ひいらぎ（@wet_rein）さんちの一ツイートSSまとめ

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「起きないと遅刻ですよ！」 布団にくるまれた塊を揺さぶる。 「うぅ…ゆかりんがハグしてくれたら起きれるかも…」 「その手にはのりませんよ！この前それで寝坊したんですから！」 「ちぇ…」 「起きれたらキスしてあげますから」 「起きたよ！」 朝から駆け引きをする連休明けの #ゆかマキ

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「マキさんマキさん」 「んー、どったの？」 マキさんの家に遊びに来た日の昼下がり。ちょっとしたイタズラを思いついて、私は手元のスマホから顔をあげた。 「ノーパン健康法って知ってます？」 きっといつものようにあしらわれて終わると思っていたのだが。おもむろにマキさんが立ち上がった。

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「どうしたんで…」 「ゆかりちゃんも知ってたんだね！」 嬉しそうに私の言葉を遮るや否や、マキさんがスカートをめくり上げた。その中の聖域を守るべき布地の面影は全くなくて――！ 「ちょっ、マキさん何やってるんですか！！」 私の叫びに平然とした声が返ってくる。 「ノーパン健康法だよ？」

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「いやそんな平然としないでください！女の子としての慎みを持ってですね！！」 なんとか彼女にパンツを穿いてもらうべく説得を試みる。が。 「そもそもゆかりちゃんから言ってきたんでしょ？」 しまった――！？ 「ほら、ゆかりちゃんも一緒に、ね？」 ドツボに嵌った私に、マキさんの手が迫る…

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「なあんて、冗談だよ」 不意にマキさんの顔が緩んだ。 「ゆかりちゃんがスマホでノーパン健康法のページを見てるのが見えてさ。隙を見てパンツ脱いで隠してたんだ」 マキさんがソファの陰からパンツを取り出して穿きなおす。 「もう、驚かさないでくださいよ…」 「それゆかりちゃんが言う？」

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「ともあれ普段はちゃんと穿いてるんですよね？」 「穿いてるよ。…今度確かめてみる？」 その言葉で先程の光景が脳裏に蘇る。 「なに想像してるのかなー？ゆかりちゃんのえっち」 「そ、そんなんじゃありませんって！」 これからは家でもちゃんとパンツを穿いておこう。私は心に決めたのだった。

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

パンツ穿いてるだ穿いてないだでドタバタする #ゆかマキください

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

今週末が学園祭の大学が多いみたいなので、受験勉強のモチベ維持にかこつけて気になる大学の学祭に行ったマキマキが、ふと立ち寄った進路相談ブースで親身に話を聞いてアドバイスをくれた一個上の先輩ゆかりさんに一目惚れしちゃって「あの人のいる大学に行きたい」と勉強を頑張る #ゆかマキください

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「そろそろ寝ましょうか」 いつものお泊り会。一日の終わり間際に、そういえば今日はハロウィンだったっけ、と思い出した。勢いでゆかりんをベッドに押し倒す。 「トリックオアトリートだよ、なんて…」 驚いた表情のゆかりんは、そのまま頬を染めて目を閉じて…え？ #ゆかマキください

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「あれ、今日はスカート長いんだねゆかりん。いつもは痴女みたいに短いのに」 「誰が痴女ですか。まぁ、今日から一段と寒くなるみたいですし」 「ならズボンでもよかったんじゃ」 なんてやり取りを交わした直後だった。ごう、と突風が駆け抜けていく。あまりの強さに、思わず顔を背けて……

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「！？」 一瞬だけ捲れ上がったゆかりんのスカートの中に、視線が釘付けになった。真っ黒な布地、極小の面積、サイドの紐… 「ゆかりん！なんてオトナなぱんつ穿いてるの！？」 わたしのもっともな質問に、ゆかりんは平然と答えた。 「ドキドキするでしょう？」 風が強い日の #ゆかマキください

にいらぎちゃん(a.k.a.ひいらぎ) @wet_rein

「また夜更かしするつもりでしょ！」 少しだけ、とゲーム機をつけた瞬間に声がかかった。 「早寝早起きの約束したよね？」 ぷんすか、と聞こえてきそうな表情でマキが仁王立ちしていた。 「もう、今日からわたしと同じ布団で寝てもらうからね」 逆に眠れなくなりそうな #マキxマス推奨委員会