新薬50問テスト(2016春ver)

今年の新薬を中心に問題を作成いたしました。難易度は初見では解けないが調べれば解ける、を目標としました。知識の確認、自己学習などに使用して頂ければ嬉しいです。
4
新薬たん @ShinHiroi

【回答】 こんにちは! では、先日の問題と回答をツイートします。ここが変だな? という点があればどしどし指摘して下さい。

2016-05-07 13:13:50
新薬たん @ShinHiroi

問1 成人のラモトリギン(ラミクタール)使用について、バルプロ酸ナトリウム併用時と非併用時における投与法を説明しなさい。

2016-05-07 13:14:29
新薬たん @ShinHiroi

問1 バルプロ酸ナトリウム併用時初期量:隔日25mg、2週間。次の2週間は1日1回25mg。その後1~2週間ごとに25~50mgずつ増量。 維持量:1回50~100mg。1日2回。 最大量:1日200mg

2016-05-07 13:15:04
新薬たん @ShinHiroi

問1(続き) バルプロ酸ナトリウム非併用時 最初の2週間は1日1回25mg投与。次の2週間は1日50mgを1~2回に分割投与。5週目は1日100mgを1~2回に分割投与。6週目以降は維持量として1日200mgを1~2回に分割投与。最大400mgまで。

2016-05-07 13:15:38
新薬たん @ShinHiroi

問2 肺動脈性高血圧治療薬、イロプロスト吸入液(ベンティビス吸入液10µg)の薬理作用を概説しなさい。

2016-05-07 13:16:19
新薬たん @ShinHiroi

問2 血管平滑筋及び血小板のPGI2受容体を介して、アデニル酸シクラーゼを活性化し、細胞内cAMP産生を促進させることにより、血管拡張作用及び血小板凝集抑制作用を示す。

2016-05-07 13:16:52
新薬たん @ShinHiroi

問3 レンバチニブ(レンビマカプセル)の通常用量は1日1回24mgを経口投与である。用量についての減量基準(5段階)を述べよ。

2016-05-07 13:17:19
新薬たん @ShinHiroi

問3 (24mg)→20mg→14mg→10mg→8mg→4mg

2016-05-07 13:17:56
新薬たん @ShinHiroi

問4 チオトロピウム臭化物/オロダテロール塩酸塩製剤(スピオルトレスピマット28吸入)の薬理作用を概説しなさい。

2016-05-07 13:18:26
新薬たん @ShinHiroi

問4 チオトロピウム:気道平滑筋のM3受容体に対するアセチルコリンの結合を阻害し、気道平滑筋を弛緩させる。 オロダテロール:β2受容体を活性化し、cAMPの生成を促して気管支平滑筋を弛緩させる。

2016-05-07 13:18:53
新薬たん @ShinHiroi

問5 抗ウイルス薬ヴィキラックス配合錠に配合されている薬について概説しなさい。

2016-05-07 13:19:19
新薬たん @ShinHiroi

問5 オムビタスビル・パリタプレビル・リトナビル配合(錠)

2016-05-07 13:19:50
新薬たん @ShinHiroi

問5(続き) OBV→NS5A阻害、PTV→NS3A/4Aプロテアーゼ阻害、RTV→CYP3A4の阻害

2016-05-07 13:20:29
新薬たん @ShinHiroi

問6 ミティキュアダニ舌下錠(アレルゲン免疫療法)薬の調剤時の留意点を簡潔に述べなさい。

2016-05-07 13:20:50
新薬たん @ShinHiroi

問6 処方医が「ミティキュア適正使用eテスト」に合格し、「受講終了医師」として登録されていることを確認する。

2016-05-07 13:21:15
新薬たん @ShinHiroi

問7 バイオ医薬品の後発品を3つ以上挙げなさい。

2016-05-07 13:21:39
新薬たん @ShinHiroi

問7 インスリングラルギン、ソマトロピン、エポエチンアルファ、フィルグラスチム、インフリキシマブなど。

2016-05-07 13:22:05
新薬たん @ShinHiroi

問8 医療用医薬品では、平成27年7月からJANコードが廃止された。JANコードに代わ医薬品バーコードについて概説しなさい。

2016-05-07 13:22:30
新薬たん @ShinHiroi

問8 GS1 DataBarに変更となった。有効期限や製造番号等も表示可能。

2016-05-07 13:22:52
新薬たん @ShinHiroi

問9 ボノプラザンフマル酸塩(タケキャブ)とPPIの違いを簡単に解説しなさい。

2016-05-07 13:23:16
新薬たん @ShinHiroi

問9 ボノプラザンフマル酸塩は活性化を必要とせず、可逆的でKイオンに競合的な様式でH+K-ATPaseを阻害する。塩基性が強く、胃壁細胞の酸生成部位に長期間残存して胃酸生成を抑制する。

2016-05-07 13:23:37
新薬たん @ShinHiroi

問10 エスシタロプラム(レクサプロ)と他のSSRIについて、抗コリン作用を比較しなさい。

2016-05-07 13:24:07
新薬たん @ShinHiroi

問10 エスシタロラムは他のSSRIに比べて抗コリン作用が少ない。

2016-05-07 13:24:33
新薬たん @ShinHiroi

問11 肥満症治療薬セチリスタット(オブリーン)の薬理作用を概説しなさい。

2016-05-07 13:25:02
新薬たん @ShinHiroi

問11 消化管内のリパーゼを阻害することにより、脂質の分解を阻害して腸管からの脂質の吸収を抑制する。

2016-05-07 13:25:23
1 ・・ 5 次へ