「ゲーム中にミスしたら褒める」という話
そういえば萩尾望都のネオ寄生獣目当てに今月のアフタヌーン読んで楽しんだんだけど、「おおきく振りかぶって」が今モモカンとメンタルトレーニングの先生がタッグを組んで練習していて、ちょっとTRPGにも通じそうな面白い話しているのよ。今回は「守備練習の際にミスを指摘しないで褒める」
2016-04-04 21:49:43@Hellbaby メンタルトレーニングの先生から「練習の際に選手がミスをしても、それを指摘しないでください」と言われどうするのか聞いたら帰ってきた答えが「褒めてください」なのよ。んで実際にはノックしていて選手がミスしたら「いいミスだったよ。どうすればいいか分かってるね」と褒める
2016-04-04 21:52:28@Hellbaby メンタルトレーニングの先生曰く「ミスをしたとき、周囲も本人もミスをしたのは分かっています。それを指摘するのはモチベーションが低下し、本人にとってマイナスにしかならない」そこから更にモモカンに「それが分かっているのに、なぜ練習でミスを指摘してしまうのか」
2016-04-04 21:54:43@Hellbaby 暫く考えてモモカンが出した答えが「ミスを指摘するのが楽しかったからだと思います」この答えが白眉。往々にしてミスを指摘する、というのはミスした相手の上を取れる行為だから楽しんでしまうのよね。指摘した本人も気づかないうちに。
2016-04-04 21:57:44@Hellbaby 今回は結論として「ミスしたら褒める事で指摘はしつつメンタルを低下させない」という方法論で展開している。他にもメンタル上昇のための方法が細かく載っていて面白かった。ここから以前行ったマスタリングを思い出して少し昔話をするので面倒だったりする人は飛ばしてね。
2016-04-04 22:02:19@Hellbaby 昔、JGCでN◎VAのRLやった時の事なんだけど、面子の中にフェイト(フリーランスの探偵)のキャストとクグツ(千早重工後方処理課第三班)のキャストがおりまして、クグツのキャストを遊んでいた方がそんなにN◎VAに慣れていなかった、という状況でして。
2016-04-04 22:06:09@Hellbaby セッション自体は問題なく進んだんだけど、リサーチフェイズの終盤、クライマックスの前でフェイトが《真実》を使って目撃者から事件の真相を聞こうとした時に、クグツの方がこう言ったのよ。
2016-04-04 22:10:01@Hellbaby 「あ、こういう重大な情報を皆の前で語られるのはクグツとしてはちょっと嫌なので《完全偽装》でその話隠します」 で、これ聞いたときに(あ、これ「《完全偽装》が「情報を隠せる」という効果なので使い処が分からないので、とりあえず重要そうな所で使ってみたい」という事だ)
2016-04-04 22:12:51@Hellbaby で、一瞬考えて(これ、明らかに知らないミスだけど、うかつに指摘すると傷つくな・・・)と考えてまずやったのが「お、プロのクグツっぽいね」と褒めた。 んで褒めた上でこう言ったのよ。
2016-04-04 22:15:38@Hellbaby 「どうせなら、もっとかっこよく見える方法があるよ。《完全偽装》の神業はいつでも特定の情報を隠す事ができるので、クライマックスが終わるまで待って、今回の事件の情報を全て得てから《完全偽装》を使って隠すの。その方がプロっぽくない?最後の最後に大技使う感じで」
2016-04-04 22:20:50@Hellbaby こう言ったらクグツの人も納得して、クライマックス終わるまで使うのを待った上で、《完全偽装》をどう使うか把握してから使ったのでよりかっこよく遊べて終わったのよ。この時はうかつにミスを指摘しないでホントよかったと思ってる。
2016-04-04 22:23:11@Hellbaby まあ前からあんまりしなかったけど、この経験以降「ミスをいたずらに指摘しない」は金箇条にしてます。そもそも楽しく遊びたいだけなのに、うかつにミス指摘するとつまらなくなるだけだからね。どうせなら楽しく遊べるようにしたい、と常々思っていますはい。おしまい。
2016-04-04 22:26:25