動物病院アカウントによる、犬猫の飼い主さんに知っておいてほしい梅雨の季節のこと

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藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) @FujiiACC

雨の日が続く時期はつい散歩を控えめにする方が多いですが、犬にとってはストレスがかかり、また排尿を我慢することから、膀胱炎などの泌尿器感染症につながります。極力雨が降っていても散歩には出してあげましょう。また猫もトイレをこまめに交換することで感染症を防ぎ体調管理が出来ます。

2016-06-12 06:33:31
藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) @FujiiACC

犬に最適な湿度は40〜60%です。犬は人間と違って汗腺をほとんど持たず体温調節がしにくいため、高い湿度には要注意です。また、低すぎても乾燥により皮膚炎の原因になったり、咳が多くなり呼吸器系の病気にかかりやすくなります。この時期は気温だけでなく湿度の調節にも気をつけてあげましょう。

2016-06-13 06:44:51
藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) @FujiiACC

梅雨晴れはとても気分が良いですが、湿度が高く、動物には注意が必要です。この時期が一番熱中症が出て来る時です。湿度が高く蒸し暑いため体温の放出ができなくなるからです。雨で散歩に出られなかった子達が久々に外を満喫したら、早めのクールダウンを心がけて下さいね。

2016-06-14 06:49:00
藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) @FujiiACC

普段あまり水を飲まない猫ですが、この時期なるべく多くの場所に水を用意してあげてください。気温が高い時期は体からの蒸散が増えますが、1か所だけの水場で水を飲む機会が少ないと体が脱水気味になってしまいます。脱水すると感染症や尿が濃くなり泌尿器系の病気になりやすくなります。

2016-06-14 06:49:50
藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) @FujiiACC

長毛の猫をサマーカットに刈り込む方がいますが、猫も毛を刈ることにより紫外線の影響を受けやすくなり、耳や鼻の頭にできる扁平上皮癌の様な癌にかかりやすくなる可能性があります。できるだけブラッシングをして、毛玉を作らないようにして、丸刈りをするのは避けましょう。

2016-06-15 07:08:07
藤井動物病院FVMC(WBC動物病院グループ) @FujiiACC

雨の日ににレインコートを着てお散歩に行くワンちゃんが目立ちますが、お散歩後に意外と乾かし忘れてしまうのが足裏と内股です。湿気が残っていると細菌などが繁殖し皮膚炎の原因になるので、ぬれている場合はタオルだけでなく、できれば冷風のドライヤーでしっかりと乾かしてあげて下さいね。

2016-06-15 07:08:58