好きです。 死ぬこともあるのだという、その事実がとても好きです。 いつかただの白い骨に。 いつかただの白い灰に。白い星に。 僕のことをどうか、恨んでください 「望遠鏡の詩」
2014-06-11 01:05:132月の本はどちらかというと 「三日月から見た『鶴丸』という『俺の可愛い地獄』」 の話だったんですけど(もちろん三日月も鶴丸にとっての俺の可愛い地獄です)、 春の地獄は逆に 「鶴丸から見た『三日月』という『俺の可愛い地獄』」が強めなつもりです。
2016-03-24 07:37:08「きみの全部を俺のものにしたい、だから殺してくれ」 「おまえのすべてを俺のものにしたい、だから殺させてくれ」 というのが根底にある(とおもう)んですけど、すごくとんでもなくどーーーしようもない地獄だ!!そのどうしようもなさが、とてつもなく可愛い……
2016-03-24 07:46:13三日月宗近にそこまでさせる鶴丸国永の地獄やべえけど、鶴丸国永をそこまで地獄にしたのは三日月宗近なので、みかつるの地獄のスパイラルがやべえんですよ……
2016-03-24 07:55:31メモ①
鶴丸は桜の木の下に埋められたので、桜の木から離れられず二人の逢瀬は自然と桜の木の下になる。すこし低くて太い枝に三日月が立ったまま背を預けて、鶴丸はそこに腰かけて、鶴丸の腰に手を回したり体に頭を預けたり、鶴丸はその三日月の頭をときおり撫でたりしながら死者と生者まじわってほしい…
2016-03-21 14:21:58ウーーッッまるでひだまりみたいな鶴丸が死んでて、西の空に沈む夜の三日月が生者ってやばない!?めっちゃ萌える!!!
2016-03-21 14:25:24