キャンディ女学園~大倉×丸子~

じゃむ@妄想 @Pretty_Eighter8

【キャンディ女学園】1 ここは美しいとされる女性のみ 入学を許可され、卒業までに 更に美しさに磨きを掛ける為に設立された "キャンディ女学園" の、はずだった…？ 『昨日のヨン様かっこ良かった~♡』 〈貴方ほんとにヨン様好きね…〉 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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2 『横子はどんな子が好きなの？』 〈そうねぇ…隣の高校の生徒会長とか〉 『え、村上？！あのゴリラ？！』 〈ちょっ、やめなさいよ！失礼よ！〉 『横子とは男の趣味が合わないわ~』 生徒会室で美しさと掛け離れた様な 会話をしていると #エイトで妄想 #好きってキモチ

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3 「お前等外まで丸聞こえやで」 〈あら、大倉先生。聞こえてました？〉 「全部バッチリな」 この学園唯一の男性教諭である 大倉忠義先生(理科担当＋生徒会顧問) 〈丸子？大丈夫？顔が赤いわよ？〉 「熱でもあんの？保健室行くか？」 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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4 大倉先生が丸子の額に手を当てると 『大丈夫です！』 急に走って出て行ってしまった 超わかりやすい態度なのに 「熱かな…。ちょっと見てくるわ！」 〈えぇ〉 鈍感な大倉先生に呆れ顔の横子 《何かあった？》 遅れて来たのは… #エイトで妄想 #好きってキモチ

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5 〈安子遅いわよ。今面白い所だったのに〉 《あらあら、見たかったわ~》 何の事か言わなくてもわかるくらい 丸子と大倉先生の事は恒例行事 ――その頃―― 『はぁ、はぁ、疲れた…』 「丸子~」 『げっ』 「何やその顔は…」 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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6 『何で追い掛けてくるんですか！』 再び丸子が走り出すと 後ろから追い掛ける大倉先生 「お前が逃げるからやろ！」 『追い掛けられたら誰でも逃げます！』 「ちょ、来い！」 『うぎゃ』 とうとう捕まってしまい 近くの生徒指導室へ #エイトで妄想 #好きってキモチ

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7 急に個室に連れ込まれてドキドキ してたのもつかの間 「お前熱でもあるんやろ？」 『…え？』 「熱あるのにそんな走り回るなよ」 なぜかお説教をされる丸子 大倉先生の鈍感さをなめてはいけない #エイトで妄想 #好きってキモチ

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8 『はい…』 何か期待したのが馬鹿みたいで シュンと沈みながらその場を離れる ――― 大倉先生への鈍感さに疲れ いろいろと諦めるか迷っていた時 ［好きです！付き合ってください！］ 『え、え？わ、私？！』 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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9 タイミングが良いのか悪いのか、 隣の高校の人に告白された丸子 好きなのは大倉先生だけど なんとなく答えに迷う ［か、考えといてな！］ 結局何も言えないまま男の子は 足早に去って行った それを運悪く大倉先生に見られていた #エイトで妄想 #好きってキモチ

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10 ____ 「これで今日の授業を終わります」 〈起立！礼！〉 「あ、丸子。ちょい来て」 久し振りに大倉先生に呼び出される 『何ですか？』 「この前告白されてたの見てたで」 面白そうに言う大倉先生 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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11 『先生って馬鹿なのね…』 「え？」 『何でもありません。 　要件がそれだけなら帰ります』 丸子は大倉先生に愛想を尽かし あの男の子と付き合うことを決めた 〈本気で言ってるの？〉 『本気！』 《あんなに好きだったのに？》 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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12 『もういいの！大倉先生の事は！』 「俺が何って？」 またまた運悪く大倉先生に見つかり 横子と安子は空気を読んで 直ぐに帰って行った 「なぁ？俺が何って話？」 『別に何も…』 「目泳いでるで？」 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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13 『もう！私の事何とも思ってないのに 　余計な詮索しないでよ！』 ついつい言った言葉に 「何とも思って無い訳ないやろ」 『…ぅえ？』 「鈍感演じてただけで 　お前の気持ちはずっと知ってる」 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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14 『え、は、え、えっ？！』 驚きと恥ずかしさの余り 言葉の出ない丸子を見て 「んは、めっちゃ間抜けな顔してる~」 小馬鹿にした様に笑う大倉先生 『もう！からかってるんですか？！』 少し頬を膨らませて怒ると #エイトで妄想 #好きってキモチ

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15 「ごめんって。あまりにも可愛いから…」 『なっ！//』 固まる丸子を他所に ぐっと距離を縮め 「ずっと両思いやってんで？」 優しく抱き締めながら耳元で囁かれる 『で、でも！そんな素振り…』 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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16 「そりゃ、教師と生徒の 　恋愛はあかんからな。バレへん様に」 『な、なるほど…//』 ずっと抱き締められたまま 耳元で話されたせいで 耳まで真っ赤に染める丸子に 「フーッ」 追い打ちを掛ける様に 耳に息を吹き掛ける大倉先生 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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17 『ひゃあ！//』 慌てて大倉先生から離れるも 直ぐにまた抱き締められ 「やっと抱き締めれてるんやから 　そんな逃げんといてや、傷付く~」 『あ、はぁい…//』 いつもと少し雰囲気の違う大倉先生に ドキドキの丸子 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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18 『(このまま時が止まればいいのに)』 「このまま時が止まればええのに」 『うぇ？！』 心を読まれた？！ 「何となく丸子が思ってる事わかった」 そう言って笑う大倉先生が かっこ良くて直視出来なくて 『そ、そろそろ帰らなきゃ』 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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19 その場から逃げようと大倉先生に背を向け ドアに手を掛けると 「コラ。」 『か、壁ドン…//』 「そんな嬉しいんか、これ…」 ドキドキし過ぎて 逃げることも忘れ何度も頷くと 「んな。こっちは？」 急に視界が歪む #エイトで妄想 #好きってキモチ

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20 えっと、目の前に大倉先生が居て その後ろに天井？ あれ、そう言えば背中が痛い これって… 『床ドン？！//』 「ドキドキする？」 笑いながら問い掛けてくる大倉先生 また頷くだけになるのを見て笑って 「この先はどうする？」 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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21 『この先？！』 「声デカイってw」 『だ、だって…//』 ドキドキしっぱなしの丸子に 超余裕のある大倉先生 「丸子？」 ワントーン低めに名前を呼ばれる 聞こえない振りして顔を逸らす 「こっち向いて」 #エイトで妄想 #好きってキモチ

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22 ゆっくりと大倉先生の方を向く すると ちゅっ 『ん…//』 ちゅっちゅっ 『んんっ…』 くちゅ 『ふぁ…っ//』 予想以上に甘いキスをされてメロメロ… #エイトで妄想 #好きってキモチ

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23 「とりあえず帰ろっか」 『ふぇ…』 無意識に残念そうな声を出す丸子 すると大倉先生は吹き出して笑い 「大丈夫。体火照らせたまま 　家に帰したりせーへんよ」 『？』 頭にはてなマークを浮かべる 丸子の腰に腕を回して引き寄せ #エイトで妄想 #好きってキモチ

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24 「俺の家には連れて帰るけどな」 妖しく笑う大倉先生に また惚れ込んでいく丸子 ______ 横子と安子は… 〈上手くいったかしら…〉 《大丈夫よ！大倉先生に渡したから！》 〈…何を渡したの？〉 《コンドーム♡》 END #エイトで妄想 #好きってキモチ