Redmineの運用が大規模化していく上での課題~@Will_meaningさんとのやり取り

Redmineの運用が大規模化していく上での課題について、Twitterのやり取りをログ化しました。 【参考】 Redmineを運用している規模について - Google グループ https://groups.google.com/forum/#!topic/redmine-users-ja/MnY0O4NvOJ8
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K @will_meaning

日付感覚が間違ってた。。Redmineの勉強会は昨日だった。ってあれっ?今日、、日曜?そうか、明日月曜か。。。

2016-05-15 19:07:58
K @will_meaning

redmine勉強会の資料をいろいろ見ていて、これまでの謎がいろいろと解けてきたような気がします。

2016-05-15 19:34:20
K @will_meaning

以降は私見をつらつら

2016-05-15 19:35:11
akipii @akipii

@Will_meaning どんな謎があったのですか?

2016-05-15 19:36:25
K @will_meaning

まずRedmineとJIRAでの比較で、なぜ海外ではJIRAが多く普及していて、日本ではRedmineが多く浸透しているのか、ずっと疑問だった。個人的には、無料でここまで使える便利なツールはなかなかないと思ってオススメしてきたけど、先の疑問への解は一切持ち合わせていなかった。

2016-05-15 19:38:39
K @will_meaning

最近、私の現場ではJIRAを入れようみたいな動きが出てきていて、これまでRedmineを使い倒していた私は正直納得がいっていなかったんですが、どうもRedmine対JIRAという単純な対立構造ではないんじゃないかと思うんです。

2016-05-15 19:40:39
K @will_meaning

Redmineにしろ、JIRAにしろ単体での利用は正直珍しい。必ず何かしら他のツールとの連携を前提にしている。となると、実はその連携を含めた日本と海外の差分があるのではないかなと、私は推測しています。

2016-05-15 19:41:57
K @will_meaning

今、私の使っている環境は、Redmine-Subversion-Jenkinsで連携しています。これらを自分のところのサーバ環境に置いている。保守する工数を除けば一切は無料。これ以上のうまい話はないだろう?と思っていました。

2016-05-15 19:43:26
K @will_meaning

でも、よそのたくさんの事例をこれまで数ヶ月リサーチしてみた結果、JIRA側は、(アトラシアン製品で固める事例を覗くと)JIRA-GitHub-Jenkinsが多いことが見えてきています。

2016-05-15 19:44:51
K @will_meaning

Redmine自体はGitとの連携も一応できるけれども、SVNを前提としているので、ここが弱みになっているのではないかと思っている。厳密には、プルリクエストが使えないというところですね。

2016-05-15 19:46:58
K @will_meaning

バージョン管理単体についても、SVNやGitHubなどの比較検討の話題は出てくるのですが、つまるところ、プルリクエストができるかどうかという点が明らかな特異点になっています。

2016-05-15 19:48:04
K @will_meaning

で、ここまでならプルリクエストを使わないんだったら、別にSVNでいいじゃんって話になるのですが、その発想はシステム止まりの発想なんじゃないかと思うんです。

2016-05-15 19:49:07
K @will_meaning

つまり、ビジネス視点を加えると、アジリティの強化が重要になる。素早い開発スピードに運用からのフィードバックというループ構造を強化していくとなると、SVN運用よりもGit運用のほうが長けてくる。とりわけ、プルリクエストはそれに大いに貢献してくると思うんです。

2016-05-15 19:51:51
K @will_meaning

だらだら書いちゃいましたが、少しずつまとめようとすると・・・

2016-05-15 19:52:32
K @will_meaning

ビジネスアジリティという視点で見た時に、どのくらいのスピード感が必要かによって、開発スタイルの方向性が絞られていき、そこからSVN(集中型管理)かGit(分散型管理)かが決まり、それに見合う関連ツールとして、RedmineかJIRAかが決まっているんじゃないかなと思うんですよ。

2016-05-15 19:56:18
K @will_meaning

アジャイルとかDevOpsとかって、まだ方法論の1つのように捉えられることが多いんですが、私の中では方法論ではなくて、価値観や考え方だと思っています。

2016-05-15 19:58:46
K @will_meaning

いまだ年単位で計画されるようなプロジェクトが、少なくとも私の周りにはまだ多いので、それに見合った開発→それに見合ったツールとして、日本ではRedmineなのかなと思いました。

2016-05-15 20:00:29
K @will_meaning

Redmine本家が主要な3人で支えられているというのは、意外でしたが・・・。

2016-05-15 20:01:02
K @will_meaning

@akipii 謎はたくさんあるのですが、一番は海外ではJIRAが普及しているのに、日本ではRedmineが普及していることです。ビジネスアジリティの考え方や開発スタイルなどから生まれた差分なのかなと今は推測しています。

2016-05-15 20:06:08
K @will_meaning

まだ整理しきれていないけれども、なんとなく見えてきた気がします。

2016-05-15 20:07:01
akipii @akipii

@Will_meaning スレッド読みました。とても重要な指摘と思います。

2016-05-15 20:07:41
akipii @akipii

@Will_meaning 但し、あえてRedmine を援護するならば、一方が商用製品で開発体制もしっかりしてるのに対し、Redmine はオープンソースでわずか3人の体制でボランティアで対応してる。できる範囲でやっていくしかないでしょうね。

2016-05-15 20:13:14
K @will_meaning

@akipii そうですね。できる範囲でやっていくしかないですね。私の現場は以前までほとんど予算がなかったPJの中で、Redmineの可能性には大いに助けられました。なので、現場事情がこれからどうなるかはさておき、個人的にはRedmineを大いに応援したいです。

2016-05-15 20:19:34
akipii @akipii

@Will_meaning Redmine の良さの一つは、ツールが不足した機能を自分達で工夫改善していく雰囲気が自然に出てくる事と思います。しかもRedmine は外部接続IFがしっかりしてるので自分達の試行錯誤が楽しい。多分昔のQCサークルはこんな感じだったのではと思います

2016-05-15 20:25:49
akipii @akipii

@Will_meaning 他のツールはパッケージ製品やWebサービスなので、自分達のやり方に合わせてカスタマイズできないから、自分達で改善工夫して業務をより良くしようとする動機が生まれにくい。Redmine は日本人好みのツールかなと思います。たぶん日本人の性です笑

2016-05-15 20:30:51