【期間限定】 #47のべる まとめ

【2016年6月20日~7月3日まで】 #47のべる のタグを使って、実在する公園や観光地のついのべを書いてみませんか? 特定される個人名や企業名を使ってはいけませんが、いつかの思い出の場所、行ってみたい旅行先、など。47都道府県のどこかを思い出しながら。 続きを読む
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sunny_m @sunny_m_rainy

巾着の形をした河原は、巾着田です。 昔はホント、ただの広大な田んぼだったのに。田んぼ潰して子供たちがサッカーするグラウンドが出来て、じいちゃんたちが水車小屋作って、ちょっと見ないうちにズームイ◯朝とかで取り上げられて、観光化されて。 twitter.com/sunny_m_rainy/…

2016-06-21 22:05:21
sunny_m @sunny_m_rainy

秋、赤い花の群生地として有名になった巾着の形をした河原。糸のようなその赤い花は曼珠沙華なんて洒落た名前よりも彼岸花と呼んだ方が馴染む。 この河原を訪れる人が増えた今でも、夕暮れ時には気をつけたほうがいい。薄闇に浮かぶその花の緋が、あちら側へと私たちを誘うのだから。 #47のべる

2016-06-21 21:59:02
sunny_m @sunny_m_rainy

「朝靄、かあ」 早朝の展望台。目当てのものは残念ながら見れなかった。 空は遠く蒼く、昇ったばかりの陽は澄んだあたたかさ。これだけでも十分、素敵だけど。 やっぱり、真白に広がる雲海を見たかった。 「また来ればいい」 残念さを噛み締めつつ、黄金の朝陽を目に焼き付けた。 #47のべる

2016-06-21 22:22:41
綺想編纂館(朧) @Fictionarys

どんたくで初夏が来て、山笠に夏を感じ、筥崎宮の放生会で秋がやってくる。季節が先か、祭が先か、昔から染み付いた感覚は今も相変わらずで。山笠の飾り付けが始まったのを見上げていたら、届いたメールは「久々やけん、皆で集まらん?」。ねぇ、今、同じものをどこかで見てたでしょ? #47のべる

2016-06-21 22:30:29
綺想編纂館(朧) @Fictionarys

@Haruki_Non ありがとうございます!福岡は割とお祭りで季節を感じてる節があります(笑)

2016-06-22 18:34:49
春木のん🪄ふしぎなアンソロ @Haruki_Non

#47のべる 「レッサーパンダが真上にいる!」あんた今どこにいるの、と電話口の母。「ゲージの中にある木の上に渡し橋があって、そこをレッサーパンダが歩いてて、私はその橋の真下にいるんだよ」じゃあ電話なんかしてないで写メ送って、と電話を切る母。いや、かけてきたのそっちじゃん!

2016-06-21 22:35:19
キヨシロウ @kiyoshiro_aoi

「へいらっしゃい!」「まいどおおきに!」「なんやこらおばはんもんくあんのかわれ!」「へいらっしゃい!」「そんなんいやや!」「こりゃあかん!」「へいらっしゃい!」「わあうちこれめちゃすきやねん!」「おかんおなかすいた!」 #47のべる 感嘆符で賑わう通りのここそこでビリケンが笑う。

2016-06-21 22:53:30
春木のん🪄ふしぎなアンソロ @Haruki_Non

@kiyoshiro_aoi 会話だけでどこだかわかるのも面白いですね(^o^)

2016-06-22 10:55:56
きぃちょん @ki_chon

#47のべる 「西南戦争の弾丸の痕。あの石。ほら、あの穴がほげてるの…」あの時の君の表情は、目が点になるというのの見本のような顔だったよね。それから方言を隠さなくなったっけ。あれから何年経ったのか。今、君はどうしているのだろう。あの石は何処かに埋もれてしまっているのだろうか。

2016-06-21 22:54:01
北城 駿 @shun_kitashiro

最近ドタキャン続きだった彼女と久しぶりに吉祥寺でデート。井の頭公園で「ねえボートに乗ろうよ」と誘う彼女に、「やめとこう。井の頭公園のボートに乗ったカップルは別れるって都市伝説あるんだよ」と僕が拒もうとしたら、「だから乗るんだよ」そう言って彼女は笑顔で僕の手を引いた。 #47のべる

2016-06-21 23:29:31
空と旅人 @inoue_sp

黒猫が前を遮った。お城に入ってはならぬと言うのだ。三の丸広場を窺うと巨大な白く美しい猫が歩いていた。何百匹も猫を従えて。私は恐ろしさ震えた。黒猫が言うには、姫路城大天守に今まで殿様が住んだことは無く、住んでいるのは刑部姫だと。 何百年生きているのだ、あの猫は。 #47のべる

2016-06-22 01:45:51
ヱニス @solologue

#47のべる 初午は僕らの特別な日。擦傷兵器鬼おろしで大根人参をワイルドにすり下ろし、新巻鮭のお頭や節分豆に短冊油揚げ等諸々鍋へブチ込みめっちゃ煮る。酒粕撹拌で出現した吐瀉物もとい縁起物は稲荷に供す。半分冷凍で日本酒の肴に美味、七件食べ回れば無病息災。どえらい郷土食がここにある。

2016-06-22 05:25:45
春木のん🪄ふしぎなアンソロ @Haruki_Non

@solologue たべたことありませんが、味は、美味しいんですよね…?

