今回は、長年皆さんに愛されているパイン株式会社様の「パインアメ」について紹介します。
「お菓子に夢を・・・」 パイン株式会社様が製造されている「パインアメ」について紹介したいと思います。 (pine.co.jp)
2016-05-20 19:32:08パインアメは、パイン株式会社様が発売してから60有余年の主力商品です。 その甘酸っぱくてジューシーな味わいで、幅広い世代からずっと愛されています。 (pine.co.jp/product/hukuro…)
2016-05-20 19:32:43それでは、パインアメがどのようないきさつで生まれたのかを見ていきましょう。
■パインアメの歴史 パインアメの歴史は古く、昭和26年にパインアメ第一号が発売されました。 当時の価格は瓶詰めにして1粒1円でした。 (昭和26年の1円の価値は今の2.1倍、消費者物価で言うと7倍です)
2016-05-20 19:33:22パインアメを開発していた当時の日本は、戦後の傷跡が残っており、パイナップルは生も缶詰も高級食品でした。 開発の方々は「このパイン缶の美味しさをみんなが手軽に味わうことができたらどんなにすばらしいだろう」と思い、パインアメを開発したそうです。
2016-05-20 19:33:58パインアメのトレードマークの真ん中の穴ですが、第一号にはありませんでした。 第一号誕生当時は穴を開ける技術はなく、扁平な飴に輪切りのパイナップルの模様を型押ししただけのパイナップルアメでした。 ですから最初の名前もそのまま「パイナップル飴」だったのです。
2016-05-20 19:34:38先代社長は、「飴に穴を開けないと完成品じゃない」とこだわりを見せ、穴開きのパインアメの製作に取りかかりました。 最初は割り箸で円形のアメをつついて穴を開けていました。 当時はそれは大変な苦労をしたとのことです。
2016-05-20 19:35:2760余年にも渡って愛されているパインアメ。その美味しさの秘訣って何でしょうか?
■パインアメの美味しさの秘密 パインアメは砂糖・水あめをベースに作られています。 そして、非常に多くの種類のパイナップル香料の中から、味のスペシャリストが吟味・厳選した香料を添加しています。
2016-05-20 19:36:53もちろんパイナップル果汁が入っています。 パイナップルは温暖な地域で多く栽培されるフルーツで、日本では沖縄、海外ではハワイやフィリピンなどが産地として有名です。
2016-05-20 19:37:43パイン株式会社様では様々なパイナップル果汁を食べ比べ、またパインアメに混ぜて作り比べ、パインアメの味を一番引き立たせてくれる美味しい果汁を使用しているとのことです。
2016-05-20 19:38:17そして、全体の味をまろやかにまとめ上げてくれているのが脱脂粉乳です。 パイン株式会社様曰く、「隠し味のようなもの」とのことです。
2016-05-20 19:38:50■パインアメの甘酸っぱさの秘密 「パインアメは甘酸っぱくて美味しい」という声がパイン株式会社様に多く寄せられているそうです。 パインアメが甘酸っぱいのは、添加している酸味料のお陰。 パインアメには天然の酸味料であるクエン酸、酒石酸などが独自のオリジナルブレンドで添加されています。
2016-05-20 19:39:20あの透明で綺麗な黄色いフォルムにも興味がありますよね。
■パインアメの透明感の秘密 「パインアメは色が薄くて安心!」とパイン株式会社様へ賞賛の声があがっているとのことです。 それもそのはず、必要以上の添加物を使用しないよう努めているとのこと。
2016-05-20 19:39:55"お客様により安心していただけると信じているから" 着色料は、天然の着色料である紅花黄色素とモナスカス色素を使っているとのことです。
2016-05-20 19:40:55「紅花黄色素」とは? ベニバナの花から水で抽出して製造されます。 飲料・カステラ・漬物・冷菓・ゼリー・キャンディ・麺類などに使われます。
2016-05-20 19:41:50「モナスカス色素」とは? ベニコウジ黄色素とも呼び、日本酒などを作るベニコウジカビの菌体から抽出して製造されます。 麺類・魚介類加工品・畜産加工品・タレ・ふりかけ・コロッケ・せんべい・キャンディなどに使われています。
2016-05-20 19:42:21