海涙bot「バレンタイン編」まとめ

海涙bot @kairui76_bot

☆……？ 涙(こそこそ) 海「お？　るーい。何してんだ？」 涙「わ、っと。か、海…」 海「そんな驚くなよなーお化けでも見たみたいに」 涙「いきなり声かける海が悪い。…えっと、僕、もう寝るから。じゃあね、おやすみ」 海「え、あ…。おやすみ…？」

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涙「………バレなくてよかった…」ほっ

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☆2月14日の夜 涙「………」そわ 涙「……………………か、海」 海「ん？　どした？　もうそろそろ寝る時間だろ？」 涙「え、えっと…えっと、その」 海「寝られないのか？　それともどこか具合でも悪いとか…」 涙「具合は悪くない、よ？」 海「そうか？　でもなんか変だぞ」 涙「〜っ」

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涙「今日は2月14日、でしょ」 海「だな」 涙「…仕事で、海、いっぱいチョコもらってたなって」 海「あー、あれな。女の子って律儀だよなぁ、お返しも考えないと…って、涙？」 涙「…よかったね？」 海「なんだ、食いたいならやるけど…でもお前ももらってるだろ？」 涙「そうじゃ、なくて」

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涙「じゃなくて…だから、もう、チョコはお腹いっぱい、かなって」 海「いや、そんな腹一杯になるほど食ってはいないけど…」 涙「もうチョコなんていらないかなって」 海「る、涙…？」 涙「ぼ、僕のチョコとか…、その、別にいらないかなって、思っただけ…！」 海「…！！」

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海「え。涙、俺にくれるのか…？」 涙「…でもたくさんもらってるんでしょ。…よかったね？　可愛くて律儀な女の子からいっぱいチョコもらえて」 海「いやいやいや、それはまた別だろ、義理だろ！　俺がほしいのは…」 涙「…………」 海「ばか、拗ねるなよ。俺が欲しいのはお前のだけだって」

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涙「…ごめん。ちょっとムッとしたから、イジワルなこと言った。ごめんなさい、海」 海「ったく。びっくりした。何言い出すのかって。…嫉妬してくれたんだろ？」 涙「別に…」 海「はいはい、ありがとな。で、涙くんは俺にチョコくれるんだろ？」 涙「義理のね」 海「そこは本命って言えよな」

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涙「いっくんにもあげたし隼にも夜にも陽にも、グラビのみんなにもあげたけどね」 海「なんだよ、もらってないのは俺だけか？」 涙「…海のは、特別だから」 海「！」 涙「………はい、これ。チョコ。…一応、夜と一緒に、昨日手作りしたやつ。…不味かったら、捨てていい、から」 海「おお…！」

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海「涙くんからの、バレンタインチョコ…！ありがとうなぁ！」 涙「…お、大袈裟すぎ。たくさんもらってる、でしょ」 海「それでもやっぱり、涙からのチョコは特別だろ。好きな奴からもらうチョコが一番うまいに決まってる。それこそ、高級店の高級チョコよりな。ほら、俺って庶民舌だし？」

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涙「それはさすがに…高級店に悪い気がする…」 海「あっはは。細かいことは気にすんなって。もうこんな時間だけど…今日くらいは夜も見逃してくれんだろ」ひょいパクッ 涙「…」 海「ん！？んんん！？」 涙「！？」 海「……めっちゃうまい！！」 涙「お、驚かせないでよ…」 海「はは、悪い」

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涙「おいしい…？　ほんとに、おいしい？　変な味しない…？」 海「ほんとにうまいって」 涙「そうなんだ…」 海「なんでそんなびっくりした顔！？　お前はこのなんの変哲もないトリュフチョコに一体何を入れたんだ！？」 涙「ふふ。それは、内緒です」 海「今更になって恐ろしくなってきた…」

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涙「…よかった」 海「ん。ありがとな。頑張って作ってくれたんだろ？」 涙「い、いっくんにあげるついでだけど、ね」 海「はいはい、それでもいいよ。俺は最高に嬉しいからな」 涙「…」 海「可愛い涙くんからバレンタインチョコもらえて俺は嬉しいぞ〜」 涙「だ、だって…その」 海「うん？」

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涙「だって、海は……ぼ、僕の、大切な…その……………恋人…だか、ら……」

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海「涙…！」ぎゅっ 涙「んむぅ、ちょっと、苦しいってば」 海「やばい…最高に可愛い…」 涙「か、可愛いとか」 海「こんな可愛い恋人にチョコレートもらえる俺は世界一の幸せ者だなぁ」 涙「…大袈裟」 海「ほんとにそう思ってるんだからいいだろ？」 涙「それはそれで…恥ずかしい」

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涙「けど…海が喜んでくれたなら、よかった…かな。なんて」 海「そらぁもう。食っちまうのもったいないくらいには喜んでるから安心していいぞ？」 涙「さ、さすがに賞味期限とか怖いから早く食べてほしいけど…？」 海「はは、冗談だって。でもお前も味見くらいすればいいのに」 涙「忘れてた」

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海「忘れてたってお前な(笑)うーんじゃあ」ひょいぱく 涙「だって分量とか見るの必死で…」 海「るーい？」ちゅっ 涙「…っ！」 海「………味見、できたろ？」 涙「…甘い」 海「うまいだろ」 涙「おいしい…ね？」 海「だろー？」 涙「ふふ。…ありがと、海」 海「こちらこそありがとな」

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〜Happy Valentine！〜 海涙botから甘いチョコ代わりのバレンタイン小話にお付き合いいただきありがとうございました。 ☆番外編 涙「えーと、お返しは3倍だっけ？　よろしく。プリンでいいよ」 海「ちゃっかりしてやがるな、こいつ…！」 〜終わり〜

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涙「このbotを見てくれているみんなが幸せでありますように。僕からみんなにも、チョコあげるね。……海には内緒だよ？」 (´ ･ω･ `)っ【猫の形のチョコレート】