[KP向けメモ] Achtung! Cthulhuシリーズで追加された“クトゥルフ神話TRPG”用呪文について

Kazuhiro Wakatsuki @kamoyamakoto

Achtung! Cthulhu の Guide to the North Africa(以下『北アフリカ本』)で追加された“クトゥルフ神話TRPG(CoC6版)”用呪文について解説します。

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北アフリカ・中東戦域本＝Achtung! Cthulhu Guide to North Africa modiphius.net/collections/ac… pic.twitter.com/Vvjmfr1uWa

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北アフリカ本では地中海沿岸のエジプトからモロッコまでと、イタリアやフランスの植民地があった紅海・インド洋沿岸のスーダン・エチオピア・ソマリア・ケニア、中東の一部を扱っています。 特に、この地域でのイギリスの中心的な都市であったカイロ(A!Cはイギリスの出版社から出ています)と、

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『ネクロノミコン』の原著者アブドゥル・アルハザードが訪れたという円柱都市アレイムについて詳しく解説されています。 A!C 北アフリカ本で追加された呪文は7つあります。(呪文名は仮訳)

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一つめは《ジンとの接触(Contact Djinn)》 風と大気の精霊、ジンは上級の独立種族として定義されていますが、『千夜一夜物語』などに登場するものとは異なり、クトゥルフ神話的にゆがめられています。

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二つめ《セベクとの接触(Contact Sebek)》 エジプト神話に登場するワニ頭の神、セベクはグレート・オールド・ワンで、『妖蛆の秘密』に記述があるとされています。 セベクは『マレウス・モンストロルム』p.184にも記載あり。

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三つめ《セベクの従者の創造(Create Servant of Sebek)》 エジプトの象形文字文献から見つかった、巨大なワニ人間を作り出す呪文 四つめ《半ワニ・ミイラの創造(Create Crocodile Hybrid Zombie)》 もう一つの象形文字文献由来の呪文。

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五つめ《毒風招来(Draw Down the Breath)》 砂漠に吹くという毒の風(シムーン)を招く呪文。風にまぎれて、小さいが凶暴な「塵の悪魔(Dust Devil)」が攻撃をしてきます。

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六つめ《聖なるワニの召喚(Summon Sacred Crocodile)》 ナイル川の川岸でセベクの遣いの巨大な(知性を持つ)ワニを召喚します。

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七つめ《天使のささやき(Whisper of Angel)》 アレイムの住人だったマカリブン(幽霊僧)が使った、ガス状の身体を持つジンを人間に憑りつかせることにより、グゥル(ghuul)と呼ばれる存在を作り出す呪文です。 グゥルは食屍鬼(ghouls)とは別のクリーチャーです。

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東部戦線本=Achtung! Cthulhu Guide to the Eastern Front Print modiphius.net/collections/ac… pic.twitter.com/1Nr9js4wqU

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