突発エクサピーコ言語講座【第二回】

一週間詩魔法計画 @1week_hymmnos

【突発エクサピーコ言語講座】 急に暇になった主催者がエクサピーコ宇宙における言語について主に文法面について、自分なりの解釈でどうやって書いているよっていうのを講座形式でお送りします。 第二回はSOV形式について。

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前回の例でいくと 「私は(S)」「詩(O)」「なる(V)」といった形ですね。そう、まぎれもなく日本語の本来の形。 これを利用しているのが契絆想界詩になります。この語順の言語は現実でも少ないですね。

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では契絆想界詩で「私は詩になる」ってどうやっていうんでしょうか。 REON-4213ともまた単語が違いますので、理解しづらいところもあるかもしれません。そのため、少し手前に戻ってみます。

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契絆想界詩の構造は日本語と同じ。ということで、まずは日本語の復習（？）です。 「私は詩になる」を単語ごとに細かく切っていきます。小学校、中学校でやる国語の授業みたいですね。ただし主催は理系です。

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「私」「は」「詩」「に」「なる」が答えですね。文節じゃなくて単語で区切りますよ。 日本語の基本は名詞や動詞を助詞でつなげていくことです。「私」「詩」「謳う」でも意味は通じますけど、まぁ日本語を学び始めた外国人が話す日本語、といった感じです。

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それぞれの単語を結ぶ役割を果たすのが助詞の存在です。「て」「に」「を」「は」とかきいたことがあるんじゃないでしょうか。 これがなんと契絆想界詩にも存在します。 それでは本題、契絆想界詩では「私は詩になる」をどう言うのかに戻りましょう。

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今回は「私＝ih」「詩＝hyu-me」「なる＝chei」としてみましょう。 ただしこれだけ並べてみると、ただのカタコトな日本語なので、ここで助詞を追加していきます。「は」に対応するのが「eq」、「に」に対応するのが「re」です。※実際には「eq=が」です。

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以上を踏まえて書き直すと ih eq hyu-me re chei; となります。なんかそうだけどそうじゃない。 この言語は助詞がくっつく言語(助詞の直前の言語)に向かって「‐」を伸ばします。 ih-eq hyu-me-re chei; が答えです。

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なんとなく契絆想界詩らしい（？）並びになりましたね。そこで考えてほしいのが「私は詩になる」の「なる」です。 日本語の形容詞、形容動詞、動詞といった活用のある言語群は「原型とは終止形という型である」という暗黙の了解みたいな要素があります。

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先ほど書いた契絆想界詩は「詩になる」のか「詩になった」のか「詩になる予定」なのかがわかりません。つまるところ、現在過去未来といった時勢を気にすることになります(もっというと連体形かどうかも気にします)。 この動詞は現在形ですよ、という意味を加えるために「i」を後ろにつけます。

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めでたく 私－は　詩－に　なる ih-eq hyu-me-re chei-i; の完成です。「なった」の場合は「chei-n」、「なるつもり」なら「chei-a」となります。 どうでしたか。契絆想界詩について、基本的な文の形を見ていきました。