濵田崇裕初座長・主演舞台　歌喜劇　市場三郎温泉宿の恋、ストーリー・あらすじまとめ

せり @nisereal1012

行って無い方にも分かりやすい市場三郎 ①スチ子さん（スッチー）入場。劇場内でのルール（携帯使用禁止、非常口他）をおふざけを交えながら。 ②冒頭は5年前の空港の回想から。市場三郎と、ドイツに留学する彼女のララとの別れのシーン。「浮気したらぶっ殺すぞい！」と告げられ、分かれる二人

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③回想終わり、市場三郎が働く三田運送工業のシーンへ。毎日市場三郎と仲間たちは、馬車馬のように働かされている。 ④先輩の佐藤と田中と、ワンカップを飲みながらララの話をする三郎。5年間音沙汰のないララのことを忘れ、慰安旅行先の温泉宿で新たな恋を探すことを誓う。

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⑤このへんで確か一旦市場三郎のテーマ。 ⑥温泉宿、二日目早朝へとシーン転換。市場くんが寝起きドッキリのように小声で上司を罵り、恋がしたいと観客に説明。 ⑦起きた先輩や上司たちと朝風呂へ移動。Hey湯！の歌。 ⑧朝食バイキング会場へと移動。初めてのバイキングにとまどいおののく三郎。

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⑧大好物の筑前煮をとろうとするも、ない。謎の美女が登場、同じく筑前煮が無いことを嘆いたため、市場三郎はこの人となら恋を出来るのでは、と期待。しかし彼女は恋人と朝風呂に行ってしまう。世の中甘くないとがっかり。ホットパンツに髭面、サングラスのシェフが筑前煮のおかわりを持って登場。

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⑨ホットパンツのシェフに上司・先輩共に「ざわざわ」と動揺しながら、シーン転換。ジャンケンに勝った市場三郎の提案でミニ動物園へと向かう車内。じゃんけんに負けたも秘宝館に行きたがって「秘宝館」しか言わない先輩を前にとまどう三郎。上司と先輩に道の駅で降りろと指示され、降りる。

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⑩道の駅。車を止め、道の駅へ向かう上司と先輩2人。車付近で待っていた三郎は、車のボンネットに野球のボールが当たるのを目撃してしまう。帰ってきた上司は、自分の車が凹んだと怒る。ボールをこっそりと取り戻しに来た野球男児に、声をかける三郎。

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⑪その男の子が謝罪し、さらにチームの野球少年がもう2人登場。それぞれが口々に自分の責任だと謝罪、ひとりが「俺の親が気質でないのに一般人を巻き込んでの物損事故を起こしてしまった」と告げ、怖くなった上司は彼らを許すことに。重い空気の中、道の駅を出発しミニ動物園へと向かう。

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⑫ミニ動物園へ到着。怪しいおじさんに入園料を払うとガイドを申し出られる。寂れた園内。レッサーパンダとミーアキャットを楽しみに来た三郎は、パンフレットの表紙に写真があるにもかかわらず動物園にその動物はいないと聞き、凹む。

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⑫続　ガイドが続く中、突如女飼育員に呼び止められ、「メスヤギが破水した」と言われる三郎。訳も分からず力んで暴れるヤギを抑え、無事子ヤギが生まれる。「手伝ってくれてありがとう、子ヤギにあなたの名をつけたい。」三郎が自分の名をいい、子ヤギの名は三郎に。女飼育員に感謝され、照れる三郎。

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⑬ガイドされていた先輩2人＋上司においつく三郎。サファリという謎の男によって、この寂れた動物園から移動動物園についていくメンバーを決めるオーディションが行われていた。牛、羊、ヤギの3頭の候補。ヤギは先ほどのヤギだった。

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⑬続　それぞれがアピールをする中、特にアピールポイントもなく「怖い」と言われたヤギは「脱げます！」と宣言。脱いだ下半身にはホットパンツ、堂々と闊歩しながらサングラスをかけるヤギ。 結局今回移動動物園への該当者はなし。帰れと促され帰るのを渋るも蛍の光のハミングによって追い出される。

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⑭不満な一行は、「三郎がこんなところに来ようというからだ」と責めながら宿へと戻る。宿で卓球をしようとすると、そこにはすでに先客が3人。先客チームと、負けたほうが一人1万、計3万払う卓球の勝負をすることに。上司は審判となり、佐藤田中三郎vs先客123の勝負。

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⑮戦う順番を決めるじゃんけんに勝った三郎は三番手を選択。相手は無論一番の実力者。一回戦二回戦は引き分け、三郎の先客3との勝負が賭け金の行方を決めることに。「ここで勝ち新しい恋を探す」と奮い立った三郎は、激しい応酬の末華麗なサーブを決め試合に勝利する。3万もらい、4人はスナックへ。

