幻鏡戯言

エドワード・ハイド @666_19XX

☯お知らせ☯ 6/26(日)、7/1(金)共に夕方から深夜にかけて、【@_jekyll__hyde_】と合同で企画を行います。生前から現在までの〝ふたり〟を追ってゆく企画です。割とガチなシリアスです。#JH_01 #JH_02 pic.twitter.com/lgbfew9uZR

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Hyde @_jekyll__hyde_

☯まもなく、18:30より、Jekyll＆Hyde企画『幻鏡戯言』 を開始いたします。 この企画はジキルとハイドの過去から今に至る物語を紡ぐものです。 ※時系列に分けてアイコンが変わります。 ※タイムラインを企画で埋める場合がございます。その際、対策としてミュート、ブロック推奨

Hyde @_jekyll__hyde_

@_jekyll__hyde_ なお、一日目は#JH_01 、二日目は#JH_02 、とタグをつけております。たどるとき等、ご利用ください

エドワード・ハイド @666_19XX

☯Jekyll＆Hyde企画『幻鏡戯言』 ❶日目開始☯ #JH_01

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ヤヌスの仮面、シャムの双子、二重人格、後世には色々と囁かれているようだね…本日はこのような席にお集まり頂き恐縮です。退屈でしたら何時帰って頂いても構いませんので。 「僕が体験した悪夢――僕の人生総てとも言うべき、【善と悪】の話を致します。」 #JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

口調が硬い？それは大変に失礼を、性分でして。(こほん、と咳払いをし口元に手を当てると憂いに眼を細め、眉を下げて)とは言っても…どうやらこのお話は余りに有名らしい。 それを今更、掘り返して何になると言うのか。―――ねぇハイド。しゃしゃり出たがったのは君だろう。 #JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

ハッハァ愉しいだろォ？ジブンの醜態、改めて晒すのは。掘り返すさ、今夜の主役は俺！傷口に塩塗って抉って犯して喰い散らかすのがシュミなんでなァ！紳士サマも淑女チャンの皆々様も今宵はハメ外して乱交パーティとしゃれ込もうじゃねぇの。#JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

…嗚呼、――もう。答えなくて、いい。お前に話題を振った僕が莫迦だったから、眠っていておくれ。永遠に。 #JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

善と悪？オマエが善人？は。笑わせんな、タダの偽善者と犯罪者だろーがよ。ココに来ても救えねぇのな。…なァんて、ククッ、辛気臭ぇツラシてんなよ。愉しく行こうじゃねぇの、さァ――お手手繋いで、ハグハグシて、肩を組んで、一緒に。#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

吐き気を催すような―――、 　　　　「鳥かごを欲した、狂った小鳥の話をしよう」 #JH_01 pic.twitter.com/Y7nqUN7vqm

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……………………。 #JH_01

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幼き日。馬車に潰され、瀕死の雛鳥を見つけた。 #JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

周囲を見渡す、誰も見ていない。きっと、親鳥すら見ていない。まるで、世界に僕独り。僕はその弱った生命を手に取り ────首を折った。 この小さく温かな手の中で。可哀想だったから、これ以上苦しむのを見ていられなかった、どうせ、どう手を尽くしたところで助からないから。 #JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

…その快感が忘れられなかった。 #JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

赤と緑のビロード。幕が上がる――血塗られたロンドンで、薬に溺れた紳士が闊歩する。#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

吐く息は熱く、激しく杖を地面に叩きつけて、大きなコートの裾を地に付けふわりと、ダンスを踊るように、光に群がる羽虫のように、何かに魅せられたように薄っすらと狂気の嘲笑を浮かべ七色の霧の中に融けてゆく。#JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

ああ、今のうちに言っておくね。ぼくらに反応をくれても、返せない時がある。君らと話すための時間も後に物語の中で設けるからぜひそこで。

エドワード・ハイド @666_19XX

右手にナイフを、左手に花束を、背中に鳥羽色の悪魔の羽を――闇の中、地に伏した幼子を踏み躙る。#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

嬌声のような甲高い悲鳴と足裏に伝わる柔らかな心地、骨の軋む音がこの上なく耽美で脳が蕩け、どうにかなって仕舞いそうだった。卑猥な事を言えば、主張したソレをブチ込んで仕舞いたかった。なんて、なんて、なんて――愉しい悪夢！#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

―――ひひ。#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

なァ、ジキル。臓物の味を知ってるか？温かく激しく踊る心臓をこの手で握り潰したコトは？あァ女も暫く抱いてねぇな。歓楽街に乗り出そう。札束バラ撒いて兎に角高ぇ酒開けて、夜も朝も昼もずっとずっと呑み明かそう。ただソレだけすりゃあ、この街は俺のモンだ。このカラダは俺のモンだ！#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

馬鹿騒ぎを始めよう。今宵はオレ様ちゃんの生誕祭！なんっつー開放的なキブンだ、暴れようぜ犯そうぜブッ殺そうぜ！全部出来る！イマなら何だって出来る！#JH_01

エドワード・ハイド @666_19XX

あァ、俺のナマエ？そうだな、仮に『エドワード・ハイド』とでも名乗っておくか。#JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

…聖書は、一字一句惑わず言えるほど読み込んできたし、ミサにも欠かさず通っていた。根っからのキリスト教徒という訳ではないが、神の存在――いや、【世界を動かしている、構成しようとしている何れかの存在】は頭の片隅で信じていた、…感じていた。 #JH_01

Hyde @_jekyll__hyde_

ひとつ、聖歌隊に入っていた幼少の頃の話。神に捧げる歌を唄うメンバーは童貞処女でないといけない、という暗黙のルールがあった。 #JH_01