2016-06-22 10:59:31
ヱニス @solologue

@Haruki_Non 県民でさえきのこたけのこ以上に好き嫌いの別れる食べものです。しもつかれで画像検索しますと見た目がきつい。僕は非常に美味しいと思っていまして、買ってきたり自分でもたまに作ります。複雑なレシピでもないのに家庭毎の出来具合が驚くほど異なる、まさにそのお家の味。

2016-06-23 04:40:50
川内 祐(かわち ゆう) @kawachiyuu

年に一度、何万の人がリュックを背負い、軍手をはめて青磁を手に取る。故人の魂込められた器に、己の生命になる肉を草を如何に盛るか思案しつつ。「これは四百年前に海を渡った皿です」と店主が言えば、その歴史に目を細め、人の生命の儚さを知る。それは草や肉ほどに美しく成りうるか。 #47のべる

2016-06-22 09:40:16
雨谷 映 @_amgyhar_

いつもは閑散とした湖畔が、夕方には人で溢れていた。湖の向こうまで届きそうなほど、それぞれが楽しみな気持ちを膨らませていた。夜。打ち上がる花火。湖面に映ってふたつになる。明るさも美しさも歓声も。別に花火は好きじゃなかった。けれど自然と、来年もまた来ようねと約束していた。#47のべる

2016-06-22 11:19:49
やえした みえ @mi_25_s

都内某公園、十数年前の午前4時。まだほの暗い森の中、仕掛けたトラップにかかっている可哀想な甲虫たち。実は、隣の君が熱帯魚を飼う水槽の、先住民。あの時の木を見て懐かしいと呟けば、何かあったのかと君は聞いた。 別に。 そう答えなければ、虫嫌いの君は卒倒してしまうだろう。 #47のべる

2016-06-22 13:09:24
七歩 @naholograph

地獄で魂を抜かれながら思い出していたのは君の「大嫌い」。二人で来るはずだった。足湯につかってプリンを食べて。地獄が本当は天国であるように君の嫌いが好きならいいのに……なんてバカ。体が幸せだとどうにも前向きに考えちゃって。よし謝ろう。お土産にとり天買ってくから許してよ。#47のべる

2016-06-22 13:48:56
和泉結枝 @0izumiyue0

帰り際、ビルの壁面にあるサイネージのニュースが目に入った。急坂を勢い良く下る巨木、土煙の中わき立つ氏子達。御柱祭の年だったか。そういえば去年は善光寺の御開帳だった。全国ニュースで見るの、まだ少し不思議な気持ちになる。今ならあの日辛過ぎた地酒も、美味しく飲めるのかな。#47のべる

2016-06-22 19:17:23
ちとせ @chitoseyuri

高校時代に夢中で読み耽った小説の始まりは鎌倉だった。遠い海辺の美しい町に思いを馳せ乍ら未だ見ぬ材木座海岸の潮騒を耳の底に聞いた。九月の暑い日、初めてこの古都の駅頭に立った時、私は夫の傍で娘を抱いていた。ビルの並ぶ目の前を見渡し乍ら身体ごと十六の少女に返る思いがした。#47のべる

2016-06-22 23:12:38
ちとせ @chitoseyuri

「永平寺はいいぞ。」度々父は言った。夏の早朝、母と弟を日帰り旅行に招待する事になった。「お父さんに悪いね。」働き通しの母が弟と並んで興奮を隠せずにいた。折り合わぬ父のいない所で母と過すのが私は嬉しかった。福井駅はひどく蒸した。修行僧らしい若者が漫画を立ち読みしていた。#47のべる

2016-06-22 23:37:42
ちとせ @chitoseyuri

傘松閣の天井に息を呑んだ。無数に割られた井桁の一つ一つに極彩色の花が描かれている。のち幾度となく思い出しては愉しんだ。長身の修行僧に導かれ、磨き込まれた廊下を歩いた。仏殿で母はしっかりと手を合せた。病む弟の幸せ一つを祈っているのだ。若白髪を見乍ら涙を堪え兼ねた。#47のべる

2016-06-23 00:00:36
ちとせ @chitoseyuri

海を渡る。北の都は静かに手を広げて迎えてくれた。二十歳半ばの小娘は、数日でも独りになって自分と話がしたかった。向ける相手すらない恋に思うさま浸りたかった。人波に紛れ、歩き通しに歩き乍ら独りはやはり寂しかった。街角のあちこちから「氷点」の陽子や徹が手招きする様だった。#47のべる

2016-06-23 00:32:04
ちとせ @chitoseyuri

上りは「はるにれ」、下りは「こぶし」。ロープウェイは家族連れで満員だった。一人旅は私だけかも知れなかった。六月とはいえ山頂は寒い。土地のイントネーションを温かく聞き乍ら、ここにいる自分が不思議だった。絵葉書の様に札幌市街を見おろして、憧れても私は他所者なのだと思った。#47のべる

2016-06-23 00:59:48
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