「感謝論」をまとめてみる

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旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

「感謝論」をまとめること、これが僕の進歩になるとみた→

2016-05-12 19:00:06
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

この世には「自分を維持させてくれる外圧」と「自分を進歩させてくれる外圧」がある。また自分の心には「自分を維持しようという内圧(ホメオスタシス)」と「自分を進歩させたく思う内圧」がある→

2016-05-12 19:02:27
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

無理なく動いたり休んだりしていれば、「自分を維持させてくれる外圧」と「自分を維持したい内圧」がフィットして、動的平衡が得られるが、人はたいてい、それだけでは満足せず感謝しない。「進歩したい内圧」が満たされなくては、と無意識に不満に思うのだ→

2016-05-12 19:05:38
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

ところが、進歩したい内圧にフィットするような「自分を進歩させてくれる外圧」はなかなか見つからない。これがうまく見つかった人はそれを天職にしたり趣味にしたりするが、いつもいつも見つかってるわけではないので、進歩を感じられないとき、人は不満に思い感謝しない→

2016-05-12 19:08:49
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

ここで気持ちを切り替えて、自分を維持させてくれる外圧(空気、日光、電気、水道、食事、衣服、居住環境、他人、町、仕事など)に感謝するようにすれば、「心の平安」は取り戻せるのだけど、ここで間違って足るを知ってしまうと、進歩したい内圧を抑圧してしまう→

2016-05-12 19:12:24
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

「足るを知る」というアイデアに人が反発してしまうのは、進歩したい内圧を抑えつけられるように感じるからだ。それを止揚するには、「自分を維持させてくれる外圧」に感謝しつつも、「進歩したい内圧」も両立させる必要がある。

2016-05-12 19:16:00
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

「間違って足るを知る」と対になるのは「間違って進歩的」ということで、進歩したい内圧と自分を進歩させてくれる外圧がうまくフィットしているときにしか感謝できない。進歩が停滞して不満なときには、自分を維持させてくれる外圧を見つけてひとつひとつ感謝していくことが、内面的な進歩になる。

2016-05-12 19:20:22
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

自分を維持させてくれる外圧というのは、例えば空気、日光、電気、水道、食事、衣服、居住環境、他人、町、仕事であるが、他人や町や仕事というのは、意識的であれば、自分の維持を越えて自分を進歩させてくれる刺激も得られる(「得なくてはならない」ということはない)→

2016-05-12 19:30:04
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

自分を進歩させてくれる外圧の方は、本、テレビ、ラジオ、ケータイ・インターネット、音楽など「情報系」のほか、他人、町、仕事、趣味、スポーツ、自然、旅行など。

2016-05-12 19:32:36
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

また、一歩引いて、外圧と内圧を調整する場としての「肉体」と「心」にも感謝した方が得らしい。

2016-05-12 19:34:26
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

人が「感謝したくない」と思う心理とは、「自分の維持だけでは足りない」という気持ち、つまり「進歩したい内圧」が満たされていないときである。このときに、自分を維持させてくれるだけの外圧に感謝することは、敗北に感じる→

2016-05-12 20:27:50
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

しかし、「自分を維持させてくれる外圧」にいつも感謝している人格に達することが、かえって内面的な進歩らしいのだ。ただし、感謝には2つ、「観念的な感謝」と「心情的な感謝」があり、前者は「○○と考えられるから感謝すべき」という、どうにか工夫して編み出す感謝→

2016-05-12 20:32:03
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

後者、心情的な感謝は、例えば野良猫が寄ってきて撫でさせてくれてるときに湧くような、自然な感謝で、こっちが本物なのだが、まずは観念的な感謝から始めてみよう。とりあえず空気や日光に感謝していれば良い。

2016-05-12 20:34:53
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

「感謝の心を持った方が良い」とはよく言われることだが、良いというのは「感謝の心を持てた方が得だ」ということで、なぜなら「心の平安」を得られるからである。なのに何故人は、感謝することを損に思えてしまいがちかというと→

2016-05-12 21:38:13
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

人がもつ「進歩したい内圧」は、現状への不満を元にしているため、現状維持に満足して感謝することとは両立しがたい。自分の向上心が抑圧されるように感じるのである。しかしここは「心の平安を得ていることが、進歩への安定した基盤になる」と考えるべきだろうな→

2016-05-12 21:42:30
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

人が心底満足して感謝するためには、現状維持だけでは足りず、自分の進歩を実感できることが必要である。しかし進歩するための基盤としては、現状維持への感謝の心がいるらしい→

2016-05-12 21:45:41
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

ここで身口意の三業のうち意業(思うこと)と絡めて言うと、意業が悪因悪果する3つの要因は、「欲張ること(けちること)」「怒ること」「主観でものを見ること」らしいのだけど、感謝の心は「怒ること」を抑え、心の平安になるわけだが→

2016-05-12 21:49:49
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

ここで、「欲張らない(ケチらない)」「怒らない」「主観でものを見ない」だけだと、とりあえずは良いんだけど「意業の悪因悪果を防ぐ」に留まるのだな。意業を善因善果させるには、積極的に「正しい意欲をもつ」「心の平安を放射する」「客観視する」ことが必要らしい→

2016-05-12 21:54:05
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

現状維持への感謝の心をもつことは、「心の平安を放射する」ことになるのだけれど、「正しい意欲をもつ(進歩したい内圧に従う)」と矛盾するように感じられて、向上心を損なわないために、感謝を嫌がることになってしまう→

2016-05-12 21:56:49
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

しかしそれは、「間違って足るを知る」は回避しているのだけど、「間違って進歩的」になっているようで。正しい意欲をもつことと、心の平安は両立させた方が、むしろ進歩したい内圧が実現するらしいのだ。

2016-05-12 21:59:29
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

そのためには、「現状維持に感謝の心をもって、心の平安を得ていることが、進歩したい内圧を実現させる安定した基盤になる」と思うことだろうな。

2016-05-12 22:01:40
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

最近、自転車を倒してちょっと故障させてしまい修理したり、靴に水が染みてくるようになったので買い換えたり・・と、このようなときには「無駄金を払わされた」という被害者意識が湧くのだけど、どうにか「感謝」の心(意業)に切り替えるには?( ̄〜 ̄;)→

2016-05-11 17:55:23
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

自転車屋や靴屋が、市内に一軒もない場合を考えてみる。壊れても修理や補充がしづらく、ずいぶん不便だと思う。「修理しよう」とか「買おう」と思ったら、即日実現できる、これは「町」の維持機能に感謝できるところだ→

2016-05-11 18:03:22
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

では市内に一軒しかない場合は?そのときは、自転車屋なり靴屋なりに、「有ってくれてありがとう」と思いやすい。また従事している側も、「大変だけどみんなに喜ばれて、やりがいを感じる」などと言うだろう→

2016-05-11 18:09:29
旅にゃんころファイザード(にゃんにゃん旅行道の修行中) @goldencat222

もっとも、一軒もない場合には、「誰かの内圧」が、「足りなくてみんな困ってるようだから自分がやろう」という使命感か、ビジネスチャンスと思うかして刺激されて、とりあえず一軒はできたりする→

2016-05-11 18:06:54