宗教と善悪の判断について・続き

2
タクラミックス @takuramix

「悪いことを考えた時点で悪い人である」がキリスト教の考え方だという人を見かけたが、そんな簡単な話ではないだろう。寧ろそういう考え方でキリスト教を単純化して利用した連中が、見えるはずのない「人の内心」に踏み込み、あらゆる人に罪悪感を植え付け、操作しようとしたのではないか?

2016-03-27 22:31:25
タクラミックス @takuramix

承前)キリスト教に限らず、一部だけを切り取ってしまえば、どうとでも解釈をくっつける事が出来るという恐ろしい性質が宗教にはある。そこには「神」という強大なものがセットに成っているため、字面が同じ言葉でも、意味とその影響力が桁違いとなっている。 宗教は強力だ。だからこそ注意が必要だ。

2016-03-27 22:42:30
タクラミックス @takuramix

承前)強烈な薬は、強烈な毒でもある。宗教は効果の高い薬にもなるから、長い歴史をくぐり抜け、今でも強い力を維持している。宗教に救われた人も大勢居る。一方で、それが猛毒となった歴史も刻まれている。 宗教が薬になる時と、毒になる時とでは、何が違うのか?ここを真剣に考える事は出来るか?

2016-03-27 22:45:23
タクラミックス @takuramix

承前)宗教および宗教化しているものについて、毒性が発揮される状況になった場合の事を話題にすると、感情的な反応を示す人が大勢出てくる。疑問や問題点を提示する事に対しては、冷静な議論ではなく、衝動的な封殺が飛んでくる場合が多い。 悪い方向に宗教化しているものについても同じ現象が起きる

2016-03-27 22:48:50
タクラミックス @takuramix

承前)宗教が猛毒となった事例がある事を否定するなら、そこへの反省も分析も無いのなら、そういう宗教は人を救う薬として存在するのではなく、別の目的で存在するという事になるのだろう。 そして、それを「神の思し召し」だと言うのなら、それは随分と酷い神だなと思う。 それ、本当に神か?と思う

2016-03-27 22:52:56
タクラミックス @takuramix

承前)だから、逆説的に、私はそういう猛毒と化してしまう宗教というのは、つまりは「神」をそのようなものとして捉えている人間の意識を具現化してしまうものであり、その行為そのものが神を冒涜しているのではないか?と思うのだが…。こういう考えを披露すると「それは信仰に非ず」と言われたりする

2016-03-27 22:55:39
タクラミックス @takuramix

承前)まぁ、一番極端な例を挙げると、例えば神が滅べと命じれば、滅ぶのが信仰というものだ、などと言われた事があり、それに周囲の信者が同意するという経験もありましてね…。神が命じれば虐殺も迷わないというんだから…。 それが信仰なら私には不要と応じましたがね。ま、これは極端な例ですよ。

2016-03-27 23:00:29
タクラミックス @takuramix

承前)ただ、そういう極端な例について、「いや、それは無いよねぇ…」と言う、冷静な信仰者の方々も、神の命には従うという筋は外し難いようで、 「神がそういう命を下すはずは無いし、そういう命が下るならそれには深い理由がある筈」 って解釈の場合が多くてな…。怖いなと思ったね。

2016-03-27 23:04:27
タクラミックス @takuramix

承前)結局、神は語らんのよ。神を語る人間が居るだけでな。 神と向き合うとか、信仰と向き合うというのは、神を語る人間の言葉に振り回されておっては無理なんじゃないの?と私は思ってる。 で、ああした人々の定義する信仰というものは 「子供の手の届くところに放置された劇薬」 と捉えている。

2016-03-27 23:09:54