2016.4.13開催【科学ジャーナリスト会議4月例会 津金昌一郎先生と津田俊秀先生の「同じ疫学者として各自の見解と相手への疑問、批判」】関連ツイートまとめ

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林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 第2部 お互いにやりとり。 津田さん:ウクライナをのぞき,すべて大人の話では。 津金さん:臨床報告を示した。 津田:子どもでも多数発生したというのはウクライナだけでは。 津金:年齢階級別甲状腺がん罹患率は,10代から増加している。

2016-04-13 19:17:45
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:これは,長い時間をかけたもの。福島では,短期間に増加している。 津金:精度が高ければ,みつかってくる。 津田:ウクライナのものは,実際にみつかったのではなく,重曝露地域での推測。それよりも,非曝露群の実測のほうが重要。

2016-04-13 19:21:33
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:ここはたぶんまちがいで,14歳以下ではなく,13歳未満。これでもみつかっていない。 津金:福島でも,小さい子はいない? 津田:半分は14歳以下では。 津金:三県調査がある。 津田:数が少なく,統計的な力がない。 津金:それはそうですね。

2016-04-13 19:23:40
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:福島と同じやり方でやったものはない。 津田:どこがちがうのですか。人種はちがいますが。ロシア人と日本人。それ以外は? いとうさんが調べたときにも,5mmという精度がった。 津金:ほんとうに同じ精度でやったのかどうかは私にはわからない。

2016-04-13 19:25:11
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:20歳以上で発見される大人のデータを子どもに延長したうえでの推測ですね。 津田:剖検でも子どもではみつかっていない。子どもでは剖検は少ないですが。エコーでも,このとおりみつかっていません。同じ山下先生が関与した福島と同じ方式。決定的証拠。

2016-04-13 19:26:40
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:これがあるので,みなが納得した。だから,これでいま納得してもいいのでは。 津金:チェルノブイリでみなが納得したのは,線量反応関係がでたから。 津田:線量反応関係がチェルノブイリではっきりしたの,20年くらいたってデータが増えてから。

2016-04-13 19:28:28
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:現段階でも,これだけのものがいえる(とデータを示す)。 津金:もっと,年齢別の分析が必要なのでは? いまの段階で結論はできないのでは? 津田:そんなに意見がちがうとは思わない。検討委員会で,みなでデータを分析しようと提案してほしい。

2016-04-13 19:30:12
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:いくら死なないといっても,判断はまちがわないほうがいい。先延ばしにしないで,事故当時20歳代とそれ以下の手術例はほとんど福島医大ですので数え上げられる。 津金:検討委員会は,分析するところではない。福島医大がきちんとしたデータをだすべき。

2016-04-13 19:32:08
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:福島医大には,年齢別のデータをだすようにいっている。 津田:チェルノブイリでも,事故の翌年から多発が始まった。 津金:ほんとうにおこったのかどうかはわからないのでは。 津田:いや事故の翌年から増加している。 津金:放射線の影響かどうかは…

2016-04-13 19:33:45
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:放射線の影響だとの既知の事実があったので,診断で増えたのでは?  津田:いや,当時はそうとは思っていなかった。では先生,どうやって放射線の影響かどうか決めるのですか?  津金:チェルノブイリではそうだったのかもしれませんね。しかし,

2016-04-13 19:35:34
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:しかし,福島で増えているといえるまでのデータはでてきていないのでは。地域差は認められていないのでは? 津田:地域差は認められているのに,福島医大は分析をしないのに,地域差がないと述べている。先生は検討委員としてデータをだすべきというべき。

2016-04-13 19:37:42
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:津田先生のデータは,福島県が発表した年齢を調整したデータではないですよね。 津田:はい。福島県のデータをできるだけくわしく分析した。 津金:先生の分析では科学的とはいえない。 津田:それは福島県か検討委員会にいってほしい。私はこれで十分。

2016-04-13 19:39:41
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 司会の林さん:津金さんよいでしょうか。 津金:先行検査においては,まだ科学的とはいえない。 津田:いまのデータからみて… 司会の林:津金さんのは一理ある。厳密な科学的評価としては…。 津田:国際的疫学誌に論文を出しているのは私。

2016-04-13 19:42:28
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:科学的根拠とは,点推定値,区間推定値で示したもの。 司会:では,会場から。一人一問で。 東京都の主婦:実際に116名の方ががん。それがでていることについて,原因を調べる。対処する。 司会の補足:今後の検査をやめるべきと続けるべきと異意見。

2016-04-13 19:46:09
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:検診にはもともと懐疑的だが,検診にだけ頼っているのは問題。 津金:甲状腺がんというがんが増えているとは考えていなくて,北海道や沖縄でも検査をやれば同じようにみつかる。放射線で増えている分があるかもしれないが,数十倍も増えてはいないだろう。

2016-04-13 19:47:40
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:あとでみつけてもかまわない。リンパ節転移が多いのは,早期発見が破綻している。昔,神経芽細胞腫をたくさん診断していた。あれも,罹患率ばかり増えて,死亡率が下がらないので,検診をやめた。甲状腺がんもこういうものなのだと思う。

2016-04-13 19:49:06
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津金:検診は疑問だが,被曝の影響を見極めるためには検診が必要があったとしても,すぐに治療をしないで… 司会:原因究明は? 津金:それはすべき。日本の責任。 津田:みつけてすぐには手術してはいない。これは未来館の人がつくってくれた津金さんモデル。

2016-04-13 19:51:42
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 津田:こういうカーブになっているとは,私は考えていない。被曝が生じたなかでそれ以外の原因は考えられない。検診があることが,検診のせいだとして原因確定を遅らせるように使われている。原因究明は,概念。みなが認めれば,それでよい。

2016-04-13 19:53:35
sivad @sivad

お、でたでた神経芽腫。小児甲状腺がんとはまったく状況が違いますけどね。 dokkyomed.ac.jp/dep-k/ped_surg… twitter.com/SciCom_hayashi…

2016-04-13 19:54:36
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 満田さん:香川県では,甲状腺がんがみつかっているが大きくなっていないとのことですが,2巡目では30ミリもあるので,当てはまらないという意見。 質問は,予後がよいという根拠。何年スパン? 田島さん:甲状腺がんは治療や診断が不要なのか?

2016-04-13 19:55:41
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 日経BPの女性:国立がんセンターのデータのコントロールの内容の説明と,それをコントロールとする妥当性は? 温品:お二人からスライドのファイルをいただきたい。大人の甲状腺がんと同じで,ほっておいてもよいがんをみつけているとしてるが実際は1cm以上

2016-04-13 19:58:00
切り取り線 @kiri_tori

✄------------ PM 8:00 ------------✄

2016-04-13 20:00:00
林 衛 @SciCom_hayashi

JASTJ4月例会 津田・津金対論 フリーきりしま:被曝線量がチェルノブイリに比べて小さいとするが,80mSvの根拠は,浪江町の限られた実測値,セシウム被曝からの推定など。実測は60名だけ。チェルノブイリは何十万人(具体的な数値要確認)。小さいという判断でよいか。

2016-04-13 20:01:17
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