- norice1204
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ルクレールで特にわだかまりもなく再会した場合のエリみほ 「あ、みほじゃない!」 「あ、エリカさん!」 「久しぶりじゃない、元気にしてたの?」 「うん、エリカさんも元気?」 「全然元気よ。でも、あなたが居なくなったから少し寂しいわ」 「エ、エリカさん…」 (何だ?何が始まった?)
2016-05-25 16:19:54「あ、皆紹介するね、この人は」 「彼女の逸見エリカよ、よろしく」 「え!?」 「は?」 「え?」 「彼女!?」 「エ、エリカさん!?な、なな何を!?」 「なによ、本当のことじゃない?」 「そ、そうだけど…じゃなくて!」 (そうだけど!?) (そうだけどって言った)
2016-05-25 16:24:29「じゃないって、私とは遊びだったの?」 「ち、違うよ!あ!?そ、そうじゃなくて!」 「じゃあ、遊びだったのね、傷つくわー」 「あぁぁ、もう!ちーがーうーのー!」 「じゃあ、好きなの?」 「好きだよ!あ!?も、もう!」 (何だこれ?) (あ、ゆかりんがビクビクしてる)
2016-05-25 16:30:48「ごめんなさい、からかい過ぎたわね」 「もう!エリカさんなんか知らない!」 「あ、ご、ごめん、ほんとにやり過ぎたわ…」 「ふーんだ!」 「みほ、お願い…顔を見せて…久々だからちょっと調子に乗っちゃっただけなの…だから…」 「…エリカさん…」 「騙されたわね」 「もう!!!」
2016-05-25 16:35:21「み、みほ?」 「あ、お姉ちゃん、久しぶり」 (気付かれてなかった) (最初からいたのに…) 「ず、随分とエリカと親しいようだが」 「あ、う、うん、こ、これは、ね」 「すみません隊長、ずっとみほと交際していることを黙ってました」 「エリカさん!?」 「い、今言うのか…それを…?」
2016-05-25 19:31:09「あ、あの…お姉ちゃん…黙っててごめんなさい…」 「い、いや、いいんだ…2人の仲が良ければ、私も嬉しい」 (お姉さん、顔が辛そうです) (相当ショック受けてるな) 「つ、積もる話もあるだろう?私はここに居るから、向こうで2人きりではなしたらどうだろう?」 「あ、じゃあそうします」
2016-05-26 00:07:22「行きましょう、みほ」 「あ、う、うん。皆、ごめんね…」 「ううん、いいよ。ゆっくりしてきな」 「…すまない…同席してもいいだろうか…?」 「どうぞ、座ってください」 「顔色が悪いですけど、大丈夫ですか?」 「…仲がいいとは思っていたが、ここまでとは思わなかった…」
2016-05-26 00:11:13「さて、ゆっくり話が出来るわね」 「むぅぅ…」 「ん?どうしたのよ?」 「エリカさんの所為で、恥ずかしい思いした…」 「あら、でもいずれはばれるんだから、今の内にばらしといたほうがいいんじゃない?」 「もっとタイミングがあった気がするんだけどなぁ…」
2016-05-26 12:16:28「でも、少し気持ちが逸りすぎたわね。あとで隊長に謝らないと」 「お姉ちゃん、凄くショック受けてたよ?」 「ま、まぁ、先延ばしして、よりショックを大きくするよりは、いいんじゃない?」 「そうなのかなぁ…」 「むぅ、全然話声聞こえないなぁ」 「沙織さん、覗いちゃだめですよ」
2016-05-26 12:20:24「でも、本当に会いたかった。あなたが居なくなって、心に穴が空いたみたいで、凄く辛かった」 「わ、私も、エリカさんと離ればなれで、凄く寂しかった」 「ほんと?」 「うん」 「ふふっ、お揃いね、嬉しいわ」 「なんか、照れちゃうよ」 「……」 「……」 「…みほの手、温かい…」
2016-05-26 14:43:05「え、エリカさんの手は、スベスベだね…」 「そうかしら?」 「そうだよ、白くて、スベスベで、綺麗で…」 「ふふっ、くすぐったいわ」 「あ、ご、ごめん…」 「いいのよ、もっと触って、嬉しいから」 「じゃ、じゃあ、もうちょっとだけ」 「……」 「……」 「…ふっぅ…」
2016-05-26 14:46:17「ご、ごめん…!」 「あ、い、いいの…!続けて…」 「…じゃ、じゃあ…」 「あっ、それ…」 「だ、ダメ、かな…?」 「ううん、いい…好き…」 「何かすっごい手握ってる」 「よせ沙織、秋山さんが情報聞くたびにビクビクしてる」 「優花里さん、大丈夫ですか?」 「に、西住殿ぉ…」
