熊本被災地から感じる違和感とその理由など

熊本被災地からは、外部からの支援に対する拒否に近い反応や、避難所運営等における融通の利かなさ、などの問題点が聞こえてくる。それらは単に被災地にありがちな混乱だけに起因してるとも思えず、その背景を探りつつ、解決案を模索する。
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ZF ⚡ @ZF_phantom

この記事中にある、東松島からの応援職員が西原村で何をしたのかを連ツイで要約。東松島職員が最初に気づいたのは西原村の幹部職員の多くが不在で、災害対策本部が十分に機能していないことだったという。 教訓伝える 応援職員 nhk.or.jp/ohayou/digest/… #熊本地震

2016-06-10 21:30:40
ZF ⚡ @ZF_phantom

2)がれきの仮置き場で、重機の運転をしていたのは、住民課の課長。避難所で支援物資を配っていたのは、企画商工課の課長。地震直後の混乱で、幹部職員の多くが目の前の対応に追われていた。 「現職の課長が避難所で対応しているわけですから、行政の仕事が停滞してしまう」 #熊本地震

2016-06-10 21:31:37
ZF ⚡ @ZF_phantom

3)そこで応援職員は、東松島の「災害対策マニュアル」を渡し、指揮をとる災害対策本部の重要性を説いた。その結果、役場の組織を避難所、支援物資など10の班に再編。最も人手を割いていた避難所班は被災者に運営を委ね、村の職員を半分に減らした。 #熊本地震

2016-06-10 21:32:12
ZF ⚡ @ZF_phantom

4)現場から職員が戻ることで、災害対策本部は一気に強化。災害対応だけでなく、生活再建への準備も本格的に動き出した。…だそうです。やはり避難所等は被災者と応援職員+ボランティアに任せて、自治体職員は本来業務(罹災証明その他)に戻るのが誰にとってもメリットが多い。以上。 #熊本地震

2016-06-10 21:33:25

まとめ

熊本の県民性として「肥後もっこす」「自分を表現することや会話することも下手」「他者の世話になることを『見苦しか』と切り捨てる傾向」などがあるとしても、今は非常時なのでどのような立場であっても現状の困りごとを互いにさらけ出し、遠慮なく外部の支援を頼るようにして欲しいと思う。それは個人でも組織でも同じ。その方が全ての関係者にメリットがあるはず。

また、このような地域性は全国のどこが被災地になっても支援活動に影響を及ぼし得るので、支援を行う関係者らもこういった事例があることを知っておいた方がより対策を立てやすいと考える。

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