イナズマイレブンの夢小説ください(私的なまとめです)

腐女子もたまには夢に本気出す
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焼き鳥 @okome_kueyo

@purikets 「ダメですね、やり直しです」「そんな…」まただ、また認めてもらえなかった。空気をよく含んだ水、新鮮な茶葉、茶葉の種類に合わせて蒸らし時間を変えることも美味しい紅茶を淹れる大事な要素。どれもちゃんと守って最高級の素材を使っているのに…

2011-02-04 17:04:31
焼き鳥 @okome_kueyo

@purikets がっくりと肩を落とすぽりこを見て、エドガーはこう続けた。「ポットから落ちる最後の一滴をゴールデンドロップ、この一雫が入った紅茶はとても美味しいと言われています。だがしかしゴールデンドロップよりも大切なものがあるのです…なにかわかりますか」

2011-02-04 17:04:56
焼き鳥 @okome_kueyo

@purikets 「ゴールデンドロップよりも大切なもの…?」「それは紅茶を入れる人の愛です。最後の一滴にあなたの愛を込めることが大事なのです」「愛のゴールデンドロップ…」ぽりこは紅茶を入れることだけに夢中になって、紅茶を愛する人の気持ちをすっかり忘れていたのだ。

2011-02-04 17:05:19
焼き鳥 @okome_kueyo

purikets そうだ、僕は今までなんて勘違いをしていたんだろう!ぽりこは今度はエドガーのために心をこめて再び紅茶を入れなおす。エドガーが見つめる手先が緊張で震える。エドガーへの愛とポットの最後の1滴まで残さずカップに注ぎ、エドガーの前に差し出した。

2011-02-04 17:05:39
焼き鳥 @okome_kueyo

@purikets 「優しい味です…先ほどまでの紅茶とは全く違う。これがあなたの愛なのですね、ミスターポリコ」エドガーはぽりこの唇にそっとキスをした。「今日からあなたは僕の妻だ、ポリコ・バルチナス」「エドガー…!」ぽりこはエドガーの元へ永久就職し、幸せに暮らしました。~fin~

2011-02-04 17:06:04
@9ujo

小屋から一歩でも踏み出せば、外は吹雪だった。今夜はここから出られまい。小屋から見付け出した薪は古いものだったが、冬の外気で乾燥しきったそれはたちまち燃えあがった。一晩は凌げる。 となると当面の問題は――…ぽり子だ。私が彼女を疎ましく思ってはいないのは事実で、彼女と一晩この狭苦しい

2011-02-04 17:31:58
@9ujo

二人でショッピングデートするエドポリで、デート中に足をくじいたぽり子がそれをエドガーに黙っていたものの、二人で食べていた遅めのブランチでエドガーが仔羊のソテーを切り分けながら「ぽり子、あなたは少し様子がおかしい。あと脚を見せてください」って言ってバレる。そっからは家に帰るまで

2011-02-04 17:39:56
@9ujo

お姫様だっこで運ばれるぽり子

2011-02-04 17:40:21
@9ujo

@purikets 会場の壁の花となっているぽり子の顔を覗くようにして、エドガーが尋ねてくる。「どうした?体調でも悪いのですか?」 なんて優しい恋人なのだろう。ぽり子は思う。エドガーがぽり子を気にかけるのは彼の癖になっているようで、その癖ごとぽり子は愛されているのだと実感できた。

2011-02-04 17:50:05
@9ujo

@purikets 「私はあなたよりもずっと――…ずっと年上で、普通の日本人なの。エドガー、あなたは…若くて、サッカーが上手くて、そのプライドにさえ相応しい才能を持ってる。素晴らしい人だわ。だから思っていたのよ。私とは釣り合わないんじゃないか」泣き腫らした顔でぽりこはエドガーに告

2011-02-04 17:56:06
@9ujo

@purikets げた。これでもう終わり。なにもぽり子はエドガーのことを嫌いになったわけではない。一緒にいて辛くて、辛くてたまらないのだ。

2011-02-04 18:09:27
@9ujo

@purikets ぽり子がぼんやりと楽しかったエドガーとの過去の時間に耽り始めたその時だった。エドガーとは実に長く時を共有したぽり子でさえ、聞いたことのないほどの大声だった。

2011-02-04 18:09:42
@9ujo

@purikets 「私がぽり子の側に居た理由を知らないのか!?」

2011-02-04 18:13:54
@9ujo

@purikets 「私はぽり子を自分の庇護において満足するような恋愛の仕方はしない、たとえ外野から見ればそう見えたとして、絶対に。誓おう。 守ってやりたいから側にいたんじゃない、むしろ私がぽり子を――…ぽり子を必要としていたからなんだ――…」

2011-02-04 18:16:45
@9ujo

@purikets ゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+HAPPY END☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚・。+☆+。・゚

2011-02-04 18:17:41
1/29チ12a @purikets

@TOH_ko_07 あの夜、一緒に蛍を見たよね・・・とーこと風丸は思い出していた…もうあの頃には戻れないとはわかっているが、思い出さずにはいられなかったのだ。「お前は後悔していないか??」とーこは風丸の手を握りしめた。とーこにはもっと平凡で幸せな人生も選択できたであろう。

2011-02-04 18:02:13
1/29チ12a @purikets

@TOH_ko_07 「ううん、いいの。風丸とならどこへでも付いて行く…」風丸ととーこは駆け落ちして夜の海辺を歩いていた。海面にうつった星々を見て、2人は蛍を思い出したのだ。蛍を見ながら、まだ小さかった頃に2人は結婚しようと約束したことを…

2011-02-04 18:05:24
1/29チ12a @purikets

@TOH_ko_07 とーこと風丸は両親の強い反対によって結婚を認められなかった…駆け落ちという選択は、楽なものではないだろう。だが、約束したのだ。風丸はとーこを、とーこは風丸を、一生幸せにするのだと… 汽笛が聞こえてくる…「とーこ、行こう」2人は行き先もわからぬ汽車に乗った。

2011-02-04 18:10:24
1/29チ12a @purikets

@TOH_ko_07 汽車から見える星も、きっといつかは消えるのだろう…そんなことを考えながら、とーこと風丸は夜汽車にゆられていった。いくら経ったのであろう。とーこと風丸の降り立った場所は、あの時の蛍の見える丘だったーー・・・・[完]

2011-02-04 18:14:25
引っ越す→@iwwttt @mkhacca

@tmrrrrr それまで続いていた抱擁からまるで目を覚ましたかのように豪炎寺はたむらを突き放した。夕暮れの光が反射し、たむらからは表情を判別する事ができない。「お前は俺の事をなにも分かってないッ…俺はお前が想像するよりもっとひどい男なんだ」絞り出すように豪炎寺は呟いた。

2011-02-04 18:02:10
引っ越す→@iwwttt @mkhacca

@tmrrrrr 「そんなのっ!そんなの、わたしだって一緒だよ…豪炎寺の事、豪炎寺が思っているよりずっと…」たむらは突き放された距離を詰めるように、そっと豪炎寺へ近づいた。交わる視線。豪炎寺は逡巡の後に、まるで宝物に触るかのような繊細さでたむらを抱きしめた。「…修也でいい」

2011-02-04 18:08:46