2016-05-27 15:26:33「エリカさんの手…熱いね…」 「みほだって、熱くなってるじゃない」 「えへへ、なんか嬉しくて」 「私も嬉しいわ。こうやって、またあなたと触れ合えてる」 「エリカさん…」 「でも、もっとあなたに触れたい」 「ふふっ、くすぐったいよ」 「嫌?」 「ううん、嫌じゃない」
2016-05-27 15:36:01「そう、ならよかった」 「私も、エリカさんに触りたい」 「いいわよ、触って」 「ほんと?ありがとう」 「んっ」 「ふわぁ…凄くスベスベで、髪もサラサラしてて、羨ましい」 「褒めすぎよ」 「ほんとのことだよ」 「なんか顔触ってる」 「沙織さん、それ以上見てはいけません」
2016-05-28 02:47:07「ふふっ、そんなに褒めてもらえるなら、綺麗に保ってたかいがあったわ」 「私も乳液とか使った方がいいのかなぁ」 「あなたには必要ないわよ。私の肌は荒れやすいから必要なだけ」 「そうなの?」 「だって、あなたの肌はこんなにもちもち」 「んむぅ、や、やめ、むぅぅ!」 「あはは、可愛い」
2016-05-28 14:45:48「顔で遊ばな、ぷぅぅ!」 「あら、フグみたいに膨らんじゃった」 「もう!」 「ごめんなさい、またからかい過ぎちゃったわね。何か頼みましょう、おごるから」 「え?そ、そんな、悪いよ」 「いいのよ、お詫びなんだから、それにあなたと話せて楽しいし」 「…エリカさん、ずるい…」
2016-05-28 14:48:33「ん?何が?」 「…何でもない」 「そう?」 「お待たせしました、ご注文は?」 「私はブレンドコーヒーを、ブラックで」 「あ、私はミルクティーを」 「ケーキは?いいの?」 「え?い、いいの?」 「いいわよ、私はショートケーキを」 「じゃ、じゃあチーズケーキをお願いします」
2016-05-28 14:53:38「やっぱりミルクティーが好きなのね」 「こ、子供っぽいかな…?」 「そんなことないわよ、可愛いわ」 「それって子供っぽいってことだよね!?」 「違うわよ。でも、角砂糖の量次第かしらね」 「い、1個だよ」 「あら、減ってる」 「わ、私だっていつまでも子供じゃないもん」 「ふーん」
2016-06-01 13:22:22「お待たせしました、ブレンドコーヒーとミルクティーになります。ケーキはそちらのレーンから運ばれてきますので」 「では、見せてもらおうかしら」 「へ?な、何を?」 「本当に、1個でいいのか」 「だ、大丈夫だもん」 「はい、1個」 「うぅぅ…」 「……」 「…苦いぃ…」 「ぷっふふ」
2016-06-01 13:27:22「あ、うぅぅ…笑った…」 「無理して背伸びするからよ。ほら、あと1つ2つ欲しいんでしょ?」 「うん、欲しい…」 「はい、追加」 「ありがとう」 「相変わらず、甘いのが好きなのね」 「エリカさんだって、苦いのが好きじゃん」 「まぁ、そうね」 「よくそんな苦いの飲めるよね」
2016-06-02 14:02:46「この苦味がいいのよ、眠気も覚めるし」 「分からないないなぁ、絶対甘い方がいいもん」 「そうよね、あなた本当に甘いの好きだものね」 「うん」 「コーヒー飲んだ後でキスすると凄く怒ったし」 「うっ!?ゲッホゲッホ!」 「エリカさんの口にーがーい!やーだー!って」
2016-06-02 14:06:43「もう!エリカさん!」 「あははは、ごめんごめん」 「むぅぅぅ…!」 「あ、ほら、ケーキが来たわよ。機嫌直して、ね」 「…じゃあ、一口」 「え?」 「一口、エリカさんのショートケーキちょうだい」 「しょうがないわね、ほら、あーん」 「あ、いや、自分で食べるから…」 「あーん」
2016-06-03 15:57:09「…あ、あーん」 「どう?美味しい?」 「んんっ!おいひい!」 「それはよかった、じゃあもう一口」 「ええ!?そ、そんな悪いよ…」 「いいからいいから、ほら、あーん」 「あ、あーん…」 「みぽりんにケーキ食べさせてる」 「よせ沙織、そろそろ洒落にならん痙攣になる」
2016-06-03 15:59:59「西住殿ぉ…私は納得できません…」 「私は仲間外れだったのか…いつも3人でいたのに…」 「どうしよう、この凄惨な状況」 「沙織が死体蹴りをしてよりひどくなったがな」 「優花里さん、元気を出してください。みほさんのお姉さんも」 「凄いよね、あのエリカって人。この2人即殺だったもん」
2016-06-04 14:31:56「ねぇ、みほ」 「ん?」 「このケーキ食べ終わったら、こっそり抜け出さない?」 「え?」 「ほら、向こうもなんか賑やかだからばれないでしょ?」 「で、でも、皆に悪い気がするよ」 「少しだけよ。私、あなたと本当の2人きりになりたいの」 「あ、うぅ…」 「ダメ?」 「…ずるいよ…」
2016-06-04 14:34:00