- freie_Herz
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立野「とりわけ、どうやって国を守るかという根幹の問題では、政府と国民との意識共有が非常に大切だと思います。ところが、安倍政権は、その安保の土台である国民合意づくりの機会を投げ出してしまった。その責任が一番重いと思うんです。」→
2016-03-30 00:01:43立野「もし集団的自衛権が必要だというのなら、時間をかけて丹念に説明すべきだったのに、わずかひと夏の国会で押し通してしまった。首相は、成立後も丁寧に説明すると言っていたのに、この半年間その努力のあとは見られません。」→
2016-03-30 00:06:17立野「戦後何十年にもわたって、歴代の政権が『これをするには憲法を変えなくてはできません』と言ってきたものを、この政権は憲法を変えることなくやってしまったわけですね。私たちはそのことを忘れるわけにはいかないと思います。」
2016-03-30 00:08:17古館「多くの専門家が憲法違反だということを解釈改憲でやって、政府に多くの裁量が任されていて、政権によってはバーッと暴走しかねない懸念。そういう多くの問題を分けて分けて、法案個々でこれはどうだと。やっぱり廃案にすべきものはする。そのぐらいの気構えで国会をやってもらいたいですね。」
2016-03-30 00:15:08立野「南スーダンのような、国連の旗のものでPKOをどうするかという話と、中国・北朝鮮とどう向き合うのかという問題とは、本来別々に冷静に議論しなくてはいけないはずです。ところが、安倍政権はそれらを全部一緒くたにして押し通したゆえに、その議論の機会もないまま終わってしまった。」→
2016-03-30 00:20:39立野「今こうやって、国民にわだかまりが残り、国民の支持が盤石とはいえない中で、もし自衛隊の皆さんを危険な任務に赴かせることがあるとすれば、それこそ私は、自衛隊に対する敬意の欠如だと思うんです。」→
2016-03-30 00:22:41古館「軍隊ならば法規があって、軍法会議があって、ある部分、戦闘行為の果てに、ある種守られるところがあるかもしれない。しかし仮に海外で、治安維持や駆けつけ警護の中で、撃ち合いになって人を殺めたり、そうした時、自分のせいになってしまう。丸裸の状態でそういうことが起きるかもしれない。」
2016-03-30 00:26:58立野「まさに、そういった問題の最高法規が、ずっと憲法であり続けたわけです。で、ここまで憲法を軽んじている人たちが、今は憲法を変えたいと言い出している。私はこれを非常に奇妙なことだと思っているんです。」→
2016-03-30 00:30:42立野「この憲法を『押しつけ憲法』だと言って、とにかく変えたいと言っている方々は、では、この戦後長い間、どうして国民は憲法を変えずに来たのか、そのことを考えるべきじゃないかと思うんですね。」→。
2016-03-30 00:33:37立野「国民主権、平和主義、基本的人権の尊重。こうしたものは誰かから押し付けられたものではなく、戦後の日本人が一つずつ根付かせて育んで、そして自分たちの価値観として、血と肉にしてきたものだと思う。その重みを顧みることなく、とにかく押しつけだから変えるんだ、ということこそ思考停止だ」
2016-03-30 00:38:42報道ステーション、立野純二さんから、憲法は押し付けられたものだと言う人への言葉。涙出てきた。 pic.twitter.com/9HRhHA5RGS
2016-03-29 22:38:21立野さんもうひとつ。 「私は、この国会で最大の出来事は『保育園に落ちた!』と女性がブログで叫んだ事件だったと思う。政治家が口利きでお金を貰おうが、大臣が違う法案の答弁をしようが、そんなことはどうだっていい、私たちの暮らしはこんなに苦しいんだ、そういう叫びが表に出たのが最大の事件」
2016-03-30 00:51:39立野「『日本死ね』という過激な言葉もあったが、日本流トランプ現象のような既成政治への怒りだったのでは。国家の存立事態とか、今実際にはありもしない観念論を政治家は声高に論じているが、実際に国民の足元で進行している人間の暮らしの安全保障の問題、これを十分に顧みていないじゃないか」→
2016-03-30 00:57:11立野「そういう不信が、今渦巻いているんじゃないかと思いますね。」 古館「『生活の存立危機事態』、こっちをもっと見なければだめだよ、という話ですよね。」 報ステ、今日は本当にGJでした。
2016-03-30 01:00:23