ひいらぎ(@wet_rein)さんちの一ツイートSSまとめ
マスター制作の同人ギャルゲーのヒロインに声をあてることになったものの、イベントシーンの演技の仕方がわからないのでマスターと実践練習することになったマキマスください #マキxマス推奨委員会
2017-08-08 12:11:15中の人的には…ってコメントを見て、そういえばそうだったと書いてから思い出した一作。マキマキといろんな演技の練習をしたいですね
マ「うなぎ食べたいけど、絶滅しそうなんだったら我慢しないとね」 ゆ「ええ」 マ「でもせっかくの土用の丑の日だし食べたい」 ゆ「『う』から始まるものならうなぎじゃなくてもいいそうですよ」 マ「えっそうだったんだ…う、から始まるもの…うさぎ?」チラッ ゆ「こっち見るのやめてください」
2017-07-25 13:07:51食べる(意味深)
「ゆかりはさ、わたしのこと愛してる?」 いつもと変わらない笑顔を浮かべて、マキが尋ねた。 「……」 口を開いたが、すぐに言葉が出てこなかった。かわりに脳内を淫らなイメージが駆け巡る。その相手は、マキではなくて―― 「も、もちろんですよ?」 どうにかその一言を絞り出した。
2017-07-05 21:25:53「うん、わたしもゆかりのこと愛してるからね」 そう言って、マキは私に抱きついた。手の震えをどうにか抑えるよう必死に指先に命じつつ、マキの背中に腕をまわす。と、マキが耳元でなにかを囁くのを感じた。 「でもね、わたし、全部知ってるんだ」
2017-07-05 21:26:23その瞬間に、彼女はビクリと身を硬直させた。しばしの間、すべてのものが動きを止めていた。時間すらも止まってしまったかのようだった。 そして、抱きついた時と同じように唐突に、マキが行動を起こした。コートのポケットに隠し持っていたナイフを取り出し、ゆかりのわき腹に突き立てる。
2017-07-05 21:26:47目を見開いたゆかりと視線を合わせることなく、マキはゆかりから離れた。そのまま踵を返して歩き出す。マキの背中へとのばされたゆかりの右手は何も掴むことなく、空を切った。床に倒れ伏し虚空を窺うゆかりの双眸から一筋の涙がこぼれたことを、マキは知る由もなかった。
2017-07-05 21:26:56なんで当時の自分はこれを書いたんだろう…たぶん、たまーにやってくる「ちょっと暗いお話を書きたい病」の発作のせいでしょうね…
そんなドロドロに溶け合った意識に、ひとつ大きな塊が浮上してくる… 下腹部が重たく、溢れそうだという報せ…
2017-06-13 04:16:38混濁した意識の中でぽっかりと形を保つそれを、ややもて余す… まだまだこの気持ちよさの波に浸っていたい… この微睡みの中に浸っていたい…
2017-06-13 04:16:52そんなわがままをぐるぐると追いかけていると、ふと、自分がトイレにいることに気付く… 便座に腰をおろしていることに気付く…
2017-06-13 04:16:57ここならなんの問題もない…そんな考えが意識の海に姿を表す… なにかが違う、ダメだ、と呼び掛ける声が数多の気泡として浮かび上がっては弾けていく…
2017-06-13 04:17:04それでも、その声はあまりにも些末で… なにも問題などない…このまま微睡みに浸っていられるなんて素晴らしいじゃないか… そんな声にかき消されてしまう…
2017-06-13 04:17:10そして、遂にその塊が揺らぐ… 塊を形作り、塞き止めていた意識が弛み、逆に、溶かして押し流そうとする意識が膨れ上がる…
2017-06-13 04:17:17その瞬間、混じり合っていた覚醒と睡眠がまるで水と油のように別れあい、一気に意識が覚醒へと向かう。 ダメ、それだけはダメ! 寝ぼけた頭で必死に身体を操ろうとするも、すでに手遅れだった――
2017-06-13 04:17:25なんで当時の自分はこれを書いたんだろう…お布団の中で、まだ起きたくないのに、って思いながらごろごろしてたら思いついたんだと思います