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⑯舞台はスナック。「あの人にふしだらだと思われやしないだろうか」と心配する三郎は、まだ昼の女飼育員のことを忘れられずにいた。ダミ声のママがカラオケを歌い、上司や先輩たちが酒を呑む。「こういうトコに慣れてないの？」と隣りに座り話しかけてきた片言の出稼ぎ風ホステスキャサリン。

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⑯続　キャサリンは積極的に三郎を踊りに誘う。ママの歌に合わせ踊る二人。何だか強引だが君に会うのは初めてな気がしない、と告げる三郎に、「ﾜﾀｼﾓﾖ」と笑いながらキャサリンが腰巾着から取り出したのはヤギの三郎だった。夜の仕事をしている女飼育員に驚く三郎、しかし軽蔑はしないと言い切る。

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⑰突如スナックに入ってきたのはヤクザらしき男とチンピラ。どこかで見覚えがあるその二人は、先ほどのサファリと動物園のガイドを申し出た男だった。キャサリンに夜の相手をしろと告げ、ママさえも彼女らを送り出す。憤怒した三郎は、彼らと喧嘩…するもボコボコにされ、顔面血みどろになり倒れる。

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⑰続　連れだされる中ハンカチを三郎に手渡すキャサリン。 場所は変わり裏路地。連れてこられたキャサリン。サファリ、ガイドの男、そして煙草をふかす大御所らしき男はホットパンツだった。髭面サングラスのホットパンツはキャサリンを抱き、彼女は悲しみを歌う。

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⑰続　一方、騒ぎに巻き込まれたうえ高額、ぼったくりの料金を支払わされた一行は沈みながら宿へ戻る。 ⑱次の朝、お遍路に向かう上司と先輩2人。「諸悪の根源」である三郎がいないことを気にしながら、三箇所の寺巡り、座禅体験、住職との記念撮影、昼断食を行う旅へと出発する。

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⑱続　一方、昨日の喧嘩の怪我で頭に包帯頬にはガーゼ鼻には絆創膏のボロボロの三郎は、自力と勘で走って昨日のミニ動物園へ女飼育員へ会いに戻っていた。彼女に会い、昨日借りたハンカチを返す三郎。女飼育員は身の上話をする。三郎は彼女に、お別れを告げる。

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⑲一方寺にて坐禅中の上司と先輩2人。黒袈裟を来た住職とおぼしきホットパンツが警策を受けさせ（棒で肩叩くやつ）ありがたい言葉を彼ら3人に与え、警策の先にスマホを取り付け自撮り棒のようにして住職との記念撮影終了。

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⑲続　先輩と上司が「あれはホットパンツだったような気がするがきっと邪念と煩悩が生み出したのだろう」と自分たちを納得させようとするも、合流してきた市場三郎の「今あっちに向かって黒袈裟着たホットパンツが歩いて行きました」との一言により住職がホットパンツであったことが証明されてしまう。

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⑳「今日の夜はお楽しみを用意している」との上司の言葉にワクワクしながら宿に戻る4人。用意されていたのは最終夜にふさわしい宴会場と2人の芸妓、雛菊と小梅だった。小梅は三田運送一行に、雛菊を相手にしての野球拳の勝負を持ちかける。誰がじゃんけんをするか、という議題に、雛菊は三郎を指名。

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⑳続　一旦は反対する皆だったが、上司の「目的は雛菊を裸にすること、そのためにはじゃんけんに勝つ必要がある。三郎はここまで一度もじゃんけんに負けていない」との発言を受け納得。三郎は破廉恥な遊びを拒否しようとするも、雛菊はノリ気。なんとたもとから、ヤギの三郎を取り出したのであった。

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⑳続　飼育員でもあり、ホステスでもあり、芸妓でもある…動揺する三郎。通りすがりのアメリカ人二人も加わり、男達は三郎を熱視線で応援する。一回戦、二回戦と三郎が勝ち、雛菊は襦袢姿に。これ以上雛菊を脱がせられないと感じた三郎は、野球拳中に突如電気を消し、雛菊の手を取り宿から脱出する。

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㉑夜の海。なぜ急に逃げ出したのかと聞く雛菊に、君が裸になるところを見ていられなかったと答える三郎。静かに響く波の音。三郎さんには心を裸にされちゃう、と呟く雛菊。突如現れるホットパンツのアベック。三郎ははたとその正体に気づく。ホットパンツは恋の予感があるときに現れる恋の妖精だった。