君との時間

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ1】 カチカチカチ パソコンのキーボードを打つ音が響く。 静かな部屋。 「はぁ…。」 終わんないなぁ…。 溜まった仕事。 『ただいまー』 あ、帰って来た

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ②】 ｢お帰りー｣ 視線は画面に向けたまま言葉だけで出迎える ガチャ 『帰ってきましたよー♪って…仕事？』 後ろから伸びてきた腕に抱きしめられ 『そんな頑張らんでもええんちゃうの？』 顎を肩の上に乗せた ｢そぉなんだけど…今日中に終わらせなきゃ…｣

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ③】 『ふぅん…』 お腹に回された腕がぎゅうっと強くなる。 「ごめんね…後ちょっとだから。」 『昨日も言うてた。』 「うん…ごめん。」 首筋に顔を埋めて、 しゅんっと耳の垂れた子犬みたいになってる隆平。

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ④】 ｢これが終わったら、一緒にのんびりしよ？ね？｣ 隆平の頭に軽くもたれかかりながら、髪を撫でた 『…それ、いつまで待てば終わるん…？』 沈んだ声に胸が痛くなる ｢隆平に寂しい思いさせてるの分かってるけど…本当にあと少しなの…｣

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ⑤】 『…わかってる。わかってんねんけど、な？ 帰って来れんのもあんまり無いし、久しぶりに会っても忙しそうで… 邪魔したらあかんってわかってんねんけど…。』 耳元で響く鼻声混じりの声。

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ⑥】 『やっぱり、寂しいもんは寂しいねん…』 作業の手を止め、身体を隆平に向ける 『俺…居らん方がええんちゃうかなって、思ったりもして…』 顔は俯いたままで表情が見えない 『なぁ…俺のこと、もぉ要らん…？』 ｢要らないなんて…そんなこと、ない…っ！｣

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ⑦】 「隆平が居るから、 こうやって仕事も頑張れるんだよ…？」 『…ほんまに？』 チラッとこっちを見る隆平。 うるうるした目と目が合う。 「こんなことで嘘つかないよ。」

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ⑧】 隆平の頬に手を添え、唇を重ねた ｢ん…｣ そっと温もりを残して離れると 『…もっかい…して？』 甘えた様な声と瞳に心を持っていかれてしまう ｢いいよ…｣ 隆平の首に腕を回し、再び唇を重ねると ｢ん…ぅっ｣ 後頭部を抑え、深く交わされるキス

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ⑨】 深く長いキスに息が 足りなくなる 「りゅ、へっ…苦しっ、、」 『嫌や。 足りひんよ。』 真っ直ぐ目を見つめられるから 何も言えなくなるんだ。 再びはじまるキス

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ⑩】 ｢ふぅ…っ、ん…｣ 角度を何度も変えて、味わう様に ｢んん…は、あ…っ｣ 空気を取り込もうと開いた隙間から、舌が滑り込む ｢んぅっ、んっ｣ 口内を荒々しく犯され、口の端を雫が伝う ｢ん…あ…っ｣ ゆっくりと離れた唇を銀色の糸が繋ぐ

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ⑪】 腰にあった手が背中に来て きつく抱きしめられる 「隆平？」 『…ごめん、邪魔して。』 「私こそ寂しい思いさせてごめんね？」 『お前は悪くない！ お前に仕事押し付ける課長のせい！ もぉ…あの課長ムカつくわぁ』

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ⑫】 見えない課長に怒りながらも、指で私の口を拭う ｢ねぇ隆平？｣ 抱き締められた腕の中から見上げると ｢これが終わったら…その、続き…シよ？//｣ 恥ずかしくなりながらも伝えた言葉 『…え、！？// そんなん言われたら…我慢出来んくなるやん…っ//』

くしまる。 @WS_syakesaki

【ゆずくしコラボ⑬】 顔を赤く染めて ｢最近、シてなかったから…//｣ お互いに照れすぎてゆでダコみたいに真っ赤っか 『待って！ほんまに我慢できんくなる…！// ちょお、お、お風呂行くね！///』 ｢行っちゃった…//笑｣ そそくさと行ってしまった隆平。

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

【ゆずくしコラボ⑭】 ｢…あんなに慌てることないのに/｣ 隆平の背中を見送り 『よし！ 隆平の為に頑張んなきゃねっ！』 再びPCに向かい合う 今頃きっとお風呂の中で、そわそわと落ち着きのない隆平を想像すると ｢…くすっ｣ 自然と漏れる笑み ２人の時間はこれから…

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

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